この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
相変らずの酷暑が続いております。
日中は高温で線路が変形するのを懸念し、東海道本線の
特急と新快速が運休するというえげつなさに見舞われて
おります関西。
高温なうえに湿度が高いと熱中症になる確率が格段に
上がるそうでございます。
コマメな休憩と水分補給を心掛け、健康なままこの夏を
乗り切りたいものでございますね。
さて、今回の更新は2丁パンタを狙って
やって参りました加古川線のご紹介、第3弾と
なります。
2018-03-11 クモハ125-10+クモハ125-9 小野町ー粟生
単行運転が可能な両運転台の125系が2両、連なって
やってきました。
国鉄型と銘打ったサブタイトルの割に初っ端が
JR型電車なのはいかがなものかと思うのですが。
以前の記事でもチラッと触れましたが、加古川線は
その際の電車導入と電化工事の費用を沿線自治体と
県が負担する形式を取っております。
沿線から税金で導入されている為、他路線への転用や
乗り入れが政治的に困難な車両という事になるので
ございます。
2018-03-11 103系3550番台M1編成 粟生ー小野町
続きまして、103系の登場でございます。
こちらは加古川線用3550番台のトップナンバー、
M1編成でした。
朝日を浴びて築堤を駆けていきます。
2018-03-11 103系3550番台M1編成 粟生ー小野町
引いた構図でワンモアショット。
色合い、前面デザインと105系を彷彿とさせますね。
もっとも、和歌山・桜井線を走る4扉の105系は
103系からの改造グループですから、元々
同じ形式だったわけですが。
2018-03-11 103系3550番台M4編成 小野町ー粟生
最後は第4編成の西脇市行を撮影して、今回の〆と
致します。
静かな丘陵地を国鉄モーターが響いて、ゆっくりと
走って行く2連の103系。
側面は体質改善の40N更新が施され、戸袋窓や雨どいが
消え、前面も103系からかけ離れた顔となりましたが、
それでも立派な国鉄時代の生き残りでございます。
今後は各路線の国鉄時代に製造された車両が順次
その雄姿を見せてくれる事でしょう…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!