写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1955列車 「 ロングレール輸送!8090レを狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

EF66 27が定期仕業からの引退を表明。

 

噂には聞いておりましたが、本日

吹田機関区にて国宝機ほか各形式の

釜を集めた撮影会の概要が

発表されました。

 

二日で5回、各回20名限定との事で

これもまた時代の流れでございます。

 

しかも参加費は1回27000円〜。

 

総額、約3百万の収益が上がるという

凄い企画でございます。

 

今回が盛況となれば、国宝機を暫く

保管して毎年開催とか各地へ貸し出し

とかする様になるのかも知れません。

 

そうなりますと、除籍されても解体は

随分先の話となりそうでございます。

 

尤も、この企画が閑古鳥の鳴く様な

状況ならば、国宝機もさっさと

解体されるのかも知れませんが…

 

ケチで有名な関西人相手にこの企画。

 

金を払って参加する人が集まるのか?

更には今後、国宝機を客寄せパンダと

するのでしょうか。

 

引退したとはいえ、国宝機の動向には

今後とも注視が必要でございますね。

 

 

さて、今回の更新は4月のとある日曜、

午前に撮影致しました臨貨についての

ご報告でございます。

 

この前夜、JR西日本管内にて発生した

架線トラブルにより、夜間に通過する

東海道・山陽の貨物に遅延が発生。

 

本来なら深夜帯に関西を通過する筈の

レール輸送列車、8090レも抑止されて

夜明けを迎えました。

 

ワタクシは朝、家族運用の途中でその

状況を知りまして、ならば日曜ウヤの

56レスジで通すのでは?と予測を立て

慌ててショバへと向かいました。

 

が、車を停めたと同時に踏切が鳴り

ポイントへ向かう途中、目の前を56レ

スジの遅延貨物が走り去ります。

 

顔面蒼白で間に合わなかった事を悔い

ながら、列車を見送りました…が。

 

コンテナ積載の定期列車が56レスジで

通された様で、予測は外れましたが

幸いにも8090レは未通過の模様。

 

ショバには大御所ブロガー氏と親分が

既に布陣されておられ、ニヤニヤした

顔で「あれ?何かネタが来るの?」と

揶揄われてしまいました。

 

いやぁ、8090レを撮りに来たのですが

お二方もですよね?と真面目に返して

しまい、ボケチャンスを逸してしまう

失態を演じております。

 

そうこうしておりましたらば上流の

お仲間氏から通過報告をいただき、

遅延していた8090レが現れます。

 

 

2022-04-17 8090列車

原色、ロゴ有りなEF210-160の牽引で

三段積みロングレールを輸送します

8090レを、聖地・調子踏切にて撮影

する事が叶いました。 

 

この列車、広島や、神奈川では日中に

撮影した事がありましたが、まさか

地元にて仕留める機会があろうとは

思いもしませんでした。

 

鉄道写真ブログを始めて6年目にして

初体験でございます。

 

興奮してしまい、思わず

すぐに(列車が)イッてしまいました。

 

 

2022-04-17 281系6両

練習電に撮影しました特急はるか。

 

有り難い事に本来の切り位置だと

影落ちを喰らう事が判明しましたので

本番となります巻頭コマでは切り位置

変更をしております。

 

練習撮影せずに本番だと、ショックな

結果となっていた事でしょう。

 

 

2022-04-17 287系HC601編成

ふと振り向きますと、パンダが接近し

思わずスナップ撮影となりました。 

 

手前には親分氏がクランプで据え付け

られたカメラが映り込みますが、特に

気にする様な事ではございません。

 

スナップ撮影ですから。

 

子パンダが額に乗るデザインだと

まだ愛嬌を感じますが、素のデザイン

だとむしろ迫力を感じますドアップ。

 

 

そんなお遊び撮影の後、本番を迎えて

おります。

 

 

2022-04-17 8090列車

レンズを引いてもう一度狙います。

 

切り位置があと0.5秒ズレますと梁の

影落ちが釜に掛かります、ギリギリで

撮影出来ました。

 

この日の8090レは短めの僅か9両で

組成されておりました。

 

2018年に撮影したEF66 27牽引の

8090レも9両でございました。

 

あの撮影はとても興奮した事を

今も良く覚えております。

 

 

2022-04-17 8090列車

今回の〆。

 

三段積みのレールが圧巻となります

ケツ打ちも狙ってみました。

 

 

ロングレール輸送は見映えを考えて

ついカーブで俯瞰構図を、とショバを

探す所でございます。

 

が、この日は少しでも早く現着せねば

と気が逸りまして、取り敢えず

駆け込みましたのが聖地・調子踏切と

なった次第でございます。

 

時間に余裕があれば、逆光ですが

山科の俯瞰辺りに布陣しても面白い

撮影となったのかも知れませんね。

 

偶然とは申せども貴重な日中撮影と

なります8090レの調子踏切構図。

 

ご一緒しました皆様との歓談も楽しめ

大変に有り難い事でございました。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!