この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
名古屋と長野を結ぶ中央西線の特急しなので
活躍する383系が本日、将来的に新形式車へと
置き換えられる事がアナウンスされました。
新形式は大方の予想通り385系となる模様で
発表されたイメージスケッチを見る分には
HC85系同様にHMが無い様に受け取れます。
やはりJR東海も、今後はHM廃止の方向へと
舵を取るのでしょうか。
今の内に西線や篠ノ井線へ出向き、現行の
383系を記録しておきたいとの思いも
湧いて参ります。
さて、今回の更新は我が聖地・調子踏切にて
させていただきます。
この日は今朝の様な爽やかな朝でございまして
調子踏切へとお邪魔させていただきました。
既にショバには親分や大御所ブロガー氏を始め
お馴染みの面子が大集結でございます。
そんな輪の中に交ぜていただきまして、楽しい
歓談に興じながら合間に来た工臨を狙います。
トロ陽の中で仕留めました。
宝殿工臨は冬場でもここ調子踏切で朝練が可能
なロンチキとして、通年お世話になるネタで
ございますが、この日はハイシーズンな今しか
撮れない早いスジとなっておりました。
早スジの場合は撮影可能な時期が蝉の一生並に
短いのでございます。
影落ちが気にならない露出で、定番構図でも
撮影致します。
低い位置に蔓延る雲によって朝日が遮られた為
些か低い露出にはなりましたが、何とか撮影は
可能でございました。
いつもの癖でケツ打ちすべく振り返った直後の
光景でございます。
EF66 131が刺客として迫って来ておりました。
ロンチキがあと20秒遅ければ…そう考えますと
血の気が引く気分でございました。
やはり朝の調子踏切は気の抜けない恐ろしさを
秘めております。
今度は定尺チキの古座工臨が向日町へ向けて
やって来ました。
僅かな時間の間にすっかり陽が昇り、辺りは
心地よい朝といった様相の中、遠目に現れた
列車を挨拶代わりにパチリ。
構図にて仕留めます。
実はこの時、背後から快速列車が刺客として
やって来ておりましたので、定番構図を諦めて
ここで抜く決断を致しました。
この直後に列車は快速の餌食となり、哀れにも
定番構図での撮影は能わず。
今回の〆。と申しますかオマケ。
定尺チキ4車の返空なのですが、快速の出演で
2両しか捉えられませんでした。
これですよ、これ。
無慈悲な洗礼というヤツでございましょう。
腹立つわ。
和歌山方面からの返空スジは大抵ここ調子踏切
だと、貨物や普電の餌食となってしまいまして
我々仲間内では死のスジ、と呼んでおります。
が、偶に対向列車が何らかの理由で遅れたり
しますと、いい感じに撮影が出来ますので
ついついここへと集まってしまいます。
この日も撮影こそ2本目はケチがつきましたが
それでも楽しい時間だった、と思えますのは
ご一緒した皆様方との楽しい歓談があればこそ
なのでございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!