写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1631列車 「 回5-1 大物車シキ801(B2梁)の送込み臨貨を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

実は梅雨入り宣言が早まって出しただけで

ほんまの梅雨これからなんじゃないのか、と

そんな気にさせますここ数日の関西。

 

まとまった雨では無く、常に雲が空を覆い

思い出したかのようにサーッと降っては止む

イヤラシイ雨模様でございます。

 

平日は雨、休日は晴れならまだ喜ばしいと

思えるのですが、なんで終末ばっか悪天候

なるのでしょうかねぇ。

 

 

さて、今回の更新は愚図ついた空の下

2か月ぶりの来阪となりますシキ801の

送込みとなる臨貨を撮影致しました

ご報告となります。

 

現在の関西には西浜ー大阪貨物ターミナルで

変圧器の輸送を担うシキ850が来阪しており

それとは別件で今回シキ801が来たという

事になります。

 

低床梁のシキ850も良いのですが、やはり

大物車特有の吊り下げ梁を持つシキ801は

圧倒的なサイズ感を感じさせます。

 

まずはそのシキ801が見やすいインカーブで

狙ってみました本日のショットから。

 

 

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2021-06-19 9183列車

大宮更新色のEF65 2085が牽引して大阪の

安治川口を目指しますシキ801。

 

梁の巨大さもさる事ながら、足回りの

ウゾウゾ~っとした輪軸が目立つシキ801と

白ドレスをまとうロクゴが対照的な編成で

思わず見とれてしまいます。

 

この撮影の前には、前夜に京都貨物駅

やって来ますシーンも仕留めるべく闇鉄を

楽しんでおりました。

 

 

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2021-06-18 9863列車

駅のホームを速度を落として通過します

シーンを仕留めておりました。

 

釜の足回りに線路間構造物が掛かりますが

立ち位置的にはどうしようもないので

気にせずにそのまんま撮影しております。

 

反ってシャッターを切るタイミングが

この構造物を目印にして計れますので

有り難い所でもありました(笑)。

 

 

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2021-06-18 9863列車

引いた構図でもう一度。

 

この日、お仕事を終えて闇鉄に向かおうと

思いながら居間で食事をしておりますと、

娘たちとカミさんがキャッキャと何やら

楽しそうにしておりました。

 

話を聞いてみますと、娘たちのお化粧技術

向上の為にカミさんが講習を開いている様で

盛り上がっておりました。

 

丁度良いわ、アンタこっち来て。と

呼びつけられまして食後は実験台にされて

気が付きますとシキ通過まで40分しかない

切羽詰まった状況となりました。

 

軽くお化粧を落として身支度をし、

ダッシュで駅へと向かいます。

 

この時ほど、世の中がマスク社会になって

良かったと思った事はございません。

 

あのオッサン、化粧してるやん…と

指さされなくて済みましたから。

 

 

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2021-06-18 9863列車

そんな訳で現着ギリギリで間に合いましたが

良いポジションは既に埋まっておりまして

妥協する事となりました。

 

とは申しましても構造物がチョイと釜に

掛かる程度で済みましたのでOKの範囲と

捉えておりますが。

 

で、明けて本日。

 

ワタクシはお仕事でございまして

しかも午前中は基本的に会社内で作業が有り

外へ出掛ける事が出来ません。

 

シキの撮影は無理かな…と半ば諦めていた所

急な要件が入って参りまして外出せねば

ならなくなりました。

 

ならばついでにシキの撮影も出来るんじゃ?

という事でマッハの速度で用件を片付けて

最寄りの沿線へと向かいました。

 

 

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2021-06-19 親子パンダくろしお

待っている間に通過して行きましたのは

久しぶりの遭遇となりました親子仕様の

パンダくろしおでございます。

 

相変わらずキモ可愛いデザインでして

この列車だけは無灯火で走った方が

可愛いのにな、と思わせます。

 

そして親子パンダを見送った後は

いよいよ本番でございます。

 

 

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2021-06-19 9183列車

表題から引いた構図でもう一度。

 

貫通扉の塗装剥げが気になる2エンドを

先頭にしたEF65 2085に牽かれますシキが

見た目とは裏腹に軽快なジョイント音を立て

目の前を通過して行きます。

 

よし、次はバックショットだ!と

ファインダーを覗きながら身体をよじり

後打ちを狙ったのでございますが…

 

 

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2021-06-19 9183列車

オマケ。

 

ケツ打ちを狙うその刹那、内側線を猛追した

普電がブロックを噛ましてくれました。

 

シキと普電の共演でございます。

 

最後の最後にやられてしまいました…

 

 

そんな訳でオチの付きました今回の撮影。

 

この後、シキ801はトランスミッターを

どちらへ輸送する事になるのか、そちらも

注視する必要がございますね。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!