写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2845列車 「 赤ゴトーの配給列車を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

先週土曜に朝練参戦致しまして、まだ意外と

何とか撮れるな…と味を占めましたワタクシ。

 

今朝もちょっくら夜明け前の撮影へ参戦をして

おりました。

 

勿論、カメラは普通の設定だと真っ暗けになる

露出でございますが、闇鉄よりは随分とマシ。

 

それでもSS2桁撮影は毎度、緊張感が強くて

スリルを味わっております。

 

適度なプレッシャーがあると撮影も俄然、力が

入りますよね。

 

もう少し致しますと2桁でも真っ暗なご時世と

なりますので、せめてそれまでは!と今少しは

朝練のロスタイムみたいな感じで楽しませて

いただきたい所でございます。

 

 

さて、今回の更新は冴えないお天気の午後に

小ネタを狙いましたご報告でございます。

 

この日、富山からの配給が空コキ1両という

いつになく可愛らしい組成なっておりました為

撮影意欲が湧きまして、沿線へ出向いてみた

次第でございます。

 

EF510形式と申しますと、パイチに変わり北陸

貨物を担う釜でございますから、長いコンテナ

編成の先頭に立つイメージがあります。

 

そんな機関車も偶にはこの様な列車を牽く事が

あるよ、と申しますのがこの日の主題。

 

 

2024-10-03 配6550列車

EF510-22が空荷のコキ107を1両だけ牽引する

配給列車でございます。

 

単機ならば吹田機関区周辺に居ると、入出区で

見る事もありますから珍しくもありませんが

空コキ1両、という組成はこの様な配給でしか

お目に掛かる機会はありません。

 

ちょっと面白い編成だな、という事で撮影しに

出向いたのでございました。

 

 

2024-10-03 配6550列車

東山の峰に薄雲がまとわりつく午後、桂川

橋梁を渡り始めました列車を先ずは遠目より

一コマ、スナイプ致しました。

 

この時点で既に空コキ1両しか牽いていないと

判る様に、立ち位置及び切り位置を調整しての

挨拶ショットでございます。

 

後ろの山と相まって良き絵になった、と嬉しい

撮影スタートとなりました。

 

 

2024-10-03 配6550列車

今回の〆。

 

フレーム一杯に編成を捉えましての決めコマと

なります、〆の撮影でございます。

 

短編成ゆえにこの様な構図が取れますが、あと

空コキが1両加わりますと、列車が小さく写る

形となってしまいます。

 

このコマも撮影の際にはフレームからはみ出す

かも知れない、という不安を押し殺して挑んだ

コマでございます。

 

小ネタと申しましても失敗すれば相応に悔しく

プレッシャーとの闘いでございました。

 

これもまたちょっとしたスリルが味わえまして

撮影のスパイスとなっております。

 

 

2024-10-03 配6550列車

オマケ。

 

ケツも惰性で撮影しております。

 

北陸からの列車ではありますが、まだ冬支度に

早いからでしょうか、後部標識は自光式でなく

反射板が取り付けられておりました。

 

 

検査入場の為なのでしょう、可愛らしい組成で

やって来る機会もある北陸からの配給列車。

 

世間には注目されない地味な貨物列車ですが

こうした配給の方が長大なコンテナ列車よりも

ワタクシは好きなのでございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!