この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
幕の内弁当、と申しますと色々な食材が一堂に会する
豪華なお弁当といったイメージがございます。
ですがワタクシが若い時分にはガッツリと
食べたいのに少量ずつしかおかずが無くて
不満に思っておりました。
そんな訳で幕の内よりもおかずを単品で
追加する様なチョイスをしておりました。
さすがにこの年になりますと、幕の内弁当の
有り難さが身に染みて参ります。
弁当~いろいろ~♪おかずも~いろいろ~♪と
つい昭和歌謡の名曲を
替え歌で口ずさんでしまいます。
さて、今回の更新は近鉄の団体専用列車、楽の撮影を
本日実施致しましたご報告となります。
この列車、普段は団体専用という事で
撮影する機会が乏しいのですが、この連休は
臨時列車として運行されておりまして多くの鉄さんが
撮影を楽しんでおられました。
本日は連休の最終日ですから、ワタクシもこの機会に
流行に乗っかってみようと思い慣れない近鉄沿線へと
出向いております。
有り難い快晴の中での撮影となりましたが
リニューアルした車体色はピカピカな上に色を
表現するのが難しい具合でございました。
もう少しサイド気味に構えた方が
綺麗に撮影出来たのかも知れません。
待ち時間に撮影していた特急、最初は
伊勢志摩ライナーでございました。
確かこの列車は赤色と黄色の編成があったかと
思うのですが違っていたら申し訳ございません。
シルエットだけ見ますと初代のアーバンライナーを
彷彿とさせるデザインでございますね。
お次はそのアーバンライナーの後継増備車となる
アーバンライナーNEXTでございます。
先頭形状が283系みたいな柔らかなイルカ顔から
戦闘機の様な鋭さを感じさせる印象へ変化して
コレはコレでアリかな、と思うのでございます。
ビスタカーと申しますとコレ!という存在感も
新塗装になってから随分と軽いイメージになり
個人的には残念でなりません。
この塗装を気に入っていらっしゃる方も
おられるでしょうから否定的な意見は述べるのを
控えたい所ですが、落ち着きのあると感じる
旧塗装に比べて安っぽい印象を持つのでございます。
特に前面の塗り分けが…
ともあれ、現着してわずか30分ほどの間に
これだけの多様な近鉄特急が撮影出来ました。
特急~いろいろ~♪デザイン~いろいろ~♪と
あの昭和歌謡がリフレイン致します。
勿論一般車両も撮影しておりました。
こちらは復刻塗装で注目を浴びる5200系を
先頭にした快速急行の松阪行きでございます。
松阪と申しますとワタクシの中では松阪牛なのですが
彼の地を訪問した折に、駅弁で松阪牛のお弁当を
購入して見た事がございます。
メインディッシュの牛肉を楽しみにお弁当を
いただいたのですが、冷たく辛く硬いお肉で
幕の内にすれば良かった!!と
後悔した思い出もございます。
駅弁ですから当然の事なのですが、案外牛肉を
美味しく調理した駅弁って難しいのかも知れません。
お次は区間準急に供されます一般車両。
近鉄の普電といえば!的な外観でございます。
とは申しましても、5200系の復刻塗装を始めとして
各路線では様々な塗装や仕様違いなど、外観の
バリエーションが楽しめるのも近鉄普電のいい所。
さしずめ、あの昭和歌謡で普電だぁってい~ろいろ
走ぃって~る~♪と、最後まで歌い切る感じに
なってしまいます。
と、こんな風に短時間ながら多種多様な列車を
眺めつつ待っておりますと本番でございました。
表題から引いた構図でもう一度。
一番色出しが難しい先頭車の灰色市松模様も
何とか確認できる程度には光線が当たりました。
今回の運行、乗車には乗車券のほかに400円で別途
指定席券の購入が必要なのですが、発売時に瞬殺で
完売したそうでございます。
2階建てとは申しましてもたった4両の編成ですから
プレミアムシートと化したのでしょうね。
オマケ。
後打ちはまさにオマケでございます。
ここは後打ちに適さないポジションだったのですが
取り敢えず惰性で、裏返ってのシャッターオンも
挑戦してみたのでございます。
と、ここまで撮って終了、撤収という予定で
いたのですが、集まった他の鉄さん方は一向に
帰るそぶりを見せません。
そう、まだアレを撮っていないのでございます。
前から来るであろう特急ひのとりを待っていたのですが
先に後ろからやって来てしまいました。
どうやらこの撮影地の少し先でひのとり同士の
離合がある様でございます。
今回の〆。
そんな訳で、ようやくお待ちかねの
ラスボス登場でございます。
見た目からして豪華なメタリックレッドに
ゴールドのラインを引くボディ。
残念ながら楽以上に車体が照り返しを受けて
綺麗に車体色を表現する事が叶いませんでした。
報道やブログ等で内装の豪華さも伝えられます話題の
特急車両、撮るのも良いのですがどうせなら一度、
乗ってみたい列車でございますね。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!