この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
流石はシルバーウィークでございますね。
午前中に自宅を出て撮影地へと向かう道すがら、高速の
IC手前にある道路情報の表示機には、大山崎から
大津まで 、渋滞20Kmと表示され唖然と致します。
行楽へ向かう道がこの様に渋滞しておりますと
ワタクシの様なヘタレは途端に行く気が失せてしまい
引きこもってしまうのでございます。
この渋滞の車列には、そんなワタクシには到底
及びもつかない猛者な行楽者(コウラッカー)たちが
いらっしゃるのかと思いますと、頭が下がります。
さて、今回の更新は引きこもって地元で軽く鉄活を
しております休日の撮影報告となっております。
鉄仲間さんからこの日の梅小路配給が凸代走と聞き
この日の撮影スケジュールを組み立てておりました。
梅小路配給はまず機関車が常駐するムコソから
回送線を通って梅小路へ向かい、そこでチキを
受け取って再び回送線をムコソへ戻ります。
そこで、この日は単機となりますムコソから
梅小路への列車を狙うべく自宅を出たのですが
早朝なら30分掛からない道のりが渋滞で混み合い
60分前に出たにもかかわらず目の前で逃す事に…
車の中から走り去る単機の凸を眺めて終わりました。
まるで耳元で般若心経でも唱えられているかの様な
ガックリ気分でのスタートでございます。
出足こそ躓きましたが、本命はこの通り撮影する事が
ムコソでの交検を受ける為の空チキ6両を連れて
桂川橋梁を渡ります。
普段はPF牽引の為あまり見られない凸牽引の列車、
もっと撮影者が集まるものと思ったのですが
意外と少なくこの場には僅か5名とまったり状態。
しかもほとんどが親しいお仲間の皆さまでした。
1182レから、この日はスタート致しました。
凸単機を逃しました失意から、ひっくり返された
メンコの様に気分を回復させて線路傍へ、この列車を
仕留める為に向かいました。
逆光ポイントになるのですが曇るかな?と読んで
布陣してみたのでございます。
残念ながら結果はピーカンド逆光でしたが、露出を
被写体に合わせて撮影し、記録する事が出来ました。
この撮影後、桂川橋梁へと移動致します。
時間つぶしに撮影しましたEF210-313の牽く
貨物列車、5085レでございます。
機次位のコキには液コンが一つずつの
寂しい積載ですが、練習レとしては丁度良い具合で
それなりに満足のいく結果となりました。
1182レを牽引していた159号機とは異なり
300番台は車体側面に黄色の帯を巻いております。
西条駅での貨物列車との連結自動解除機構を有する
証でございます。
この釜が今後ドンドンと増備されるそうですが
ひょっとしたら今後、新たに出来るのかも知れません。
続きましてはEF65 2065が先頭に立つプチ本命の
5087レでございました。
幼い頃から見慣れた国鉄形機関車が来ると、やはり
ワタクシもテンションが上向きになってしまいます。
特にこの釜は番号が1065だったJR化初期の頃には
奇抜な色合いの試験塗装に塗られて追い掛けた
懐かしの釜なのでございます。
その後は大宮更新色になり、2000番台へ改番されて
今では国鉄特急色へと戻されて撮影出来るという
不思議な巡りあわせでございます。
シャッターの切り位置が引き付け過ぎてチョイ
カツカツなのが難点ですが、細かい事は気にしない
ラフな性格なので問題ございません(笑)。
先ほど梅小路までチキを牽いて来ました
EF210-159ですが、帰りは身軽な単機での行程。
凸牽引の配給列車に備えて立ち位置を
少しサイド寄りにしましたので、この単機も
こんな風にサイド気味で切り取ってみました。
この撮影後、いよいよ本命のご登場となります。
こちらは表題の一つ前のコマでございます。
釜に架線柱が掛かりましたので次点落ちしまして
表題こそ飾れませんでしたが、記事には掲載して
供養と致します。
5087レの辺りからお空が白くなり出しまして
側面黒潰れが回避出来たのは読み通り、
ラッキーでございました。
実は心中でガッツポーズでございます。
オマケ。
最後はチキのお尻でも眺めながら終わろうかと
後打ちもしておりました。
肝心のお尻は植生に阻まれているのですが
まぁ雰囲気だけでもって事で。
この撮影を終えてこの日の撮影は全て終了し
仲間内で近くのラーメン店へ向かい
遅い昼食を共に致しました。
勿論、鉄談義で盛り上がり
楽しい時間となりました事を記しておきます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!