この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
さて、今回の更新は大阪貨物ターミナルの入換え動車
DE10 1082に先週から惜別マークが付けられて
おりましたので、滑り込みで昨日撮影して参りました
ご報告をさせていただきます。
移籍し、青地に黄帯を巻く独自のカラーが人気で
偶に検査などで吹機へ来た時などには
注目を集めておりました。
そんな釜が本日15日で退役するという事で
ヘッドマークが掲出されましたので、お休みを
利用して撮影する事が出来たのでございます。
マークは2種用意され、前後で異なる図案を掲出し
撮影する我々を楽しませてくれました。
こちらは1エンド、長い鼻面の方に取り付けられた
カンでございます。
落成した71年1月から退役となります本日までの
日付が下に、車体側面のイラストが真ん中に据えられ
藤色の地が淡く映えるオシャレな出来栄え。
このコマをトリミングしたものが表題でございます。
警戒色の虎縞に塗り分けられております。
関東ですと東京貨物ターミナルの様な、旅客線から
遠く離れた場所に位置します大阪貨物ターミナル。
本線から離れて茨木市を横断する形で
南へ伸びます貨物線の先に設けられた駅となります。
組成された貨物列車の向こう側を新幹線が走る姿も
見る事が出来ます。
チラッとですが。
引いた構図でもう一度。
キャブに設けられました区名札には
所属を示す大タの札と、その横に惜別と書かれた
札も刺してありました。
うっかり見惚れてしまい、撮影し忘れてしまいました。
前後でマークの図案が異なりますので、当然
後打ちも狙いました。
1エンド側からの見た目も同様ですが、車体色は
かなり退色し雨垂れや煤煙の汚れなどで
使い古された感が強く、貨物機らしい出で立ちに
見受けられました。
カンを付けられたこの釜が見られるのは私にとって
これが最初で最後。
撮影出来ました事に感謝でございます。
先程のコマをトリミングして、マークを拡大。
2エンド側の写真を加工した図案になっております。
撮影は施設の構造上、北側から南を向いて
撮影するしか出来ないのですが、マークに描かれた
写真は南側から撮影されておりましたのが
嬉しい点でございました。
今回の〆。
組成を終えて一旦お休みに入りますデーテンが
広い構内の片隅に佇んでおりました。
ここへのアクセスは、公共交通機関を利用しますと
橋を渡った直ぐの新幹線公園へ入りまして
ひたすら東へ進みます。
駅から徒歩30分くらいでございます。
大タに沿って張られたフェンスには有刺鉄線が
巻かれております。
撮影に際しては踏み台や脚立を持参された方が
安全に撮影が出来るのでは無いかと思います。
車利用でしたら摂津市役所やその近隣のパーキングに
車を停めてやはり南へ、橋を越えて新幹線公園へ
向かいますので、所用時間は余り変わりません。
明日以降、退役したDE10 1082に代わる入換え機が
何になるのか、そちらにも注目が集まります。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!