写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2822列車 「 ロンチキ!新三田工臨の返空を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

機関車牽引の列車が大好きなワタクシ。

 

元々、ブルトレブーム後期に鉄道を愛好し始め

ジョイトレ隆盛期に撮り鉄となりましたので

鉄道=機関車が染み付いております。

 

一時卒業して再びカメラを携えて沿線に立った

折には、定期列車を牽く機関車は貨物だけと

なり、愕然とした気分になりましたっけ。

 

少ない機関車牽引の列車。

 

だからこそ、今、撮れる機関車を被写体にと

撮影をし始めたのでございます。

 

 

さて、今回の更新はシーズンオフが背中から

両手を垂らしてワタクシを抱きしめる朝に

ロンチキを狙いましたご報告でございます。

 

 

2024-09-18 工9796列車

福知山線新三田で転回したロンチキの返空

向日町まで牽引するDD51 1109の雄姿を、早朝

厳しい露出の中で無理矢理に仕留めました。

 

夜明けとなる時刻も6時前になります今の時期

お天気が曇り故に、露出も一段と低く撮影には

難儀する朝となりました。

 

お布団で寝ていたい、どうせ戸外は暗い筈、と

様々な甘言がワタクシを惑わせますが、それを

振り切って聖地・調子踏切へ。

 

 

2024-09-18 5052列車

EF210-138がコンテナを満載した定期貨物が

5時半前の調子踏切を駆け抜けていきます。

 

何らかの事情があったのか、8862レのスジで

遅延した列車でございました。

 

本来ならば5時過ぎの通過ですが遅延の所為で

5時半前、約20分遅れて走り去ります。

 

空は明るくなり始めたものの天王山のおかげで

列車は未だ暗闇に包まれます聖地・調子踏切。

 

踏切を照らす灯りを釜の面に当てて、辛うじて

一コマ切るだけに留まる闇討ちでございます。

 

 

2024-09-18 工9796列車

懸念していた露出は随分とマシになりました中

こちらも10分ほど遅延して登場する事となる

ロンチキを、ハイビームの眩しい望遠で一コマ

ご挨拶がてらに撮影致しました。

 

デジタルの恩恵を最大限に活用致しまして暗く

露出の乏しい曇天の朝、戦いを挑みます。

 

長い間、愛機として活用する我が貧機材の実力

並びに貧弱な腕前を総動員致しまして、ISOは

アゲアゲSSはザゲサゲな設定ですが果敢にも

撮影チャレンジでございます。

 

構図は左右の余白に余裕を持たせ、近づいて

来る列車に合わせてレンズを引きながら…

 

 

2024-09-18 工9796列車

今回の〆。

 

DD51 1109が牽く新三田工臨返空を狙い通り

仕留める事が出来ました。

 

遅延のおかげでまだマシな露出具合となった事

も、勝利の一助と申せましょう。

 

しかしながら逆に、朝練はマジで時期が終わり

だという事を突きつけられた気も致します。

 

 

暗い朝が始まるこれからの季節。

 

工臨返空はしばし撮影もお預けとなりそうだと

感じる朝でございました。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!