この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
24日に二段積載で下関方面へ向かったロンチキ
でございますが、新山口駅構内での貨物脱線を
受けて抑止の末に昨日、積載のまま向日町へと
帰って来ております。
レールを現場で下ろす関係で作業員の手配など
必要な手続きがありましょうから、また改めて
計画し直さねばならない訳でございます。
二段積載の山陽向けロンチキがまた走る、と
考えますと、我々からすれば有り難い話かも
しれません。
さて、今回の更新は先週月曜に撮影致しました
ロンチキの返空につきまして、ご報告をさせて
いただきます。
聖地・調子踏切へショバを移しまして、宝殿で
転回したロンチキ返空を狙おうと考えました。
ワタクシの現着時は数名しか居なかったショバ
でございますが、列車を待つ間に次々と集まり
最終的には大変賑やかな様相を呈しました。
多数いらした模様でございます。
そんな中。
EF65 1135の牽引で機次位エプロンのロンチキ
返空が通過致します。
通過時は晴れ空…に見えますが実はコレ、絶妙
なるマンダーラ光線でございました。
ただ有り難い事に、列車には光が当たり手前の
地面が影に沈んでおります。
いやぁヤバかった…
練習電にはイラン顔が先頭となる貫通編成の
283系を狙いました。
前回記事のオマケに掲載した8052レ同様に奥
の天王山には陽が照り手前は翳るマンダーラ。
本番までには解消されるかな…?と淡い期待を
胸に抱きながら待っておりますと、いよいよ
ロンチキ到来という段になり空が明るくなって
運が巡って参りました。
さらば雲よ、また会いましょう!
と思ったらサァッと陽が翳りました挨拶コマ。
おいおいおい、頼む、雲よ退いておくれ!と
ショバに集まる20人ばかりの皆が心中で強く
願います。
勿論、後ろから近づいて来る被り狙いの快速は
まだその姿を見せてはおりません。
後は太陽さえ射し込んでくれれば…
そんな願いをお日様が聞き届けてくれたのか
シャッターを切る寸前になって…
今回の〆。
手前の、丁度ロンチキ返空が走る辺りに光が
降り注ぐスポットライトみたいな効果で列車を
仕留める事が出来ました。
背景はドヨン、手前も影なのですが嘘みたいな
奇跡の光線で撮影が叶いまして、我々も一様に
喝采でございました。
実はこの〆撮影、よく見てみると釜の腹には
架線梁の影落ちが掛かっているのですが…
有り難い事にヌル晴れ光線となったおかげで
薄い影で済みました。
そうした意味では巻頭コマの方が決めコマと
申せますが、切り位置的にはこちらの方もまた
捨て難く〆として据えております。
所でこの日、ショバには招かれざる珍客が現れ
一悶着発生したのでございます。
が、お仲間のF氏が話をつけて下さり、無事に
事なきを得る事が出来ました。
F氏の活躍に心から感謝と厚く御礼を申し上げ
まして、結びと代えさせていただきます。
あと、不吉なネコの会社は自分の首を締める
様な真似を止めた方が身の為だと思います…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!