この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
以前にも拙ブログで語らせていただいた事が
有ったかと思うのですが、デジイチ購入を
決めたのには切っ掛けがございます。
それで満足していたのでございました。
所が、SNSで美麗な闇鉄流しの写真を拝見し
自身もそんな撮影がしたい!という欲が
芽生えてしまいまして、ついポチっと。
所が予算の兼ね合いで、購入したカメラは
エントリー機でございます。
取り敢えずは修行、という事で今も尚
そのカメラで頑張っております。
自身の成果が美麗な闇鉄写真には程遠い
出来栄えなのは重々承知ではございますが
それでも尚あくなき挑戦で闇鉄を敢行し続け
いつかは憧れの高みへ至りたいものですね…
さて、今回の更新はそんな闇鉄への挑戦を
致しました際の撮影報告でございまして
この日は定尺チキ6両を牽引するDD51を
狙っておりました。
鉄仲間さんからあるよ、と教えて頂き
闇鉄に挑戦すべく、まずは入線シーンを
狙おうと駅のホームへ向かいます。
DD51 1109に牽引されて待避線へと
入線しますこの日の工臨。
露出が少しオーバー気味なのはわざとでして
適正を釜に合わせますと、後方のチキが闇に
沈む為、敢えてオーバーに設定を致します。
そうする事で辛うじて5、6両目のチキまで
確認する事が出来るのでございました。
列車の行先は定尺チキ1ユニットごとに
黒井・和田山・豊岡となっております。
列車は向日町のレールセンターを出区し
まずは黒井駅へ、そこで2両を切り離して
和田山へ、という風に進むのでございます。
表題の一つ前のコマでございます。
どちらを表題にしようかと悩んだのですが
こちらは微妙に前面がブレているので
次点落ちとなってしまいました。
全てのカットがブレズずに止められると
いう事はございませんので、仕方がない
結果でございます。
この撮影の後、列車は待避線にしばらく
停車をしております。
折角なので退避している所も狙おうと
思います。
駅ホームからですと釜は遥か前方に
停車するので、列車をお尻からしか
狙えません。
そこで、駅から出て前面から狙うべく
移動致します。
小雨の降る中、踏切から工臨を撮影する
人々を入れ込んでのファーストショット。
撮影者は若い子たちばかりで、ワタクシの
様な枯れ萎んだオッサンは居りません。
混ざるのも気恥ずかしく、後方から彼らを
見守るポジションに致しました。
撮り鉄の彼女、なのか撮影者の中には
女性の姿も見受けられます。
もうちょいとかがんでくれればお尻の形も
判るのですが…と悩ましく見守ります(笑)。
三脚の足を軌道内へ入れての撮影は
チョイといただけませんが、まぁ踏み板内で
三脚を展開して通行の妨げになるのもダメな
ので、仕方のない事なのでしょうかね。
そんな事を考えておりますと
踏切が鳴りだして撮影者たちは軌道外へ
移動されました。
後方からやって来る列車のヘッドライトに
浮かぶ形で、チキ6車が
映える事となりました。
後方の列車が通り過ぎますとチキは
目立たぬ存在へと戻りますので、ライトに
照らされる一瞬だけの輝きでございます。
そんな情景を撮影しておりますと、列車の
発車時刻がやって参りました。
踏切内への飛び込み防止の為に
青いライトが設置されます中を通過する
工臨を仕留めました。
踏切の灯りを頼りにして構図を組む事は
考えていたのですが、このショットは
本命の前座的な一枚でございます。
本命は灯りを通り越してから。
今回の〆。
これ、これです!
この構図が決めたかったのでございます。
暗いですが編成も辛うじて判読できる程度の
露出は確保し、側面の車番も読めます。
何より、明るい灯火を背にして闇の中へと
進んで行くシーンが如何にも闇鉄な感じが
個人的に堪らなくて。
もう小躍りして喜んだ夜でございました。
小雨の降る中で傘もささずに挑んだ撮影。
案の定、この翌日は体調が優れず
一ネタきりの参戦で終わってしまいました…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!