この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
4月に雪が降るのは珍しい事でございますが、
関西では3月に雪が降る事も大概珍しい事でして。
今朝はちょっと冷えるな、と思っておりますと
山間部などで雪が降った様でございました。
冬用タイヤもそろそろ履き替えを考えていただけに
今週末の遠出は履き替えずそのまま出かける事に
致します。
さて、今回の更新は昨日撮影しておりました
いただきます。
昨日は東海道本線で車両トラブルがあったとか、
何故か防護無線が誤発報したとか、情報が
錯綜しておりました。
正確な所は不明ですが、取り敢えず終日に渡り
ダイヤが乱れ、今朝までその影響が及んだそうで
ございます。
そんな中、意外にも定刻通りにやって来ました
おりました。
アオリ構図で側面に西日を受けますDD51 1183を
捉えました。
実を申しますと、この構図は不本意な緊急避難的に
組み直したものでございました。
どういう事かと申しますと…
朝の内雨が降る状況でございましたが、夕方には
陽が射して参りました裏調子をEF210-104の
牽引します高速貨物列車が走り抜けます。
本来なら貨物が走る時間帯ではないのですが
遅延の影響でしょう、立て続けに貨物列車や
特急がやって来ました。
元々はこの様な立ち位置で撮影する予定で
ございました。
この時点で工臨の通過まで20分ほど前で
ございます。
工臨の通過まで15分を切った頃合いで
やって来ましたのは、ハローキティはるかで
ございました。
ここら辺りの時間までは、気にせずのんびりと
撮影が出来ていたのですが、この後急激に
高速道路の影が線路側へ伸びて参りました。
影が線路や車両に掛かりそうな位置で本番を
迎える事になるのですが、なんと。
高速道路をトラックが走りますと、その影が
バッチリ車両に掛かる事が判明致しました。
もう列車が来るまで3分ほどしか猶予が無く、
慌てふためきながら影落ちを免れそうな位置を
求道者の如く真摯に探します。
そうして表題のカットを何とか撮影する事が
叶いました。
ですが勿論、その代償もございました。
それがこちら。
バックショットをオマケとして狙おうと
振り向きますと、植え込みや架線柱に阻まれ
思うようなカットが狙えませんでした…
とは申しましても、撮影後3分ほどで陽は西山の
稜線へと消えていきましたので工臨の神様が
頑張って下さったお陰で表題が撮影出来た、と
感謝を捧げねばなりませんね。
そんな訳で個人的には今一つ満足のいく撮影では
なかったのですが、晴れた空の下で久しぶりの
撮影に取り組めまして、気分も晴れやかに撮影地を
後に致しました。
それにしてもダイヤの乱れ、凄かったです。
次々とやって来る貨物、貨物、特急、特急、
また貨物といった具合で、散々どこかで
抑止されていた列車たちが堰を切った様に
通過する様は圧巻でございました。
そんな中、定刻でやって来た工臨が凄いと
驚いたものでございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!