写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1625列車 「 特2 シキ850Dの変圧器輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



とうとう雨が降り出しました本日の関西。


ザアザアと降り続く訳ではなく、列車が来ると

いうタイミングに合わせて雨まみれとなり

撮り鉄アンチな雨雲とは険悪な関係なのです。


そんな本日、嫌がらせの様な仕打ちは雨雲だけ

に留まらず、更なる事態に見舞われまして

多くの撮り鉄各位に番狂わせな日曜と

なってしまいました。



さて、今回の更新は西浜から変圧器を積んで

大タへ向かうシキ850につきましての

撮影報告でございます。


この日は深夜から未明にかけて、吹貨タへ

シキを長時間露光しに向かい、早朝には阪和の

方から重連ロンチキが返ってきます。


どちらの撮影にも挑戦すべく、盟友ブログ友と

競馬ブロガー氏をお誘いしての夜遊びツアーを

企画致しました。


先ずはシキを撮影する事となりますので、

真夜中の吹田へとやって来ました。


 

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2021-06-13 8090列車

EF210-107が牽引するロングレール輸送の

8090レが停車していました。


この列車が出た後にシキが入線するという事で

露出確認も兼ねて先ず1写。


所が定刻となっても8090レが出発しません。 


訝しんでいる所に齎されました情報は、

山陽本線を走行中の貨物列車が異音を検知し

遅延を来たしている、更には変圧器を積んだ

シキ850も抑止というものでございました。


また悪い話は続きます。



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2021-06-13 3093列車

吹貨タに停車するEF510-19の定期貨物列車。


シキが遅延となれば重連ロンチキの撮影に

間に合わないかも知れない、との懸念を抱いて

いたのですが、どうやらDD51に故障が発生し

和歌山の車両基地から出ていないとの事。


シキはいつ来るかわからず、見通しさえ

立たない状況の上、ロンチキは恐らくウヤと

最早帰ろうかな、と思わせる状況へと精神が

追い込まれてしまいました。


結局2時間ほど吹田にて待機していましたが

続報は無く、シキの撮影も諦めて撤収という

選択を致しました。


失意の中で車を走らせておりますと、

競馬ブロガー氏がシキの目撃ツイートを発見、

今から向かうと撮影可能では無いか!?と

考えまして直ぐに転進致しました。


既に陽も昇り沿線で撮影可能な露出。


ならばアソコで!と一同で協議しまして

撮影地へと向かいました。

 

 

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2021-06-13 9170列車

本来ならば真夜中に走る筈が、遅延の煽りを

受けて明るい時間帯に走行する事となりました

シキ850を牽引するDE10。


ヤキモキするくらいにゆっくりと、

眩しいライトを煌めかせて近づいて参ります。


我慢が足らずに先ずは遠目からパチリ。



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2021-06-13 9170列車

DE10 1561が変圧器を載せたシキ850を

牽引しますこの日の特大貨物列車。


上に這うケーブルが目障りですが、折角の

俯瞰構図ですから気にせずに構図を組んで

挑みました。 



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2021-06-13 9170列車

引きつけてもう一度狙います。


日の出時刻こそ過ぎておりますが、まだまだ

露出は厳しい時間帯。


何とか露出を合わせて、ss1/250で狙いますが

列車は65キロ制限の為、低速でございます。


お友達氏の通過報告のおかげもあって

撮り逃す事なく、仕留める事が出来ました。


 

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2021-06-13 9170列車

今回の〆。


振り返ってケツ打ちも仕留めさせていただき

撮りたかったネタを願っても無い条件で撮影が

叶うという贅沢な機会に満足致しました。



先週の広島遠征に続き2週連続で徹夜となり

身体はフラフラ、お目々はショボショボ。


欠伸は間断無く出てくる状況でしたが、気分は

最高に良く、幸せなひと時を味わえました。


最後になりますが、

急なお誘いにお付き合い下さった大阪の鉄さん

ツアーにご参加いただいたブロガー各位、

情報を回していただいたお仲間の皆様には

厚く御礼申し上げます。


また、現地でご一緒しました皆様、

楽しい時間を過ごさせていただき感謝です!



所で、本来なら今朝に戻る筈だったロンチキは

一体いつ返って来るのでしょう…


 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!