写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第436列車 「 併用軌道さんぽ・悶絶必至の回転パンダ!阪堺電気軌道 モ701形を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

本日はお仕事三昧の非鉄デーとなりましたので、

これまた日常ネタをお届けさせていただきます。



さて、今回の更新は阪堺社線を走行する車両群の

中でも 最大両数を誇る11両を有しますグループ、

モ701形の紹介をさせていただきます。

 

1987年~1995年にかけて増備されたこのグループは

近代的な外観を有する完全新造車両でございます。

 

先にご紹介いたしましたモ601形と似たデザインの

車体なのですが、コチラの方が先に導入されている

のでモ701形をモデルにしてモ601形が

製造された様ですね。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20180202222308j:plain2018-01-02 モ701形710号車  住吉鳥居前細井川

 

このデザイン!

 

拙ブログ記事で以前にご紹介致しました287系の

パンダくろしおと同じ、パンダの総本山

アドベンチャーワールド」 のラッピング

なのですが、こちらは愛らしいでんぐり返りの

イラストが側面に描かれております。

 


前面デザインもパンダらしくライトを目に見立てた

隈取りを施しておりますが、側面イラストの、

特に乗車用扉部の寝転がって腕を上げる仕草の

愛らしい事…

 

これが「萌え~!!」という感情なのでしょうか。

 

回転パンダにオヤジもメロメロとなりました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20180202222341j:plain2018-01-02 モ701形704号車  住吉鳥居前細井川

 

変わってこちらは704号車、都ホテル

真っ赤なラッピングが 鮮烈でございます。

 

側面上部はホテルの屋根に見立てたデザインと

なっておりまして他の車両に比べて少し落ち着いた

印象となります。


側窓上部からすぐ屋根になっているかの様な

デザインが秀逸に感じます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20180202222430j:plain2018-01-02 モ701形708号車  住吉鳥居前細井川

 

他形式を含め最多ラッピング両数となる質屋さんの

デザイン。


側面には質屋の屋号が飛び出し装飾で大きく配され、

目立つ黄色部分には電話番号が記されております。


正に動く看板を地でいくデザイン。


その良し悪しはさて置いて、広告としての訴求力は

見事だと感じ入りました。


 

そのうち、モ161形にもこのラッピングが

施されたりしたらどうしましょう…

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20180202222501j:plain2018-01-02 モ701形707号車  細井川住吉鳥居前

 

他のラッピングデザインに比べますと

とてもアッサリとした外観となるラッピング車。

 

この写真が一番判りやすいと思うのですが、

このモ701形は、モ601形と異なりまして前照灯の横に

ブレーキランプが設置してあります。

 

これは、併用軌道を走行時に後続となる自動車に対して

ブレーキを掛けてますよ、とお知らせする意味を

持っております。

 

 追突事故防止の為、という事でございますね。

 

ちなみにモ601形は改造車両でして、モ121形の

ブレーキを流用しております関係でおっとりした

性能の為、ブレーキランプは省略されているそうで

ございます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20180202222533j:plain

2018-01-02 モ701形710号車  住吉鳥居前細井川

 

最後にもう一度パンダさん。 

 

やはり可愛いんです!


 

この車両に会う為だけにまた阪堺社線へ

出向いてもいいな、と思わせる愛らしさを

持っている様に感じます。 

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!