写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第468列車 「 併用軌道さんぽ・阪堺電気軌道線 モ501形を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

本日も大変素晴らしいお天気となりました

関西ですが、私は昨日に引き続き自宅で静養を

強いられる身でございます。

 

相変わらず右半身が使い物にならず、お箸も

持てない状態でございます。

 

かといってそれ以外は元気な為、ひたすら

スマホで全国の鉄道スポットを調べたり、元気に

なったら何処に行って何を撮影しようか、と

妄想しながら過ごしております。

 

水間鉄道、南海高野線といった辺りに惹かれて

しまいます今日この頃。

 

親しくさせていただくブログ仲間さん達の影響で

貨物やJR線以外の鉄道が持つ魅力に気付きはじめて

おります…

 

 

さて、今回の更新は阪堺社線の古株モ501形の

ご紹介となります。

 

 

前回、と申しましても二週間ほど前になりますが、

モ351形のご紹介を致しました。

 

今回のモ501形はそのモ351形と全く同じ外観

となる車両でございます。

 

尤もこちらのモ501形の方が先輩車両でございます。

 

導入は1957年でして、全5両が当時の

帝国車輌製でございます。

 

帝国車輌は戦後に東急車輛へ合併後、創業地の

堺市から和歌山へ移転致しまして、跡地には

ショッピングモールのアリオ鳳などが建ち、

今も賑わっております。

 

和歌山へ移転した元帝国車輌はその後、

東急車輛製造と合併しまして、東急車輛製造

総合車両製作所へと変わりましたが、今でも

総合車輌製作所の和歌山事業所としてコンテナや

分岐器の製造を担っているのだそうでございます。

 

南海電鉄東急車輛製の車輌が多い理由の一端が

この辺りにある様でございますね。

 

  

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2018-01-02 モ501形501号車  住吉鳥居前細井川

 

朗らかな色合い、デザインの広告が目を引く

ラッピングでございます。

 

前面左側には赤い副票で還暦を祝う表示が

取付けられております。

 

 

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2018-01-02 モ501形501号車  住吉鳥居前細井川

 

もう一度、少し正面寄りに撮影してみました。

 

古めかしい車体にLEDの行先表示という

チグハグさも、今のご時世ならではでございます。

 

 

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2018-01-02 モ501形502号車  住吉鳥居前細井川

 

502号車は赤地にグレーのワンポイントが映える

素敵なデザインでございます。

 

証券会社の広告なのに思い切っているな、と

感じてしまいます。

 

 

502号車〜504号車の副票は角形でございますね。

 

 

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2018-01-02 モ501形503号車  住吉鳥居前細井川

 

拙ブログ記事でのご紹介もお馴染みとなりました

質屋さんのラッピングを施しておりますのが

こちらの503号車でございます。

 

色合いは爽やかで素敵なデザインなのです。

 

 

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2018-01-02 モ501形504号車  住吉鳥居前細井川

 

こちらの504号車は、メッドシティ21の広告を

施しております。

 

医療機関らしい清潔なデザインのラッピングと

なっておりますね。

 

 

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2018-01-02 モ501形505号車  住吉鳥居前細井川

 

最後はラストナンバー、505号車となりまして、

こちらは復刻塗装でございます。

 

竣工当時の塗装を再現しているのですが、側面には

しっかり広告が掲示されておりました。

 

 

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2018-01-02 モ501形505号車  住吉鳥居前細井川

 

501号同様に正面寄りに撮影してみました。

 

堺市ご自慢の前方後円墳の空撮が魅力となる

広告が掲示された501号車は、正面から見た

塗り分けが前掛けに似ている所から俗に、

金太郎塗装と呼ばれております。

 

国鉄世代の私はこの様な塗り分けを見ますとつい、

ゴハチを想起してしまいます。

 

あれは飾り帯の形状が前垂れデザインなのですが。

 

 

 この金太郎塗装、現在はモ161形の一両と

モ505号車の2両きりだそうでございます。

 

残念ながらモ161形の方はこの当時、映画の

ラッピングが施されておりまして地色が撮影出来ませんでした。

 

機会があれば、今度は金太郎塗装のモ161形も

撮影してみたいと思うのでございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!