写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2584列車 「 甲130 東京メトロ2000系(2139f)の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

東武鉄道からの車両受注が近畿車輛へ為された

という話が流れておりまして、界隈は野田線

向けの80000系なのか、大師線向け新形式の方

なのか、噂話に花が咲く様相でございます。

 

東京メトロ13000系からのご縁により70000系

の納品で実績が出来ました東武鉄道との取引。

 

当然ながらワタクシと致しましては、話が真実

であれば施行されます甲種輸送が楽しみとなる

次第でございます。

 

少し先の話になりますが、伊予鉄の新製車両は

船便なのか甲種輸送になるのか。

 

近車での落成案件としましては寧ろ、そちらが

気掛かりだったり致します。

 

案外JR四国の新形式気動車と高松まで併結、と

なったりすれば個人的には熱く燃える

話なのですけれどねぇ。

 

 

さて、今回の更新は26日に近畿車輛にて落成し

根岸を経て横浜本牧まで甲種輸送されました

東京メトロ2000系につきましてご報告させて

いただきます。

 

東京メトロ2000系は丸の内線で活躍する現行

車両02系を置き換える目的で2018年に最初の

編成が日本車輌にて落成、搬入されました。

 

以降第32編成までは日車にて、第33編成から

近畿車輛での製造となりました。

 

途中、第39〜42編成の4本が飛ばされる形で

第52編成まで製造された後、カウントダウン

するかの様に42編成→39編成の順で

落成しております。

 

そしてこの日、ついに最後の編成となります

第39編成が輸送されたのでございます。

 

 

2024-01-26 281系+271系

撮影すべく向かいましたのは久々に布陣する

裏調子、早速関空からの上り特急となります

列車がやって来ました。

 

特急はるかに使用されます281系は現在1編成が

ラッピングを解除され、白無垢姿になりますが

それ以外は依然としてハローキティが描かれて

おります。

 

後方の3両は近年に増備された271系でして

こちらもまたラッピングが施されております。

 

 

2024-01-26 683系ほか12両

続きましては北陸へ向かう下り特急を狙って

みました。

 

お天気が今一つとなっておりましたので、勝手

知ったるこのショバに来たのでございますが

実は陽が沈みかけておりますこの時間、丁度

雲が抜け始めてきたのでございます。

 

曇るか晴れるか微妙な状況でございましたから

聖地・調子踏切よりも裏調子の方が柔軟に対応

出来る、と踏んで此方へ布陣致しました。

 

 

2024-01-26 223系ほか12両

照り始めた陽光に対処すべく、レンズを広角に

致しまして本番前最後の練習電を撮影、中々に

微妙な光線具合となりました。

 

これはこれで良い明るさの撮影となりますが

斜光線ゆえ2000系の赤色が表現し難いのが

困り所となる訳でございます。

 

この状況下で本番を迎えるのかな、と思って

構えておりましたら再び雲が近づいて来まして

レンズの選択に迷います。

 

中望遠で1スパン奥で切るか、このまま広角で

引きつけて撮影するか…悩ましく迷っていると

遠くにPFのライトが見え、レンズを替える

機会を逸してしまいました。

 

 

2024-01-26 9866列車

遠目からの一コマはご挨拶でございます。

 

PFが赤い電車を牽引する場面もこれでついに

見納めとなりますので、悔いの無い様にと

先ずご挨拶からスタート。

 

手前の畑には農家の男女が麦畑ごっこに勤しむ

姿が見て取れます。

 

嘘ですごめんなさい、真面目に農作業を為さる

姿でございますね。

 

すぐにレンズを引いて構図を組み直し、決めの

コマを狙います。

 

 

2024-01-26 9866列車

今回の〆。

 

EF65 2096の牽引する東京メトロ2000系最後

となる編成の甲種輸送でございます。

 

丁度、列車上方に雲が途切れた晴れ間が広がり

そこに釜の頭を合わせ撮影してみました。

 

陽光も雲が薄く掛かる事で眩しくも暗くも無い

色出しに都合の良い塩梅となってくれまして

大変有り難い事でございました。

 

 

2024-01-26 9866列車

オマケ。

 

このショバはケツ打ちが困難を極めますので

無理矢理に最後尾を撮影し、オマケとして扱う

事にさせていただきます。

 

日車製造分は2編成しか甲種輸送の撮影に参戦

出来ませんでしたが、近車落成分は全編成の

撮影が叶いました。

 

月に1、2度のペースで新製されておりました

東京メトロ2000系でございますが、これにて

全52編成が出揃った事となります。

 

もう見る事が無いであろう、養生された前面を

見送りましてワタクシも撤収となりました。

 

 

オリンピック開催を目処に各所で行われました

車両更新に伴う新製も、粗方終わりましたから

関西から関東へ向かう新製出場の機会も次年度

以降、落ち着くのでございましょう。

 

件数は更に落ち込む事が予想されますが、故に

甲種輸送案件は今後も都度、丁寧に撮影して

いきたいネタであると考えております。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!