写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1924列車 「 夜桜と絡めてキハ40を狙う 2022・4月 北条鉄道線紀行その3 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



前説書く時間、無い…

 

 

さて、今回は桜目当てに北条鉄道へと

やって参りましたご報告の最終回で

ございます。


夕方の部にて予定通りに桜と絡めての

撮影を終えまして、太陽が明日へ向け

一足お先に沈みましたその後。

 


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2022-04-03 キハ40 535

駅に停車するキハを、桜と一緒に

低速SSで狙います。 


時刻は18時半を過ぎ、かはたれ時とも

申します時間。


低速SSのおかげで薄暗い程度の露出と

なりましたが、実際はかなり暗くなり

雰囲気が出て参りました。


途中停車となりますこの駅での撮影、

停車時間は意外と短く、五コマ程の

撮影で列車が動き出します。


ですから、タイヤを換えるF1のピット

クルーみたいな電光石火でレンズを

交換し、カメラの設定を変更します。


SSをXsecから1/60へ、f値を10から

6.3へ、感度を100から6400へと

変えて構図を組み直し、ピントを

合わせレンズをズームさせて…


 

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2022-04-03 キハ40 535

駅から発車する動体撮影にも成功。 

 

ギリギリのタイミングでしたが、

上手くいきまして安堵致しました。


広角構図だと桜の枝が下がってきて

キハとの春めいた絡みが撮れるので

欲張ってみました。



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2022-03-19 キハ40 535

夜の駅に佇むキハを、長時間露光にて

仕留めました3月の夜。


まだ桜は開花しておりません。 


皆様には黙っておりましたがワタクシ

3月にも北条鉄道へ来ておりました。


この夜は、福知山線へ配給列車の撮影

ついでに、桜の開花を調べようと

立ち寄ったのでございます。


その際にこんな構図で試し打ちをして

開花すれば桜のトンネルになるやん!

と喜んだのでございます。

 

煌々としたヘッドライトが闇に浮かぶ

桜の垂れた枝を照らし出すサマが、

大変気に入り再訪を誓いました。


で、今回でございます。



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2022-04-03 キハ40 535

マジックアワーに合わせました本命は

この様な結果となりました。 


3月の訪問から半月後、桜は開花して

おりますが同時に下草も伸びてしまい

トンネル撮影が出来ない状況…


ならばと構図を変えまして挑んだのが

この本命カットとなりました。


ローアングル専用三脚ゆえ、下草が

躱せなかったのが敗因でございます。


機材買えよ…と突っ込まれそうで

恐縮です。


とは申しましても、空が良い具合で

救われましたのは有り難い事。


お気に入りの一葉となりました。



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2022-04-03 キハ40 535

19時を回りますと完全に夜闇。 


折り返して来た列車の撮影では

バックショットにしようかとも

思いましたが、先ずは挑戦とばかりに

前から狙ってみました。


流石にヘッドライトの明るさには

叶わず、ゴースト出まくりな結果と

なってしまいましたが。


この後、次の列車は別のショバで

仕留める為に移動致します。


 

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2022-04-03 キハ40 535

今回の〆。


キハの尻に桜を添えるカットを狙い

長時間露光にて仕留めましたのがこの

夜最後のカットでございます。


これにて予定は全て消化致しました。

 

面こそ白飛びしてしまいますがキハの

窓から漏れる灯りで、桜がほんのりと

浮かび上がるのを意図してみました。


その点が上手くいき、大変嬉しい

ラストショットとなりまして、帰路も

揚々と車を走らせる事が出来ました。



桜の季節が過ぎますと、次は田んぼに

水が入りますシーズンでございます。


その際にはこんなカットを、と沿線で

イメージを膨らませながら次の訪問を

楽しみにしておりますワタクシ。


いやはや、魅力溢れます北条鉄道

すっかり嵌まってしまいました…



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!