この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
先週土曜に朝練参戦致しまして、まだ意外と
何とか撮れるな…と味を占めましたワタクシ。
今朝もちょっくら夜明け前の撮影へ参戦をして
おりました。
勿論、カメラは普通の設定だと真っ暗けになる
露出でございますが、闇鉄よりは随分とマシ。
それでもSS2桁撮影は毎度、緊張感が強くて
スリルを味わっております。
適度なプレッシャーがあると撮影も俄然、力が
入りますよね。
もう少し致しますと2桁でも真っ暗なご時世と
なりますので、せめてそれまでは!と今少しは
朝練のロスタイムみたいな感じで楽しませて
いただきたい所でございます。
さて、今回の更新は冴えないお天気の午後に
小ネタを狙いましたご報告でございます。
この日、富山からの配給が空コキ1両という
いつになく可愛らしい組成なっておりました為
撮影意欲が湧きまして、沿線へ出向いてみた
次第でございます。
EF510形式と申しますと、パイチに変わり北陸
貨物を担う釜でございますから、長いコンテナ
編成の先頭に立つイメージがあります。
そんな機関車も偶にはこの様な列車を牽く事が
あるよ、と申しますのがこの日の主題。
EF510-22が空荷のコキ107を1両だけ牽引する
配給列車でございます。
単機ならば吹田機関区周辺に居ると、入出区で
見る事もありますから珍しくもありませんが
空コキ1両、という組成はこの様な配給でしか
お目に掛かる機会はありません。
ちょっと面白い編成だな、という事で撮影しに
出向いたのでございました。
東山の峰に薄雲がまとわりつく午後、桂川の
橋梁を渡り始めました列車を先ずは遠目より
一コマ、スナイプ致しました。
この時点で既に空コキ1両しか牽いていないと
判る様に、立ち位置及び切り位置を調整しての
挨拶ショットでございます。
後ろの山と相まって良き絵になった、と嬉しい
撮影スタートとなりました。
今回の〆。
フレーム一杯に編成を捉えましての決めコマと
なります、〆の撮影でございます。
短編成ゆえにこの様な構図が取れますが、あと
空コキが1両加わりますと、列車が小さく写る
形となってしまいます。
このコマも撮影の際にはフレームからはみ出す
かも知れない、という不安を押し殺して挑んだ
コマでございます。
小ネタと申しましても失敗すれば相応に悔しく
プレッシャーとの闘いでございました。
これもまたちょっとしたスリルが味わえまして
撮影のスパイスとなっております。
オマケ。
ケツも惰性で撮影しております。
北陸からの列車ではありますが、まだ冬支度に
早いからでしょうか、後部標識は自光式でなく
反射板が取り付けられておりました。
検査入場の為なのでしょう、可愛らしい組成で
やって来る機会もある北陸からの配給列車。
世間には注目されない地味な貨物列車ですが
こうした配給の方が長大なコンテナ列車よりも
ワタクシは好きなのでございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!