写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1495列車 「 観光列車 伊予灘ものがたりを狙う 2020・お盆 予讃線紀行その8 」

この列車へご乗車いただき、

ありがとうございます。

 

 

赤字、嫌な言葉でございます。

 

経済活動におきまして収益よりも支出が

大きい場合、一目でわかる様に赤い文字で

記載する事から広く使われる様になった

言葉でございます。

 

お仕事をする上で、お役所も含めて赤字を

回避する宿命からは逃れられません。

 

利益を出さねばならない事業であれば

赤字である事=事業が失敗である、と

結論付けられます。

 

JR四国赤字経営もかなり深刻だという話を

耳に致します。

 

あの手この手で少しでも収益を出すべく

企画が為されている事でございましょう。

 

そんな企画の中での成功例が、観光列車の

ブランド化でございましょう。

 

沿線の絶景を眺めながら、地元の食材を

車内で贅沢にいただくというプチセレブな

観光列車は現在、ものがたりシリーズとして

3本が運行されております。

 

その中でも元祖にして唯一、キハ47形を

種車に運行されておりますのが予讃線

観光列車、伊予灘ものがたりでございます。

 

 

さて、今回の更新はやっと辿り着きました

予讃線紀行の最終回となります、伊予灘

バックに観光列車を狙いましたご報告と

なっております。

 

 

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2020-08-14 8912D

元々ここへはあの頃の青に出会うべく

布陣しておりましたので、ついでに

観光列車もさつえいするか、という

気楽さで居残り撮影に興じておりました。

 

お日さまの向きも観光列車の来る時間には

かなり移動してしまい、トップ気味の

光線になりますので青さが物足りません。

 

 

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2020-08-14 8911D

この日は朝の内に伊予大洲へ向かいます

観光列車も仕留めておりました。

 

キハ47形を改造した列車という事で現在は

グリーン車としてキロ47形を名乗ります

この2両。 

 

面は影になりますが、特徴的な側面の塗装を

主題として取り敢えず編成を狙いました。

 

 

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2020-08-14 8912D

流石は観光列車なだけは有り、眺望が

素晴らしい橋梁ではゆーっくりと進み

表題から構図を変えて撮影が出来ました。

 

空と海の境が曖昧な青い中を進む列車、と

いう事で空を大きく取り入れた構図にして

もう一度狙っております。

 

列車はこの後、駅からの眺望が売りの

灘駅にて観光タイムとなりますので

その間に列車を追い抜いて

更に狙ってみる事と致しました。

 

 

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2020-08-14 8912D

こちらも前日のロケハンで見つけておいた

海バックの撮影ポイントでございます。

 

足回りは夏草に隠されますし、ミニスカから

僅かに覗く下着の様にチラリとしか、海も

見えないのですが、美しい空の青さを構図へ

入れて仕留めてみました。

 

 

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2020-08-14 8912D

オマケ。

 

クルリと振り返りますと、集落の踏切を

観光列車が過ぎ去っていくシーンが妙に

昭和っぽくてノスタルジーを感じまして

コマを切っておりました。

 

こういうシーンには、観光用に改造されても

キハ47形の顔の方が似合う様に思えます。

 

32や54だと四角くて…

 

 

この撮影後、車を走らせて再び列車を

追い抜きまして、〆の1発を

狙う事と致しました。 

 

 

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今回の〆。

 

夏といえば海と山、という事で最後は

夏の山をバックにして〆の撮影を終え予讃線

非電化区間でのミッションを終了する事と

なりました。 

 

長かったですねぇ、予讃線紀行。

 

もう2月でございますよ。

 

あれから半年経ってしまいましたが

実はこの度、まだまだ続くのでございます。

 

次回の遠征記事では

90年代、世間の話題を独占していた

あのドラマについて語って参りたいと

思う次第でございます。

 

 

それでは、この列車へご乗車いただき

ありがとうございました!