写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1610列車 「 DE10 1118が牽引する厄神工臨を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



今週、最もハードな日が26日でございまして

前日25日のお仕事明けから闇鉄を敢行し

MTTの甲種を撮影して帰宅したのが深夜。


そこから僅か数時間の睡眠を経て夜明け前に

起床して朝練へ参戦し、そのままお仕事へと

我ながら無茶なサイクルになってしまいまして

少々反省しております。


明日の日曜は身体を休めるべく、休鉄して

ゴロゴロしようかな、という魅力的な誘惑に

惹かれている所でございます。


でも多分、家でのんびり過ごそうとすると

カミさんを筆頭に都合よく足として駆り出され

結局は草臥れる事になりそうな予感…


一年を通しまして今の時期だけは、早起きを

せねば勿体ない事になりますから今しばらくは

朝練を楽しみたい所でございます。



さて、今回の更新は本日、返空便が向日町へ

戻りました厄神工臨の撮影報告と

させていただきます。


ご存知の通りこの厄神工臨は関西チキ工臨

中でも、本線をDE10が牽引する貴重な

列車でして運転の度に注目が集まるので

ございます。


また今回は時期的に返空が日の当たる時間帯、

かつお天気も晴れ予報という事で、前夜から

早めに床へ就きまして日の出前に自宅を出る

気合いの入れ様となりました。


おかげで無事に構図を確保出来まして

何とか撮影する事が叶いました。


それでも先客の鉄仲間氏に融通していただいた

事も有ってのお話でございます。


感謝無くしてはご報告も出来ません。



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2021-05-29 工9398列車

朝日を浴びて発色の良いDE10 1118の牽引で

向日町を目指します厄神工臨返空から

今回はスタートとなります。 


キャブの向こうに見えます短鼻エンドも素敵な

デーテンが本線を走るこの工臨返空では

美しい光線の中で撮影する事が出来ました。



そんな厄神工臨に登板致しますDE10ですが

見所は短鼻、2エンド側を先頭に走ります

往路の方にもございます。


往路は夜間の運転となりますから

闇鉄上等!な意気込みで今回も参戦して

参りました。

 

 

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2021-05-25 工9393列車

レールを積んだチキ2両を、ショートノーズを

先頭にして牽引するDE10 1118。


この夜は山家・上川口工臨と厄神工臨の2本が

立て続けにこの駅へ停車するという事で

待避線への入線を狙うべく馳せ参じたのですが

駅に着いてビックリ。


余り広くは無いキャパに、若い撮り鉄さん達が

ひしめいている状況でございました。


ホームの有効長に対して屋根部が極端に短く

明るい撮影が出来ますポジションが

狭く限定されているのでございます。


若い子らに混じって撮影するのも気恥ずかしく

割り込みっぽくなるのも嫌なので、今回は

屋根の無い暗い場所から、無理やり感度を上げ

狙う事に致しました。

 


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2021-05-25 工9393列車

引いた構図でもう一度。 


レンズを引くと他の撮影者も構図へと

インしてしまうのは避け様が有りませんので

そこは妥協しております。


余程嫌ならトリミングしてカットする手も

ございますが、面倒なのでそのままで

掲載致します。



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2021-05-25 工9393列車

後打ちにも果敢に(汗)挑戦してみましたが

灯りの届かない駅先部は暗く、撃沈と

相成りました。

 

この立ち位置では後打ちなぞ、臍で茶を沸かす

くらいにお笑い草な出来映えとなります。



この後の山家・上川口工臨ではもう少し明るい

構図にすべく、ショバを変えようかと思案して

おりましたら、集まった皆さんは厄神工臨

追いかけて瞬く間に消え去りました。


おかげ様でこの後は悠々と撮影する事が

出来ましたので、そちらのご報告の折には

安心?してご覧いただける事かと存じます。



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2021-05-29 工9398列車

表題の一つ前のコマ、

今回のファーストショットがこちら。


架線ビームの影落ちを意識しつつ構図を組み

問題無く撮影可能な切り位置を算出しまして

列車の通過に合わせシャッターを押込みます。


目標をセンターに入れてスイッチ、で

ございます。

 


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2021-05-29 工9398列車

往路では露出が足らずに撃沈致しましたが

復路の後打ちは大禍無く仕留める事が

出来ました。


今回はデーテン短チキの編成、という事もあり

ワタクシ好みの構図が佃踏切でしたので

こちらへ布陣しているのですが、聖地の方でも

撮影者が詰め掛けたそうでございました。


重連ロンチキの時などもそうですが、アソコは

段々と立ち位置確保が難しいショバになって

来ている感が強うございます。 


ある程度の人数であればショバに慣れた

ベテランのお歴々が、皆さんの立ち位置を調整

下さって撮影出来るのが有り難いのですが。


キャパを超えますと折角足を運んでも

構図が組めなくなるのが困る所でございます。



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2021-05-29 工9398列車

オマケ。


表題から引いた構図ではアゲイン叶わず…

ビーム影に釜の頭が食われてしまいました。


晴れカットの場合は影落ちを避けた切り位置を

考えて構図を組まねばならず、この辺も

撮り鉄の難しくかつ面白い所となります。



運転の頻度が低く、中々良い光線の時期に

実施されない厄神工臨でございますが、今回も

満足のいく撮影となりました。


待機時間に歓談させていただきました

お仲間氏や、ご一緒しました皆様、また

構図を融通いただきましたP氏へ、この場を

お借り致しまして感謝申し上げます。


この後は配給列車として、

向日町から梅小路までデーテンがチキ6両を

牽引したのですが、そちらはコロリと忘れて

不参戦となってしまいました…


付けなくても良いオチまでが付いてしまった

今回の厄神工臨でございました(笑)。



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!