写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1576列車 「 黒井・和田山・豊岡工臨を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

以前にも拙ブログで語らせていただいた事が

有ったかと思うのですが、デジイチ購入を

決めたのには切っ掛けがございます。

 

それまではスマホ、当時はiphone4Sを使用し

それで満足していたのでございました。

 

所が、SNSで美麗な闇鉄流しの写真を拝見し

自身もそんな撮影がしたい!という欲が

芽生えてしまいまして、ついポチっと。

 

所が予算の兼ね合いで、購入したカメラは

エントリー機でございます。

 

取り敢えずは修行、という事で今も尚

そのカメラで頑張っております。

 

自身の成果が美麗な闇鉄写真には程遠い

出来栄えなのは重々承知ではございますが

それでも尚あくなき挑戦で闇鉄を敢行し続け

いつかは憧れの高みへ至りたいものですね…

 

 

さて、今回の更新はそんな闇鉄への挑戦を

致しました際の撮影報告でございまして

この日は定尺チキ6両を牽引するDD51

狙っておりました。

 

鉄仲間さんからあるよ、と教えて頂き

闇鉄に挑戦すべく、まずは入線シーンを

狙おうと駅のホームへ向かいます。

 

 

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2021-04-16 工9791列車

DD51 1109に牽引されて待避線へと

入線しますこの日の工臨

 

露出が少しオーバー気味なのはわざとでして

適正を釜に合わせますと、後方のチキが闇に

沈む為、敢えてオーバーに設定を致します。

 

そうする事で辛うじて5、6両目のチキまで

確認する事が出来るのでございました。

 

列車の行先は定尺チキ1ユニットごとに

黒井・和田山・豊岡となっております。

 

それぞれ福知山線山陰本線の駅でして

列車は向日町のレールセンターを出区し

まずは黒井駅へ、そこで2両を切り離して

和田山へ、という風に進むのでございます。

 

 

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2021-04-16 工9791列車

表題の一つ前のコマでございます。

 

どちらを表題にしようかと悩んだのですが

こちらは微妙に前面がブレているので

次点落ちとなってしまいました。

 

全てのカットがブレズずに止められると

いう事はございませんので、仕方がない

結果でございます。

 

この撮影の後、列車は待避線にしばらく

停車をしております。

 

折角なので退避している所も狙おうと

思います。

 

駅ホームからですと釜は遥か前方に

停車するので、列車をお尻からし

狙えません。

 

そこで、駅から出て前面から狙うべく

移動致します。

 

 

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2021-04-16 工9791列車

小雨の降る中、踏切から工臨を撮影する

人々を入れ込んでのファーストショット。

 

撮影者は若い子たちばかりで、ワタクシの

様な枯れ萎んだオッサンは居りません。

 

混ざるのも気恥ずかしく、後方から彼らを

見守るポジションに致しました。

 

撮り鉄の彼女、なのか撮影者の中には

女性の姿も見受けられます。

 

もうちょいとかがんでくれればお尻の形も

判るのですが…と悩ましく見守ります(笑)。

 

三脚の足を軌道内へ入れての撮影は

チョイといただけませんが、まぁ踏み板内で

三脚を展開して通行の妨げになるのもダメな

ので、仕方のない事なのでしょうかね。

 

そんな事を考えておりますと

踏切が鳴りだして撮影者たちは軌道外へ

移動されました。

 

 

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2021-04-16 工9791列車

後方からやって来る列車のヘッドライトに

浮かぶ形で、チキ6車が

映える事となりました。

 

後方の列車が通り過ぎますとチキは

目立たぬ存在へと戻りますので、ライトに

照らされる一瞬だけの輝きでございます。

 

そんな情景を撮影しておりますと、列車の

発車時刻がやって参りました。

 

 

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2021-04-16 工9791列車

踏切内への飛び込み防止の為に

青いライトが設置されます中を通過する

工臨を仕留めました。

 

踏切の灯りを頼りにして構図を組む事は

考えていたのですが、このショットは

本命の前座的な一枚でございます。

 

本命は灯りを通り越してから。

 

 

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2021-04-16 工9791列車

今回の〆。

 

これ、これです!

この構図が決めたかったのでございます。

 

暗いですが編成も辛うじて判読できる程度の

露出は確保し、側面の車番も読めます。

 

何より、明るい灯火を背にして闇の中へと

進んで行くシーンが如何にも闇鉄な感じが

個人的に堪らなくて。

 

もう小躍りして喜んだ夜でございました。

 

小雨の降る中で傘もささずに挑んだ撮影。

 

案の定、この翌日は体調が優れず

一ネタきりの参戦で終わってしまいました…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!