写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2392列車 「 Wヘッダー!ロンチキ宝殿工臨と定尺チキの古座工臨、2本の返空を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

名古屋と長野を結ぶ中央西線の特急しなので

活躍する383系が本日、将来的に新形式車へと

置き換えられる事がアナウンスされました。

 

新形式は大方の予想通り385系となる模様で

発表されたイメージスケッチを見る分には

HC85系同様にHMが無い様に受け取れます。

 

やはりJR東海も、今後はHM廃止の方向へと

舵を取るのでしょうか。

 

今の内に西線や篠ノ井線へ出向き、現行の

383系を記録しておきたいとの思いも

湧いて参ります。

 

 

さて、今回の更新は我が聖地・調子踏切にて

撮影致しました工臨返空につきましてご報告

させていただきます。

 

この日は今朝の様な爽やかな朝でございまして

調子踏切へとお邪魔させていただきました。

 

既にショバには親分や大御所ブロガー氏を始め

お馴染みの面子が大集結でございます。

 

そんな輪の中に交ぜていただきまして、楽しい

歓談に興じながら合間に来た工臨を狙います。

 

 

2023-06-16 工9366列車

DD51 1193が牽く宝殿転回ロンチキの返空

トロ陽の中で仕留めました。

 

宝殿工臨は冬場でもここ調子踏切で朝練が可能

なロンチキとして、通年お世話になるネタで

ございますが、この日はハイシーズンな今しか

撮れない早いスジとなっておりました。

 

そう、宝殿工臨返空は2パターンありまして

早スジの場合は撮影可能な時期が蝉の一生並に

短いのでございます。

 

 

2023-06-16 工9366列車

影落ちが気にならない露出で、定番構図でも

撮影致します。

 

低い位置に蔓延る雲によって朝日が遮られた為

些か低い露出にはなりましたが、何とか撮影は

可能でございました。

 

 

2023-06-16 工9366列車!?

いつもの癖でケツ打ちすべく振り返った直後の

光景でございます。

 

EF66 131が刺客として迫って来ておりました。

 

ロンチキがあと20秒遅ければ…そう考えますと

血の気が引く気分でございました。

 

やはり朝の調子踏切は気の抜けない恐ろしさを

秘めております。

 

 

2023-06-16 工8896列車

宝殿工臨返空を撮影してから暫くしますと

今度は定尺チキの古座工臨が向日町へ向けて

やって来ました。

 

僅かな時間の間にすっかり陽が昇り、辺りは

心地よい朝といった様相の中、遠目に現れた

列車を挨拶代わりにパチリ。

 

 

2023-06-16 工8896列車

DD51 1183が担います古座工臨返空を、望遠

構図にて仕留めます。

 

実はこの時、背後から快速列車が刺客として

やって来ておりましたので、定番構図を諦めて

ここで抜く決断を致しました。

 

この直後に列車は快速の餌食となり、哀れにも

定番構図での撮影は能わず。

 

 

2023-06-16 工8896列車!?

今回の〆。と申しますかオマケ。

 

定尺チキ4車の返空なのですが、快速の出演で

2両しか捉えられませんでした。

 

これですよ、これ。

 

これこそ調子踏切、朝の工臨返空を廻ります

無慈悲な洗礼というヤツでございましょう。

 

腹立つわ。

 

 

和歌山方面からの返空スジは大抵ここ調子踏切

だと、貨物や普電の餌食となってしまいまして

我々仲間内では死のスジ、と呼んでおります。

 

が、偶に対向列車が何らかの理由で遅れたり

しますと、いい感じに撮影が出来ますので

ついついここへと集まってしまいます。

 

この日も撮影こそ2本目はケチがつきましたが

それでも楽しい時間だった、と思えますのは

ご一緒した皆様方との楽しい歓談があればこそ

なのでございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!