この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
本日は遠征二日目。
お天気は下り坂の予報でございましたが、見事
土壇場まで快晴が続いてくれました。
暑かったです…
さて、今回の更新は京阪の古豪選手となります
2200系についての撮影報告でございます。
かわつる氏をお迎えし、関西で氏が狙いたい
列車を巡るこの日の撮影紀行。
283系は代走で涙を飲む事となりましたが次の
狙いは京阪でございます。
導入60thを記念した副票を掲出中の2200系を
急行幕を掲げる姿で仕留めました。
独特の裾絞りから卵形と評されますお顔が特徴
となります、古い京阪の車両群。
拙ブログでは以前にガイコツテールを持つ古株
2000系を狙った記事を掲載致しましたが、今
その去就に注目が集まりますのは2200系。
公式に余命宣告的な話が出ておりますから
2200系も撮れる内に撮らねば!という存在と
申せましょう。
ファーストショットは準急運用に就く編成を
広角気味に狙っておりました。
このショバは手前に信号箱と踏切の機器が設置
されておりまして、大変キャパの狭いショバと
なります。
が、我々が到着時には既に2名の撮影者が陣を
敷いておられまして、構図が組めるのか不安に
駆られてしまいました。
ミャクミャクさま装飾の編成が洛楽に充当され
ます、所謂ミャク洛でございます。
ショバに居た先客と交渉して構図を…と考え
ながら近づきますと、何と先客2名は親しい
ブログ友の競馬氏とサロン熊氏でございます。
交渉も何も無くワタクシもかわつる氏も無事に
構図を確保させていただきました。
お二方、ありがとうございます!
京阪史上初を二つ冠する地味系通勤形7200系
でございます。
落成時に阪神大震災が発生し、車両の陸送が
叶わなかった事からやむ無く兵庫から泉州まで
海上を輸送された史上初の京阪車両。
更には現在の塗装へ京阪の車両で初めて変更が
為されたのもまた、7200系だったそうで
ございます。
よく見ると京津線を走る800系にも似た前面が
90年代〜00年代の京阪車両っぽい外観だと
思えます。
淀川を挟んで対岸を走るライバル会社、阪急の
7300系を思い出させます、貫通扉の窓が長く
独特な表情をした1000系でございます。
複雑なその出自は拙ブログでは脇に置きまして
落成当初は吊り掛け駆動だった古い車両が今も
立派に活躍していたりする、そんな所が京阪の
魅力だったりするのでしょう。
屋根に並ぶ厳ついクーラー群もまた、そんな
魅力の一つでございます。
こちらは装飾の無い只の洛楽となる特急車両で
ございます。
京阪特急と申しますとワタクシが童貞だった頃
には、編成中にTVを設置したテレビカーという
奇抜な車両がありました。
2階建車両とテレビカーが売り、という2枚看板
だったのですが、今では2階建車両と有料座席
のプレミアムカーという2枚看板へ推移して
おります。
やはり、今も昔も2階建車両が外せないのって
1階部分からミニスカお姉さんを見上げたい
乗客への配慮に相違ありませんよね。
京阪特急に乗るならば、プレミアムカーよりも
無料で乗れる二階建車両の1階席の方が断然
お得な様に思えますもの。
今回の〆。
このお顔を見ると、あぁ京阪電車!といった
感がございます卵顔。
切妻な先頭部ですが、オデコの前照灯と頬の
種別灯が飛び出した形なのでアッサリした感が
打ち消されております。
この7月より、1編成がかつての塗装・意匠へと
この夏、京阪へ熱い視線が集まっている事かと
拝察申し上げる所でございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!