この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
昨夜は闇鉄、今朝は早起きでの朝練、日中は午後の
チョイ鉄の為に時間を創るべくの激務、と忙しく
気が付けば23時を回っておりました。
はい、寝こけておりました。
そんな訳で本日は甲種輸送の更新では無く、以前に
撮影していたネタから持って来ておりますが
何卒ご容赦の程を。
さて、今回の更新は南福井貨物駅の入替え仕業に
従事しております岡山機関区のDE10が、検査の
為でしょう、仕業を外れて岡山へと戻る道すがらを
撮影しておりますご報告でございます。
京都貨物で一休みした後の配給列車、この日は
EF510-20がJRFでも少数派の原色デーテンを従え
吹田へと向かう姿を捉える事が出来ました。
背景に目を瞑れば、ここは光線も良く
短編成を抜く分には文句の無いポイントです。
なるほど、だからでしょう。
列車の到来に合わせて、ビッグブロガー氏も
いらっしゃり、短時間ながら楽しいひと時を
過ごさせていただきました。
感謝でございます。
構図一杯に赤い被写体が納まるこのカット。
左右の余裕が少なくて表題からは漏れましたが
お気に入りの一枚でございます。
デーテンのキャブから覗きます旋回窓が
異形の怪物の目玉っぽくてステキ。
赤い異形、と記しますと思い出すのは
血みどろになった様なデザインの、万博の
アレでございましょう。
いのちのかがやき、でしたっけ?
凄いデザインを選定したものだと、逆に
その感性に拍手を送りたくなります。
ナジャコレ、という声で話題になった点は
狙い通り、なのではないでしょうか。
JR東日本から購入した元DE15を改造し
DE10となりました3500番台。
その為今も原色を保持する姿を見る事が出来る
貴重な存在でもあります。
尤も、DE10それ自体がDD200の台頭によって
急速に数を減らしておりますので存在自体も
充分に貴重だと思うのですが。
まさか同車も、寒冷な東北、新潟から温暖な
西日本へやって来る事になるとは思っても
みなかったでしょうね。
なにせ元DE15、ラッセル車ですから
温暖な地域には縁が無いでしょうし。
後ろ姿で今回の〆となります。
色あせ、くすんだ赤をまとう姿は牽引役の
若いゴトーと異なり、老兵の証でございます。
南福井駅の貨車入替え仕業も、1線スルー化工事が
完成すれば不要となり、ゴトーに牽引されます
デーテンを目にする事も無くなります。
そうした、先の無い貴重な機会に
今回も巡り合えました幸運を感謝して、
筆をおく事と致します。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!