写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1640列車 「 特4 シキ850Dの変圧器輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 


ツールドフランスで開幕早々の大転倒には、

大変に胸が痛みますがallez opi omiの女に

下されるであろう制裁も気になります。


軽率な行動によって引き起こされる大事故と

付随する巨額の賠償による社会的な死は、普段

鉄活する我々にも他人事では無いでしょう。


列車の窓から手を出す、沿線での無茶な撮影

など、軽いお巫山戯から引き起こされます

大きなトラブルを常に意識して気を引き締め

なければ、第二のallez opi omiとなります。



しかしながら、転倒した選手には大変申し訳が

無いのですがあの看板を掲げる女の、満面の

笑みには失笑を禁じ得ません。


直後に人生が破綻する程の事故を引き起こすと

微塵も考えていない、アホな顔が世界中に

晒され視聴者から笑われるという悲劇。


allez opi omiは直訳致しますと、頑張れ爺さん

婆さん、になるのですが祖父母からはきっと

お前が頑張れよ…と返されている事でしょう。


現場からは逃亡したそうですが、あれだけ

バッチリ映っている以上、捕縛は時間の問題と

思われます。


早期の解決は勿論、今後のツールドフランス

影が射さぬ事を願うばかりでございます。



さて、今回の更新は日曜早朝に仕留めました

変圧器を積載した特大貨物輸送の模様について

ご報告させていただきます。


この特大、今回は13日、20日、27日と3回の

設定が組まれましてシキ850がD梁仕様で来阪

する事となりました。


当初のスジでは、深夜3時過ぎに吹貨タへと

到着する筈だったのですが、13日は先行する

54レの釜が異音検知により遅延が発生して

特大も朝スジで撮影する事となりました。


続いて20日は何故か時変が掛かり、13日同様の

朝スジへ移行してしまい、山陰へ向かう予定の

ワタクシはタイムアップで撮影出来ず。


シキの牽引を担う釜がDE10 1561から同じく

岡機のDE10 1743へ変わった為、撮影せねば

ブロガーの名折れとばかりにこだわっていた所

悔しい空振りとなりました。


そんな訳で最後のお札となります27日、何と

しましても仕留めねば気が収まりません。


当初の予定では27日は広島再訪を計画して

いましたが、これを破棄してシキ撮影に

挑みました。



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2021-06-27 9170列車

13日と同じ構図にこだわり、釜番だけが異なる

この日の特大を念願叶い仕留められました。 


夜明け直後、曇り空で露出は厳しいですが

晴れますと側面黒潰れとなりますから、これで

OKでございました。


雨もポツリポツリと落ちて来たのですが、幸い

降り出す事もなく平穏な撮影となりました。



実は今回の列車も、雑誌アプリの事前情報では

深夜スジで配信されておりました。


ただ鉄仲間さんからは、スジは朝だよん、と

聞いてもいましたので、そのつもりながら一応

深夜に吹田へ確認をしに向かいました。


 

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2021-06-27 3093列車

銀ゴトーEF510 509が新潟へ向かう定期列車の

先頭に立ちますこの日の3093レ。 


吹貨タはシキがやって来る気配も無く、ここで

落ち合うブログ友の熊の氏と、やはり朝のスジ

だね、という事で13日に撮影しましたポイント

へ向かいました。


列車がやってくるまで、2時間ほどの待ち時間

でしたが、熊の氏と鉄活やプライベートな話で

盛り上がりアッという間に過ぎ去りました。


気を抜いて下ネタ満載な会話が出来ます

数少ない鉄友でございます熊の氏には

この場をお借りしまして感謝申し上げます。


因みに熊の氏ご自身のブログは至って真面目な

撮り鉄ブログでございます。



それにしましても遠方の本拠地にいらっしゃる

氏と、何故かいつの間にか親しくなりまして

不思議な気持ちでございます。


氏のお人柄でしょう、互いに素のお付き合いで

過ごせます点と、豊富な知識やご経験には

いつも敬服致しております。


 

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2021-06-27 9170列車

トップ画から、引いた構図でもう一度。


上流に布陣された大御所ブロガー氏から

通過の連絡をいただきまして待つ事15分ほど、

ようやく撮影が叶いました特大でございます。 


陽も射さず、雨も降らない絶妙な露出の中を

時速70キロも出ていない低速で走り去る姿。


低床のD梁にベルトで固定された変圧器が

特大らしさを強調しておりました。


 

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2021-06-27 9170列車

振り返って後打ちも仕留めます。


変圧器を積みます特大貨物輸送、近頃は毎年

関西で実施されておりますが、各変電所の

交換は10数年に一度程度でございます。


次がある、とは思わずに毎回が最後の機会、と

考えて撮影に挑んでおります。



ここでは、特大がやって来る前に小学生の

グループがカメラを携えてやって来ました。


線路の反対側に布陣され、三脚にカメラを載せ

撮影準備をされる様子を見て、熊の氏と二人

小学生でもシキの情報を持っているのか!と

驚かされました。


が、シキが来るのを見て彼らは口々に何あれ、

ディーゼルやん!レアなんちゃう!?と言い

シキがお目当てでは無かった事が判りました。


彼らの目的は、特大の後すぐに通過します

臨時夜行特急のwest express銀河だった様で。


子供達にとってはシキなんていう地味な

貨物より、今をトキメク銀河の方が魅力的に

見えるのかも知れません。


貨物大好きなオッサンとしては残念ですが…



ワタクシは銀河には見向きもせず、熊の氏に

ご挨拶をして一人ショバを移動致しました。


ついでに朝のPF貨物、74レを狙いたいと

目論んだのでございます。



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2021-06-27 69列車

今回の〆。


定期で下ります貨物列車を練習に狙います。


ここで四国から戻るPF貨物を仕留める狙いで

ショバを移したのでございます。


この後、反対側からPF貨物が来る予定でしたが

雨が降り出しましたのと、列車が30分以上も

遅延しているとの報に、寝不足で弱った心が

ポキリと折れてしまいました…


待っても良かったかな、とも思いますが眠気は

そう余裕なくワタクシを苛みますので、潔く

帰宅の途に就きまして爆睡ルートへと

進むのでございます。


おかげ様で夜が寝られない逆転生活に

なってしまい、翌朝が辛い事となるのですが。


眠い目で仕事に取り組みポカをやらかすと

ワタクシまでアレ(allez)と呼ばれてしまう為

いつも以上に気を引き締めねばなりません…


  

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!