写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

通達045 「 甲231+甲232 東京メトロ16000系(16133f)の甲種輸送を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

世間では今日、盛り上がっているようですね。甘い一日が過ごせましたか?

 

鉄としては

JR四国の新型特急気動車がお目見えとかC57試運転やらキヤ143の回送という事で盛り上がっておりますね。

 

私は残念ながら仕事ゆえに撮影に行けず非鉄三昧です。

 

そんなわけで

本日は表題通り、先週実施された甲種のレポートとさせていただいます。

 

まさかまた2139が甲種とは。

 

 

 

 

東京メトロ16000系は今回の落成で33編成目という事で

甲種輸送自体はもう珍しいネタではなくなっている様な気もしますが

今回は通達025でも取り上げた国鉄カラーのEF65 2139号機が充当されまして

沿線はいつも以上ににぎわっておりました。

 

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170211215732j:plain

2017-02-10 第1086列車  摂津富田-高槻

 

まずは練習列車を。

普段は桃太郎ことEF210が運用に就くこの列車、

この日はEF66 100番台が代走しておりました。

 

天候は週末の寒波に先駆けて雪雲が湧いており日が遮られていました。

通達029と同じ場所なのですが今回は逆光をそれほど気にする必要はなさそうです。

 

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170211220324j:plain

2017-02-10 HOT7000形6連  摂津富田ー高槻

 

ちょっと露出を弄って再度確認の撮影。

全体的に明るさが足りず、かつ背景がシルキーなので悩みました。

今回はメトロ車両が10両と長くかつ銀色で明るいのに対し、

牽引機は暗めのブルーとコントラストもあり、構図と共に色合いが難しく感じます。

 

f:id:kyouhisiho2008:20170211220732j:plain

2017-02-10 第9866列車  摂津富田ー高槻

 

結果として構図でちょっとミスをして編成後端を架線柱に引っかけてしまいました。

一方の色合いは狙った結果が出せ、満足いくものとなりました。

 

そして曇りのおかげで副産物が。

 

f:id:kyouhisiho2008:20170211221100j:plain

2017-02-10 第9866列車(後追い) 摂津富田ー高槻

 

おまけの後姿も色合いがフラットになりました。

 

東京メトロの車両が大阪のJR線を走行する姿。

ちょっと貴重なワンシーンとなりました。

 

 

余談なのですが、この日カメラを構えていると

サラリーマン風の男性に声をかけられました。

「何か珍しいものが来るんですか?」

 

撮影していると道行く人からこのように声をかけられる事がちょくちょくあります。

 

でも、鉄でもないであろう質問者へ「甲種輸送」とか

「原色の65」と、珍しポイントを口にしても恐らく珍しさは伝わらないでしょう。

 

結局この日は「東京の地下鉄が回送される」と言うと伝わったようでホっとしました。

 

 

そばにいた鉄さんに苦慮を話すと同調して下さり、

和やかな雰囲気の中で撮影することが出来ました。

あの時の鉄さんにはこの場でお礼を申し上げます。

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達044 「 EF200、夜の高槻を駆ける  」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

寒さに苦しめられた週末が終わり慌しい月曜となりました。

相変わらず寒い日々ではありますが、少しずつでも春になっていくのを

期待せずにはいられません。

 

これが夏になると、「寒い」の文言が「暑い」に変換されただけで

内容は変わらない気がするんで、人間の身勝手さみたいなものを感じてしまいます。

 

作物などの様に、寒暖の差が激しいおかげで

得られるものもあるのではないかと、自然の厳しさを無理やり納得して

気を紛らわしております(笑)

 

 

さて、今回の更新は通達037において取り上げたロングレールの返空8091レに

吹田機関区のEF200電気機関車が充当されたという事で、

撮影してきたレポートになります。

 

 

中々上達しない闇鉄画像にしばし、お付き合いください。

 

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170211211519j:plain

2017-02-09 第4060列車  高槻

 

まずは露出合わせも兼ねた練習列車。

 

北陸からやってくる列車は山科で東海道線と合流し、一路吹田を目指します。

東海道本線を走行する際にも列車としては大阪方がのぼりとなるので

列車番号が偶数のままなんですね。

 

この日は偶々、2両しかいない元カシオペア牽引機の510号機が運用に入りました。

残念ながら前面がブレてしまいました。列車のスピードに合わせ切れていない様です。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170211212037j:plain

2017-02-09 第1080列車  高槻

 

こちらは東海道本線を上る列車です。

先ほどの画像とは跨線橋を渡って反対側のホームから狙いました。

 

この画像はブレも有る上にスノープラウが切れてしまいました。大失敗…

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170211212304j:plain

2017-02-09 第8091列車  高槻

 

これが今回の本命。

久しぶりのEF200です。通達004以来となる掲載ですね。

実稼働両数が6,7両くらいでしょうか、吹田以西では定期運用を持っていますが

吹田から東を根城にする私にはあまり出会えない機関車です。

 

余命からするとEF66 0番台の方が貴重ではあるのですが、好みの問題ですので…

 

 

画像の出来栄えはさておき、久しぶりにEF200に出会えたので満足して

この日は帰宅致しました。

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達043 「 愛知機関区のEF64 1000番台を狙う その4 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

寒波の影響はいつまで続くのでしょうね?

早く暖かな日差しのもとでカメラを握りたいものです…

 

寒い中で列車を待っていると15分、30分が2時間にも3時間にも感じられます。

あったかい飲み物を口にすると

すぐにトイレに行きたくりますのでおやじに寒さはは辛いです。

 

 

さて、本日の更新は通達039に引き続き、

2月7日の8865レを狙いましたレポートとなります。

週に2回運転されるので都合がつけば8865レの記事が週に2回更新される寸法です。

 

いつものように練習電で露出合わせ。

f:id:kyouhisiho2008:20170210230114j:plain

2017-02-07 223系 西大路桂川(後追い)

 

この日は曇天でしたのであまり露出が得られませんでした。

 

続いてもう1本。

 

f:id:kyouhisiho2008:20170210230254j:plain2017-02-07 223系 西大路桂川(後追い)

 

上の画像とこちらの画像、被写体は同じ223系ですが

前頭部に転落防止用の幌?が設置されているだけで印象が変わります。

 

 

さあ、本番です。

 

f:id:kyouhisiho2008:20170210230507j:plain

2017-02-07 第8865列車  西大路桂川

 

今回は吹田機関区所属のEF210 156号機が無動力回送されてきました。

吹田へ帰区する際に8865レを利用したものと思われます。

国鉄型機関車とJR世代の機関車の組み合わせ、同じ色の系統なので

意外と合うように思います。

足回りを見てみるとEF64はゴテゴテしているのに対して

EF210はスッキリしており、6輪ともしっかりと確認できる作りになっているのが

対照的ですね。

 

この8865レ、撮影ポイントを通過する際に向こう側の線路を

北陸本線へ向かう貨物列車がすれ違うので、

いつも背景がコンテナになってしまいます。

 

まるで貨物駅を通過しているような雰囲気です。

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達042 「 クモヤ443を曇天の京都に見た 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

今朝は寒波の影響で大阪の平野部までも積雪しておりました。

昼前には溶けて消え去りましたが、東海道本線湖西線など

滋賀県の大雪の影響を受けた路線は少々遅延が発生しましたね。

通勤の皆様など、お疲れの事と思います。

 

土曜が祝日ですと代休が適用されず、学生さんなどは残念でしょうね。

 

私の職場は日、祝が基本的に休みなのですが

土曜はそれでも外せない仕事がある為、

土曜が祝日ですと結局は昼から出社して夕方までは仕事ですorz

 

代休は無いし給与額も変わらないのですけどねぇ。

 

その分平日にチョイ抜けして

鉄活をこっそりしているので相殺されるような気もします(笑)

 

 

 

さて、今回の更新は表題通りクモヤ443。

電気検測、信号検測を行う為の事業用車両で、

国鉄時代にたったの2編成4両が製造されただけの、貴重な車両になります。

 

JR化移行時にはJR東日本と西日本に各1編成ずつ継承されましたが

東日本の編成は廃車され、

今では西日本が保有する1編成が残るのみとなっています。

 

また、通達038などで取り上げたキヤ141系に増結される形で新製予定の

新検測車が配置された時点で、残る1編成も廃車される予定だそうです。

 

撮影するなら早い内、と思い今回の記事更新となりました。

 

 

例によってまずは練習電

 

f:id:kyouhisiho2008:20170210204125j:plain

2017-02-07 281系  桂川西大路(後追い)

 

露出を確認するとご覧のように暗い絵面に。

設定を直して列車の到来を待ちます。

 

 

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170210204311j:plain

2017-02-07 試9543M クモヤ443D1編成  桂川西大路

 

この日は向日町の操車場から湖西線を経由して

福井までの往復で検測が実施されました。

 

先頭車両と後方車両では

パンタグラフの形状が異なるのがお分かり頂けるかと思います。

 

手前側の下枠交差型パンタは架線検測に用いられるパンタグラフで、

このアングルからでは見えませんが基部に架線を照らすLED照明が点いています。

 

後方のパンタは菱形で車両を動かすための集電用に用いられています。

 

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170210205032j:plain

2017-02-07 試9543M  桂川西大路(後追い)

 

こちら側(後方)の車両は信号計測機器が積まれた車両です。

 

 

今や国鉄型特急電車が数少なくなったJRにおいて、

かつての特急を彷彿とさせるスタイルは懐かしさを感じます。

また、交直両用車両に採用されていたピンクとクリームのツートンカラーも

郷愁を誘います。

 

この形、色合いを出来るだけ長く見ていられるよう、

ファンとしては願わずにいられません。

 

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達041 「 EF65 2094号機の白いプレートに惹かれて 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

今日の関西はめっちゃめちゃ寒くて凍えそうな一日でした。

山間部は積雪もあり、一部路線は運転見合わせを行っているようですね。

 

公共交通機関の運転中止は影響が大きいので気を付けたいものです。

 

 

さて、今回の更新は通達040と同日、その後のお話となります。

 

新鶴見機関区のEF65にはナンバープレートに3種類ありまして、

赤色と青色、白色とカラフルなラインナップになっています。

 

関西にやってくるEF65の割合は何故か赤色が多く、

白色は両数も少ないのでめったに見られません。

 

この日は仕事が休みでたまたま鉄活をしていた時に

白色プレートの釜が来阪すると聞き及び、

試運転撮影後も同じポイントで撮影を続けました。

 

f:id:kyouhisiho2008:20170210185153j:plain

2017-02-05 221系8連  長岡京ー山崎

 

この日は小雨が降る天気で、露出をその都度変えながら様子を見ておりました。

 

この画像は少し暗め。

という事でちょっと露出を上げて備えます。

 

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170210185409j:plain

2017-02-05 第5087列車  長岡京ー山崎

 

編成が長いので目いっぱい左端に引き付けて…と思っていたら

つい指がシャッターを押してしまい、切り位置が手前になってしまいました。

なのでピントが甘いんです。残念。

 

編成後端は木の陰に隠れるので、貨物列車はきっちり編成が入らず

また、ワイヤーケーブルが車体に掛かるので

このポイントはあまり適切ではありません。

 

しかしながら、下り貨物をわりかしスッキリ狙えるポイントは

案外と少ないので仕方ありません。と、自分に言い訳…

 

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170210185941j:plain

2017-02-05 117系T2編成8連  長岡京ー山崎

 

行きがけの駄賃にこの前日から8連に組成された117系T2編成の撮影を。

悔しい事にこの画像はきっちり決まってしまいました。

気負いなく撮影する、というのが大事なようです。

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達040 「 日曜の昼下りに走る試運転を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

2月5日の日曜日、京阪神は前夜から雨が降り

どんよりとした雲が立ち込める1日となりました。

 

この日は鉄活をしよう、と思っていたものの雨天の為

自宅でのんびりに予定を変更しようか迷っておりました。が、

正午辺りには雨もほぼ止んで少し雲が薄くなった気がしました。

 

そこで、カメラを持って出かける事となりました。

 

今回の更新テーマは「特急」。

 

 

関西には大手私鉄がいくつも併走しており、

その中には特急という列車種別も多分に含まれます。

阪急や京阪、阪神電鉄などは特急といえども通勤車両を使用しており

停車駅が少ない速達タイプというだけで別料金は不要です。

その一方で近鉄南海電鉄は専用車両を用い、速達性と快適性を併せ持っています。

 

JRで運用される特急も後者の部類に当たります。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170207233712j:plain

2017-02-05 289系4連  長岡京ー山崎

 

向日町の操車場から新大阪へ回送される「こうのとり」用289系。

北近畿地区への足となります。

先頭車両は非貫通型ですが反対側は貫通扉を備えた切妻形状をしています。

 

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170207234045j:plain

2017-02-05 683系3連+9連  長岡京ー山崎

 

関西と北陸を結ぶサンダーバード号に充当される特急型車両。

運転本数も多く人気の特急です。

 

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170207234518j:plain

2017-02-05 281系6連  長岡京ー山崎

 

一部は米原発着もある関西空港と京都を結ぶ「関空特急 はるか」。

30分に1本走っているのでもっとも頻繁に撮影しています。

 

281系は過去2回、お召列車として使用されたこともある車両です。

 

元々製造される際にお召列車の使用も考慮され、

窓ガラスは防弾仕様になっているのです。

 

朝の数往復のみ付属編成を3両増結して9両になります。

日中は6両での運転です。

 

実はこの日、

「はるか」に使用されている281系の付属編成3両が単独で試運転をするという事で

悪天候の中を鉄活しに来たのです。

 

 

やっと表題です。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170207235113j:plain

2017-02-05 試6783M 281系HA632編成  長岡京ー山崎

 

普段は見ることが出来ない、短編成の281系です。

 

この日はこれを撮影して満足していたのですが、

この後ちょっとしたネタがあるという話を耳に挟みまして

帰宅する予定を取りやめこのまま粘る事になりました。

 

その話は次回更新で。

 

 

それでは

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

 

通達039 「 愛知機関区のEF64 1000番台を狙う その3 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

本日の更新は久方ぶりの晴天画像でございます。

ここの所ずっと夜陰にまぎれた鉄画像を更新しておりましたので

なんだか晴れ晴れしい心持になります。

 

さて、表題にあります通り通達022に続いてのEF64 1000番台ネタとなります。

 

まずは練習電。

 

f:id:kyouhisiho2008:20170207185200j:plain

2017-02-04 223系W20編成(後追い) 西大路桂川

 

いつものように練習撮影して露出を合わせます。

列車の側面がちょっと暗いですね。個人的にはこれくらいくらいのが好みです。

が、車体の足回りがつぶれてしまっているのでNG。

 

f:id:kyouhisiho2008:20170207185444j:plain

2017-02-04 第8865列車  西大路桂川

 

よし!露出もピントも構図にタイミング、OKでした!

 

今回この列車を撮影したのは機次位(機関車のすぐ後ろ)に

DE10 1750号機がくっついて来たからなんです。

 

通達013で撮影した四日市での石油タンク貨車入れ換えシーンで

この機関車を撮影しておりまして、今回8865レで関西へやってきたのは何故か?

どこへ行くのか?気になって撮影しに来ました。

 

どうやらDE10の車体に刺さった無動票によると岡山へ回送されるようです。

2月5、6日は吹田に留置され、7日に2077レの機次位で岡山に向かいました。

理由は不明ですが、転属のためでしょうか?

 

同僚愛知機関区の2両が関西で見られるという貴重な機会でした。

 

「1013号機ちゃん、おいら重くない?稲沢から長い事牽いてくれてありがとうね?」

 

「何言ってるのよ、1750号機くんったら水臭いんだから。

岡山まで本当は私が一緒に行きたいくらいんだけど、

お仕事があるから吹田まででごめんね?」

 

「おいら、岡山に行っても1013号機ちゃんの事、忘れないよ!」

 

「嬉しいっ、私も忘れないんだから。いつかまた、会いましょうね?」

 

「うん、約束だからね!」

 

なんて会話が脳内では繰り広げられておりましたが、

考えたら伯備線運用で愛知機関区のEF64は岡山に常駐するんですよね。

今生の別れかと思ったら岡山でバッタリ。なんて。

 

 

暴走してしまいましたが

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

通達038 「 深夜のキヤ141を奈良線で狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

本日の更新は奈良線で行われた軌道検測車による検測の様子でございます。

奈良線カテゴリーの記事は元旦以来の2度目となります。

近いのにあまり足を運ぶ機会が無くてご無沙汰になっております。

 

私が中学の頃、奈良線と言えば春日色をまとった105系の独壇場でした。

 

2両の短編成が、あの時代国鉄型電車が走っていた地域では

どこででも聞こえた電車の音ともいうべきMT54型モーター音を

響かせながら一瞬で通りすぎる姿を懐かしく思い出します。

 

現在はJR第1世代車の221系国鉄通勤型103系の2形式が6両・4両で走っています。

 

 

 

さて、今回の撮影は深夜という事で宇治市内にある木幡という駅にやってきました。

 

f:id:kyouhisiho2008:20170206184646j:plain

2017-02-03 木幡駅2番線を1番線側から望む

 

露出を合わせて列車を待ちます。

 

駅なので、列車が入線する際には接近警報がアナウンスされます。

突然やってきて慌ててカメラを構えなくてよいので安心です。

 

静かな駅構内にアナウンスが響きました。

 

「2番線に、奈良行き普通列車がまいります」

 

…あれ?

普通列車が来るの?

 

と、思っているとやってきました、キヤ141。

 

f:id:kyouhisiho2008:20170206201600j:plain

2017-02-03 試9621D キヤ141 第2編成  奈良線 木幡

 

先頭車両の車体下部が光っているのがおわかりでしょうか。

軌道検測ということで、レールなどの道床に異常がないか、ライトを照らして

確認しながら走行しています。

 

この木幡駅にて、反対列車の行き違いの為、少し停車いたします。

 

f:id:kyouhisiho2008:20170206201941j:plain

2017-02-03 同上 木幡の駅名板と。

 

停止目標に合わせて停車した後、下部に点灯していた検査用のライトが消されました。

 

この車両、キヤという形式名からもわかる通り気動車

つまりはディーゼルカーなので停車中もエンジンの唸りが辺りに響きます。

不思議とやかましい、とは思えず心地よくエンジン音を聞いておりました。

 

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170206202352j:plain

2017-02-03 同上 運転席付近

 

停車中は撮影会状態となり、つい色々なアングルから撮影しておりました。

4灯ライトがカッコいいです。

 

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170206202547j:plain

2017-02-03 同上

 

こちらは編成後尾。キヤ141-2とスカート部分に記載されております。

先頭車両の方のスカートにはキクヤ141-2と記載がありました。

 

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170206202743j:plain

2017-02-03 同上

 

最後に広角気味のアングルで一枚。

 

こうしてみてみると、キクヤ141の台車の形が変わっていますね。

車輪が見えない程覆われています。これも検査に必要な装置なのでしょうね。

 

 

この後列車は奈良へ向けて、夜道を滑る様に出発していきました。

 

 

 

通達006でも取り上げましたキヤ141第2編成。

今夜もどこかで線路を、皆様の安全を守ってくれているのでしょう。

 

 

それでは

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

 

通達037 「 ロングレール返空 第8091列車を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

雨が降った後に風が吹くと体感温度がずいぶんと下がります。

今日もめっちゃ寒い一日でした…

 

さて、新日鐵住金というメーカーがあります。

かつて社会の授業で学習した、1901年創業の八幡製鉄所の現在の社名です。

 

この我が国の製鉄史に名を残す企業は昨今、

我々鉄道ファンにとって見逃せないあるものを製造しています。

それは、レールです。

 

一般的なレールはその長さが25mと規定されており、

レールの継ぎ目が乗り心地や保守点検の妨げになるので

各社線において継ぎ目を溶接するなど手間と工夫に苦心を重ねています。

 

 

そんなレール業界に革命をもたらしたのが新日鐵のロングレールです。

 

世界で最長を誇る150mレールを製造し、浜松や関東に輸送されています。

この150mレールを輸送するために、北九州から関東に

臨時の高速貨物列車が不定期で設定されています。

 

列車を俯瞰しますと150mのロングレールが線路に合わせて、

うねっている様子はまさに圧巻!だと思います。

 

実は見たことがありません、私。

 

 

見てみたいとは思うのですが、

関西を通過するのは深夜、というか未明、というか。

 

沿線でも駅でも撮影が出来ない時間帯なのです。

 

そこで、取りあえずレールを積み下ろし

空になった輸送用の貨車を北九州へ回送するシーンだけでも撮影しようと、

今回の更新のネタにさせていただきます。

 

f:id:kyouhisiho2008:20170205210741j:plain

2017-01-26 第1080列車  高槻

 

まずは練習列車。編成が切れてますね。

 

つづいて本番。

 

f:id:kyouhisiho2008:20170205210914j:plain

2017-01-26 第8091列車 高槻

 

露光不足、ブレ、構図失敗の3ダメ画像となりました。あちゃー…

 

EF66 127号機が牽引する緑色の貨車がロングレール専用のチキ5500形といいます。

この列車でしか見ることのできない貴重な貨車です。

 

車体に乗った黄色のエプロン(レール積む棚)が連なる姿が威容を感じさせます。

 

 

そのうち、ちゃんとした画像を撮影出来るよう、今後も精進せねばなりません。

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

通達036 「 甲219 東京メトロ15000系(15114f)の甲種輸送を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

今日の京阪神は朝からシトシトと雨が降る空模様でした。

私は家庭の用事があり午前中は非鉄となりましたが、

天候がすこーし回復した午後は2時間ほどだけ鉄活を。

 

その成果はまたいずれ。

 

 

 

さて、表題にもあります通り本日の更新は、通達035の翌日

本年1月14日の早朝のネタとなります。

 

東京メトロ15000系。その14編成目となる2016年度増備車3編成の第1陣です。

 

この15000系山口県の下松にある日立製作所で製造されており、

その下松から山陽本線東海道本線、を経由して新鶴見から八王子を経て

東京の中野まで、機関車に牽引されての甲種輸送が実施されております。

 

夏場であれば、撮影は沿線でも可能なのですが、

日の短い今は駅の明かりが無いと露光が得られません。

 

従って駅撮りを敢行しております。

 

f:id:kyouhisiho2008:20170205202122j:plain

2017-01-14 第8862列車 EF210 120号機牽引 東京メトロ15000系(15114f)京都

 

 

ちょっと左と下がカツカツな絵面になってしまいました。

 

この撮影ではレンズの望遠域を使用したことで車両が15000系である、

というのがわかりづらく、尚且つ構図も失敗した為に

かなりモチベーションが下がってしまったのをよく覚えています。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170205202631j:plain

2017-01-14 同上

 

2016年度は更にあと2編成が増備される予定となっており、

それぞれ2月中旬に15編成、3月上旬に16編成が落成予定だそうです。

 

つまり、まだチャンスは2回残っていると。

そう、前向きに考えて筆をおきます。

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!