この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
実は梅雨入り宣言が早まって出しただけで
ほんまの梅雨これからなんじゃないのか、と
そんな気にさせますここ数日の関西。
まとまった雨では無く、常に雲が空を覆い
思い出したかのようにサーッと降っては止む
イヤラシイ雨模様でございます。
平日は雨、休日は晴れならまだ喜ばしいと
思えるのですが、なんで終末ばっか悪天候に
なるのでしょうかねぇ。
さて、今回の更新は愚図ついた空の下
2か月ぶりの来阪となりますシキ801の
送込みとなる臨貨を撮影致しました
ご報告となります。
現在の関西には西浜ー大阪貨物ターミナルで
変圧器の輸送を担うシキ850が来阪しており
それとは別件で今回シキ801が来たという
事になります。
低床梁のシキ850も良いのですが、やはり
大物車特有の吊り下げ梁を持つシキ801は
圧倒的なサイズ感を感じさせます。
まずはそのシキ801が見やすいインカーブで
狙ってみました本日のショットから。
大宮更新色のEF65 2085が牽引して大阪の
安治川口を目指しますシキ801。
梁の巨大さもさる事ながら、足回りの
ウゾウゾ~っとした輪軸が目立つシキ801と
白ドレスをまとうロクゴが対照的な編成で
思わず見とれてしまいます。
この撮影の前には、前夜に京都貨物駅へ
やって来ますシーンも仕留めるべく闇鉄を
楽しんでおりました。
駅のホームを速度を落として通過します
シーンを仕留めておりました。
釜の足回りに線路間構造物が掛かりますが
立ち位置的にはどうしようもないので
気にせずにそのまんま撮影しております。
反ってシャッターを切るタイミングが
この構造物を目印にして計れますので
有り難い所でもありました(笑)。
引いた構図でもう一度。
この日、お仕事を終えて闇鉄に向かおうと
思いながら居間で食事をしておりますと、
娘たちとカミさんがキャッキャと何やら
楽しそうにしておりました。
話を聞いてみますと、娘たちのお化粧技術
向上の為にカミさんが講習を開いている様で
盛り上がっておりました。
丁度良いわ、アンタこっち来て。と
呼びつけられまして食後は実験台にされて
気が付きますとシキ通過まで40分しかない
切羽詰まった状況となりました。
軽くお化粧を落として身支度をし、
ダッシュで駅へと向かいます。
この時ほど、世の中がマスク社会になって
良かったと思った事はございません。
あのオッサン、化粧してるやん…と
指さされなくて済みましたから。
そんな訳で現着ギリギリで間に合いましたが
良いポジションは既に埋まっておりまして
妥協する事となりました。
とは申しましても構造物がチョイと釜に
掛かる程度で済みましたのでOKの範囲と
捉えておりますが。
で、明けて本日。
ワタクシはお仕事でございまして
しかも午前中は基本的に会社内で作業が有り
外へ出掛ける事が出来ません。
シキの撮影は無理かな…と半ば諦めていた所
急な要件が入って参りまして外出せねば
ならなくなりました。
ならばついでにシキの撮影も出来るんじゃ?
という事でマッハの速度で用件を片付けて
最寄りの沿線へと向かいました。
待っている間に通過して行きましたのは
久しぶりの遭遇となりました親子仕様の
パンダくろしおでございます。
相変わらずキモ可愛いデザインでして
この列車だけは無灯火で走った方が
可愛いのにな、と思わせます。
そして親子パンダを見送った後は
いよいよ本番でございます。
表題から引いた構図でもう一度。
貫通扉の塗装剥げが気になる2エンドを
先頭にしたEF65 2085に牽かれますシキが
見た目とは裏腹に軽快なジョイント音を立て
目の前を通過して行きます。
よし、次はバックショットだ!と
ファインダーを覗きながら身体をよじり
後打ちを狙ったのでございますが…
オマケ。
ケツ打ちを狙うその刹那、内側線を猛追した
普電がブロックを噛ましてくれました。
シキと普電の共演でございます。
最後の最後にやられてしまいました…
そんな訳でオチの付きました今回の撮影。
この後、シキ801はトランスミッターを
どちらへ輸送する事になるのか、そちらも
注視する必要がございますね。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!