写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第740列車 「 青一色!あいの風とやま鉄道413系を狙う 2018・夏 信州北陸遠征その6 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

暑い夏、夏でございます。

 

勿論今の話では無く、遡る事20年ほど昔の

事でございます。

 

 

当時、大学生だった私が根城にしておりました

京都の右京区には、公営・私営どちらのプールも

存在しておりませんでした。

 

涼を求めて屋内を渡り歩くのにも限界がございます。

 

市内に海は有りませんので必然、川遊びしか

選択肢がございません。

 

そこで、ママチャリをキイコキイコと漕いで

山の中にある清流へ水浴びをしに行っておりました。

 

川の中でハンザキを捕まえて遊んだり、

プカプカと淵に浮いて涼んだり。

 

最後はキンキンに冷えた流れに身を浸し、

思いっきり身体を冷たくしてから

山を下ったものでございました。

 

今の若い方々も、右京の夏には

清流へ遊びに行くものでしょうか?

 

 

さて、今回の更新はあいの風富山鉄道線で

運用されております青一色の413系をご紹介致します。

 

昨夏のネタを未だ引きずってしまい、大変

申し訳ございませんが、まだ少しだけ遠征記が

続きます。

 

 

前日の強行軍から一夜明け、この日は朝の

運用に就く413系を狙う為に沿線へと

布陣いたします。

 

数少ない413系は、朝夕に一往復ずつの運用が

設定されておりますので、それを狙っての事で

ございます。

 

 

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2018-07-16 413系AM04編成  高岡やぶなみー西高岡

 

金沢へ向かうこの朝の運用には、JR時代に北陸色から

真っ青な車体に塗り替えられました

編成がやってきました。

 

生憎とこの場所では上り列車の面が影になります。

 

本命は金沢から富山へ向かう下り便ですので、

折り返しを待ちながら練習電を

撮影する事と致しました。

 

 

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2018-07-16 521系IR05編成  高岡やぶなみー西高岡

 

IRいしかわ鉄道に所属します521系は、

あいの風とやま鉄道とはまた異なるカラーリングを

まとっております。

 

この辺りは乗客の利便性から相互乗り入れが

行われている為、有難い事にどちらの車両も

撮影する事が出来るのでございます。

 

 

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2018-07-16 521系AK15編成他4両  高岡やぶなみー西高岡

 

こちらはあいの風とやま鉄道に所属する

521系。2両編成が2本連結されておりました。

 

 

しばらくしますと、金沢から折り返して来た

413系の姿が見えました。

 

 

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2018-07-16 413系AM04編成  西高岡ー高岡やぶなみ

 

折角の順光ですが、この構図ですと架線柱が編成を

ぶった斬る形になってしまいます。

 

そこで、素早くレンズを引きまして。

 

 

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2018-07-16 413系AM04編成  西高岡ー高岡やぶなみ

 

標準域で1スパンの間に編成を

収める事が出来ました。

 

実はこの成功の陰には、数本の練習電が犠牲に

なっております。

 

編成チョン切れな写真はその場で削除する為、

掲載する事が出来ませんが、下り列車の練習電が

掲載されていないのはそういった事情ゆえで

ございます。

 

 

地域色として真っ青に塗られた413系、差し詰め

北陸の海を象徴しているのかも知れません。

 

京都支社の地域色が抹茶色をしているのは、逆に

海やプールが皆無に近い京都市の夏を表している、

山ばかりの緑色なのかも…

 

この時真っ青な413系を見てそんな風に思いました。

 

 

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2018-07-16 521系AK05編成他4両  高岡やぶなみー西高岡

 

オマケ。

 

練習電の中の一枚でございます。

 

2022年までにこの521系が増備され、

北陸本線からは413系の姿も見られなくなります。 

 

北陸で踏ん張る国鉄近郊型、その最後の活躍を

皆さまもその目でご覧になって下さい。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!