この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
マンガと申しますとワタクシの子供時代は
ジャンプが最強、次いでマガジンとサンデーが2位を
争いまして、チャンピオンは異端、といった感じで
少年誌が読まれておりました。
多感な頃合いになりますと青年誌へ移行し、より
深いストーリー性のある作品に
出会っていくのでございます。
更に年を経ますと、一般漫画雑誌へ目を向ける様に
なりまして、実社会に則した内容が面白い作品も
読むようになりました。
時事ネタが物語に影響を及ぼすゴルゴ13や
島耕作シリーズといった作品は今でも連載が続く
ほどに面白さの光るマンガだと思うのでございます。
島耕作シリーズなんて、課長から始って
今では相談役ですよ。
最終的には総理大臣に登り詰めるのではないかと
思っております。
さて、今回の更新は第1318列車記事におきまして
表題として掲載しておりました金屏風ラッピングの
289系を掘り下げますご報告となります。
9日の午前に撮影しておりました前回、非貫通側の
先頭車は撮影したのですが貫通側は未撮影なので
午後に再出撃を致しました。
光秀にとって因縁の地となります
天王山の麓を回送されますラッピング車。
今回は貫通側の先頭車を狙う為に布陣し
この様な具合となりました。
先頭車の側面には手前にお牧の方が、奥側に
細川ガラシャの絵姿が描かれております。
この女性二人、漫画脳なワタクシだからなのか
そっくりだと思うのでございます。
こちらは1両目と2両目の連結部分を中心に
撮影してみました。
2両目には白馬に跨る光秀と椅子にオッチンした
細川幽斎の絵姿が描かれております。
男性の方は弘兼っぽさも、ましてや柴門っぽさも無く
逆に面白みが感じられ無くて残念です。
どうせなら、藤子Fみたいな絵柄や
わたせせいぞうっぽい武将など、キャラ毎に
描き分けても面白いと思うのです。
でも、さいとうたかお風に描くと
鬼平になるので駄目ですよ?
うっかりして2、3両目の連結部を飛ばしてしまい
次は3、4両目の連結部でございます。
3両目には赤い鎧をまとう赤井直正が
4両目には青い着物を着た光秀が描かれておりました。
また、福知山城をはじめとしたゆかりの地が遠景で
描かれてもおります。
明智藪の図案がワタクシにはどうしても
白菜に囲まれた様にしか見えませんが。
撮り逃しておりました2、3両目の連結部を
残業して捕獲致しました。
2両目(左側)の黒い鎧を着た人物は細川忠典、
馬にまたがるお髭のおっちゃんが
波多野秀治でございます。
それにしましても、忠典の兜飾りが噴水芸の様で
もはやギャグにしか見えません。
これを光秀から賜って、戦の折に着用していると
雑兵たちがチラ見してプーックスクス、と
肩を震わせていたのではないかと思えます。
何の罰ゲームですかコレ…
今回の〆。
折角残業をしましたので、非貫通側の先頭車を
もう一度撮影しておきました。
地域振興が狙いである以上、ドラマとの
タイアップによる盛り上がりには
期待したい所なのですが、そもそも金屏風なのに
金色に見えませんよね、コレ。
パンダくろしおの様な愛らしいデザインに
寄せれば尚一層の集客が見込めたのでは?と
愚考する次第でございます…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!