写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第565列車 「 ~シリーズ国鉄の残滓を求めて~ 2018春 加古川線紀行 その3 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

相変らずの酷暑が続いております。

 

日中は高温で線路が変形するのを懸念し、東海道本線

特急と新快速が運休するというえげつなさに見舞われて

おります関西。

 

高温なうえに湿度が高いと熱中症になる確率が格段に

上がるそうでございます。

 

コマメな休憩と水分補給を心掛け、健康なままこの夏を

乗り切りたいものでございますね。

 

 

さて、今回の更新は2丁パンタを狙って

やって参りました加古川線のご紹介、第3弾と

なります。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20180713235201j:plain

2018-03-11 クモハ125-10+クモハ125-9  小野町ー粟生

 

単行運転が可能な両運転台の125系が2両、連なって

やってきました。

 

国鉄型と銘打ったサブタイトルの割に初っ端が

JR型電車なのはいかがなものかと思うのですが。

 

以前の記事でもチラッと触れましたが、加古川線

阪神大震災以降に福知山線の谷川駅までを電化し

その際の電車導入と電化工事の費用を沿線自治体と

県が負担する形式を取っております。

 

つまり加古川線を走るクモハ125系電車は加古川線

沿線から税金で導入されている為、他路線への転用や

乗り入れが政治的に困難な車両という事になるので

ございます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20180713235443j:plain

2018-03-11 103系3550番台M1編成  粟生ー小野町

 

続きまして、103系の登場でございます。

 

こちらは加古川線用3550番台のトップナンバー、

M1編成でした。

 

朝日を浴びて築堤を駆けていきます。 

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20180713235539j:plain

2018-03-11 103系3550番台M1編成  粟生ー小野町

 

引いた構図でワンモアショット。

 

色合い、前面デザインと105系を彷彿とさせますね。 

 

もっとも、和歌山・桜井線を走る4扉の105系

103系からの改造グループですから、元々

同じ形式だったわけですが。

 

 f:id:kyouhisiho2008:20180713235638j:plain

2018-03-11 103系3550番台M4編成  小野町ー粟生

 

最後は第4編成の西脇市行を撮影して、今回の〆と

致します。 

 

静かな丘陵地を国鉄モーターが響いて、ゆっくりと 

走って行く2連の103系

 

側面は体質改善の40N更新が施され、戸袋窓や雨どいが

消え、前面も103系からかけ離れた顔となりましたが、

それでも立派な国鉄時代の生き残りでございます。

 

今後は各路線の国鉄時代に製造された車両が順次

消えていく事になりますが、加古川線103系はいつまで

その雄姿を見せてくれる事でしょう…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!