この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
さて、今回の更新はDLやまぐち号を
追っ掛けました撮影報告となります。
やまぐち号のダイヤはスジが寝ている
為に、車だと追いかけが可能な事から
大山路での撮影後は余裕を持って移動
致しました。
次なる布陣は長門峡でございます 。
時間的には充分に余裕を持って現着と
なったのでございました。
ですが、到着してビックリ…
蟻も這い出る隙間の無い程に撮影者が
びっしり並んでいらっしゃいます。
車を停めるスペースも中々見つからず
困っておりますと、農作業をされます
地元の方が、ウチの敷地に停めてOKと
温かなご対応をいただきました。
幸いにも車を停めさせていただけて
鉄(さん達)の壁に加わります。
ご同道のかわつる氏とは、互いに
好みがありますのでそれぞれの構図で
立ち位置を確保致しました。
そこへ、三重から下道で来られました
熊のブロガー氏からお声かけいただき
ビックリ再び。
まさか関西から遠く離れた西の地で
地元より遥か南にお住まいのビッグな
ブロガー氏にお会い出来るとは。
氏とも軽く雑談を交わしていよいよ
本番の撮影となります。
あー!雲、雲がーッと心中で皆が絶叫
となりました8521レ。
辛うじて列車には光線が当たりまして
ヒヤリと致しました。
が、背景は見事なまでのマンダーラ。
引いた構図でもう一度。
ここへ布陣された先客組の多くは
水田で水鏡を狙われた様なのですが
風が漣を起こしており、残念ながら
鏡とは参りませんでした。
個人的には編成に光が当たり、35系の
ぶだう色が美しく撮影出来ましたので
満足しております。
この撮影を終えまして、津和野方面を
目指して更に追いかけました。
勿論、車を停めさせていただいた
地元農家の方へお礼のご挨拶は忘れず
済ませて出立致します。
往路の3発目は定番を外してストレート
構図としてみました。
左手にネギ畑が有りまして、それを
絡めるか編成を抜くかで迷った末に
編成写真と致しました。
引いた構図でもう一度。
のどかな山あいの畑を走ります、凸が
牽引する旧客列車。
このシーンが撮影出来てもう胸一杯の
満足感に満たされたのでございます。
オマケ。
ろ座が顔を出しますケツ打ちも
仕留めてみました。
ろをカタカナ表記しますと口座に見え
文章がおかしくなりそうでしたので、
平仮名表記にしております。
デッキには多数の乗客が出ていらした
ので、プライバシー保護の観点から
墨塗り加工を施しました。
実にのんびりとした情景の中を過ぎる
古くて新しい客車の姿に、山口へ来て
良かった…と、しみじみとした感動が
染み入るのでございます。
ここへリピートする鉄さんの気持ちが
遅まきながら良く判る瞬間で
ございました。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!