写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2623列車 「 PF牽引のロイヤルエクスプレスを本四備讃線で狙う 2024・2月 ロイヤル撮影吶ゲ機遠征その3 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

曇天での鋭角構図では、車体が雲の反射で

白っぽくなりがちでございまして、ワタクシは

ロイヤルエクスプレスの車体色を表現したくて

サイド寄りに構える事に致しました。

 

本気で車体色重視なら真横気味にすべきか、と

悩みつつも、この立ち位置でイケそうだと判断

し本番を迎える事になりました。

 

サイドに振れば振るほどに被写体が構図の中で

小さくなってしまいますから、何処かで妥協も

必要なのでございます。

 

短編成なら良いのですが、長い編成だと如何に

構図を組むかで懊悩するのでございますよ…

 

 

さて、今回の更新はロイヤルエクスプレスを

PFが牽く場面を狙いましたご報告となります。

 

金曜午前、岡山からツアー客を乗せた列車は

淀んだ空の下を高松へ向けてやって来ます。

 

 

2024-02-23 2700系7両

後打ちにて岡山へ向かう列車を撮影し、本番へ

備えておりました。

 

この構図であればイイ感じに撮影出来るな、と

目論見ましてロイヤルの到来を待ちます。

 

 

2024-02-23 9001列車

定刻。

 

最後尾に電源設備を集約したマニ50を連結した

ロイヤルエクスプレスが、EF65の牽引でその

姿を現します。

 

ご挨拶がてらに望遠を飛ばして、草むらを進む

列車を先ずは一コマ撮影致しました。

 

次いでレンズを引きまして、先程2700系を

撮影した構図へ組み直します…が。

 

 

2024-02-23 9001列車

今回の〆。

 

EF65 1135の牽くロイヤルエクスプレスですが

うっかり左へ引きつけ過ぎてしまい、まさかの

串パンになってしまいました。

 

しかも、ロイヤルの車体色も想定より反射が

抑え切れずに微妙な紺色状態。

 

腰部は暗く沈むのですが露出を上げると車体は

白飛びするのでやむを得ません。

 

釜との連結面からチラッと覗く青さが、目指す

色だったのですが無念の敗退でございます。

 

 

2024-02-23 9001列車

オマケ。

 

あちゃー、と決めコマを決め損なって意気消沈

しかけますが、これも撮らねばと振り返っての

ケツ打ちでございます。

 

こちらの構図は足回りに柵が掛かってイケナイ

構図なのですが、今回の遠征でマニケツ打ちは

ここだけ!なので妥協致します。

 

あくまでオマケでございますからね。

 

 

H氏はここでの撮影の後、関西へ戻る前に伯備

へ向かうという事でお別れ致します我々一行。

 

ここからは再びトリオに戻り、いざ瀬戸大橋を

越えて讃岐を目指しました。

 

マリンライナーならぬマリンカーとなって我々

を乗せた車が坂出辺りに差し掛かる頃、空は

かなりご機嫌が悪い感じに見えております。

 

これ坂出俯瞰だと厳しそうですね…なんて話を

しながらICを降り、時折小雨の降る下道へ。

 

果たして良き撮影が出来るのか。

 

一抹の不安を抱えながら次なるショバへと

向かいます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!