写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1603列車 「 ロンチキ!万富工臨の返空を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



JR九州が導入すると噂の例のアレ、どうやら

近い内には動きがありそうでございます。


当然ながら平日ですから、何とかお休みを

もぎ取れないものかと画策する今日この頃。


お仕事中にチョイ抜けしての鉄活が出来る

有難い立場ではございますが、気軽に?休暇を

取れない点が苦しい所でもありまして。


隣の芝は青く見える、と申します様に

自分は周囲よりも不利益を被っている、と

考えだすと負のスパイラルへ陥ります。


恵まれているなぁ、と日々に感謝しつつ

粛々と撮影を重ねる方が精神的に健全かとも

思う所でございます。


鉄活の都合がつかなくても仕方がない、縁が

無かったと潔く諦めて気持ちの切り替えが

出来るのも大切な事なのでしょうから。



さて、今回の更新は先週の土曜に朝練で

撮影しておりましたロンチキについての

ご報告となっております。


工臨返空の撮影がハイシーズンに入った途端の

入梅ではございますが、土砂降りでなければ

露出もそこそこ稼げる点が今の季節の良い所。


そんな訳でお天気が微妙な予報の中でしたが

朝練に出掛けて参りました。


 

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2021-05-15 工9390列車

DD51 1109が緩い朝日を受けて、エプロンが

後端に付いたロンチキを牽いて来ました。


前日の午後に2段積載で向日町を発しました

ロンチキですが、そちらはお仕事の都合が

付かずに不参戦。 


山陽本線の万富で折り返して来ます返空のみ

仕留める事が出来ました。


背景にそびえる天王山の、濃淡が付いた緑が

新緑の季節を主張するこの季節。


良い記録を残せました事に感謝でございます。



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2021-05-15 3097列車 

この日のファーストショットは北陸へ向かう

コンテナ貨物をEF510-23が牽引します

シーンでございました。


露出が低く、微妙にブレてしまい釜番が

読み取り難い結果となりました。



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2021-05-15 試9366D

続いては加古川線の検測を終えて、向日町へ

戻りますキヤ141のG1編成を仕留めます。


この時間になりますと雲間から朝日が仄かに

辺りを照らす様になりまして、露出も上がり

朝の空気感が漂うシーンを切り取る事が

出来ました。


この後にロンチキがやって来ます。


上流で構える鉄仲間の方から、通過報告を

いただきまして気合いが入ります。


太陽もそんな空気を読んでくれたのでしょう、

やおら雲を押しのけて緩いながらも光線が

射し込み始めたのでございます。


よし、勝利よ!


そう確信した刹那、聖地の踏切が鳴り始め

遠く名神クロスのカーブを抜けた凸のライトが

見えて参りました。



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2021-05-15 工9390列車

今回の〆。


表題から引いた構図でもう一度でございます。


聖地・調子踏切に於けます文句なしのロンチキ

撮影となりました。


ご一緒致しました皆様との、待ち時間の歓談や

練習撮影、そして上流からの通過報告と、

多くの皆様に支えられて成立致します鉄活には

只管に感謝でございます。


これからも末永く、こうした時間が過ごせます

事を、心から願う次第でございます。



この後には、山陰・福知山方面から定尺チキの

返空がありますので、引き続き居残って

撮影と歓談を楽しむ事と致しました。


そちらの模様はまた日を改めて、ご報告を

申し上げる次第でございます。



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!