写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第3023列車 「 キハ120-15の京鉄博展示配給を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

喫茶、喫煙。

 

この両者に共通しているのは薫りを楽しむ、と

いう行為ではないでしょうか。

 

喫茶は喉を潤し、喫煙は肺を煙で満たす事で

得られる満足感を求めるものではありますが

様々な種類・銘柄があって好みに応じたものを

選ぶのは、薫りを基準と致します。

 

コンビニ等で売られているペット容器の安い

お茶などは、屑茶葉から作られているもので

薫りに関しては良品と大きく差が生まれます。

 

コーヒーや紅茶もまた、インスタントになると

薫りは残念なものとなってしまいます。

 

良きお茶は良き薫り。

 

以前、山城の茶屋で働いている方から教わった

フレーズでございます。

 

因みにワタクシは、良きお茶の薫りというのを

味わった事が無いので存じあげません。

 

だってインスタントが楽で安いのですもの…

 

 

さて、今回の更新は京鉄博で展示される為に

亀山から関西へやって来た配給列車についての

ご報告でございます。

 

この日、亀山で活躍するキハ120形の中でも

お茶の京都ラッピングが施されて人気を博す

キハ120-15が、京鉄博で展示されるという事で

配給列車として関西へやって来ておりました。

 

展示は昨年同様、お茶の京都の他に森の京都や

海の京都など、「もう一つの京都」をテーマに

ラッピングされた京都府を走る車両が一同に

会する企画でございます。

 

題して京都まるごと博覧会、だそうでして

4/4〜8の日程で特別展示されております。

 

 

2025-04-03 223系 新快速

桂川橋梁の西岸を南側から望むポジションへ

布陣致しまして、最初にコマを切りましたのは

配給列車に先行する新快速でございました。

 

曇天だと幾つか良さげなショバがあったのです

が、有難い事に陽が射すお天気でしたから

光線を意識してここへ布陣致しました。

 

お仕事との兼ね合いもあり、結構ギリギリに

ショバへ向かう羽目になりまして。

 

時間内に辿り着けるショバ、となるとここへ

来る事になってしまいました。

 

 

2025-04-03 配9831列車

定刻。

 

トラスが重なる桂川橋梁、ゴオゴオと音を立て

凸が姿を見せたその刹那を一コマ。

 

残念ながらピントを外してしまい折角の凸も

寝ぼけた写りとなってしまいました。

 

 

2025-04-03 配9831列車

今回の〆。

 

DD51 1183が亀山からキハ120-15を連れて

鉄博へ向かう配給列車でございます。

 

挨拶ショットでは陽が射していた筈なのですが

どうした訳だかこのコマではヌルい光線に。

 

日頃の行いが覿面に発揮されてしまいました。

 

酷い…

 

 

2025-04-03 配9831列車

今回のケツ。

 

ラストは振り返ってキハ120-15のご尊顔を拝謁

致しました。

 

三重県の亀山から滋賀、奈良県を掠め京都府

走る関西本線で活躍するのがこのキハ120形で

ございます。

 

京都のお茶と申しますと宇治が有名ですが

田辺や山城など、府南部では全域でお茶畑が

見られるのでこのPRは的を射たものでしょう。

 

 

所で、亀山は三重県でございます。

 

撮影は京都より西に位置する桂川ですから当然

鉄博は通り過ぎております、この配給列車。

 

実は、展示に際してわざわざ方転する必要が

あった模様で、一旦は京都を通り過ぎ大阪から

北方貨物線を経由し、上り列車として京鉄博

搬入されております。

 

つまりこの界隈で待ってさえいれば、上下の

配給列車が撮影可能だったのでございます。

 

ただ、ワタクシはお仕事が外せず撮影はコレで

おしまい。

 

ちょっと不完全燃焼な成果にモヤモヤとする

午後となりました…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!