この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
関西に住むワタクシ、他の地方の事は
もっぱらニュース等でしか知る機会も
ございませんので現地に住む生の声は
とても新鮮に感じるのでございます。
例えば、北海道出身のブログ友氏と
会話の中で、札幌辺りと苫小牧の方で
降る雪の質が異なると知りました。
札幌ではスキーが盛んなのに対して
雪室の異なる苫小牧ではスケートが
主になるのだ、と聞き、思わず
へぇボタンを連打したくなりました。
この日は遠く、仙台に本拠地を移され
鉄活を続けていらっしゃるお友達氏を
囲んで、ちょっとしたオフ会を催して
おりました。
仙台と申しますと東北の真ん中辺り、
とイメージするのですが、実はあまり
雪が積もる事が無いのだそうで
ございます。
東北と聞けば雪深いイメージなので
とても意外に感じたり致しました。
さて、今回の更新はそんなオフ会にて
撮影しました吹田機関区の模様を
ご報告させていただきます。
もう既に盟友ブログ友氏が記事を更新
されていらっしゃいますので、然程の
目新しさも無いのですが…
この日は仙台から帰省で戻られた
お友達氏を囲む会として、吹田機関区
敷地外から機関車の様子などを覗くと
いう企画を催してみました。
年末のお忙しい最中ではありますが
それでも熱い鉄魂を持つ精鋭が集結。
仙台から戻って来たばかりの
お友達氏には、久しぶりの青い釜が
並ぶ姿を見て参りました。
生憎とここへ来た時間帯が逆光でして
見映えがよろしくは無いのですが
偶の休みを、肩を並べて休む姿を
狙ってみました。
機関庫へ続く線路には雑草が生え
如何にも本線とは画した雰囲気がよく
伝わって参ります。
奥には吹田に常駐する岡山のデイトが
佇んでおりました。
手前には電気機関車とハイブリッドの
入換え機がこれまたひっそりと佇み
休暇を堪能している様子。
HD300も岡山所属ですから、派遣先で
年を越す事になるのでしょうね。
機関区の看板があります位置から
奥を見てみますとこの様に見えて
おりました。
ズラリと並んだ機関車たちが壮観で
つい見入ってしまいます。
あと数年で姿を消すと言われます
EF66 100番台。
この様な機関区での光景も今だけの
モノとなるのでございましょう。
数年前にはまだ存在していた鯨は
この日見た限りでは全くその姿を
捉える事は出来ませんでした。
ですので、今ならではの光景を求め
鮫にスポットを当てて
撮影しております。
架線が貼られていない解体線には
EF66 108をはじめとした運用落ちの
機関車が並びます。
EF66 108は目玉をくり抜かれて
見るからに寂しい状況でございます。
また、鮫の後ろにはJR西の201系が
やはり解体待ちでしょうか、佇む姿も
見られました。
他にもずらりと機関車が、解体線に
その姿を晒しておりました。
噂では、故障したEF66 27は
鮫のパーツを移植されて復活を
果たしたとも聞きます。
そうした部品取り要員として、本線を
退いても尚活躍しているのでしょう。
一方で此方は
まだ運用に就く鮫でございます。
真ん中に見えます車両は通電しており
ライトが点灯しているのが見えます。
また、時折ホイッスルを鳴らしていて
機関区に来たんだ、という雰囲気が
味わえました。
更に歩を進めますと、銀ゴトーが
留置されておりました。
貨物が運休となりますこの時期
こうして車体を休めつつ積もる話を
しているのかも知れません。
銀ゴトーからレンズを引きますと
この様に桃太郎が揃って並ぶ姿が
見受けられました。
右側2両は100番台、左の2両は
300番台と、世代の異なる釜ですが
どちらも吹田の桃太郎。
これからもしばらく活躍を続ける事に
なるのでございましょう。
一番端には、EF65 2089の姿も
見る事が出来ました。
言わずと知れたPF、その中でも
側面に蛍光灯カバーを残すレア釜を
見る事が出来ましたのも嬉しい一幕。
今回の〆。
実機の姿を見る事は出来ませんが
手書きでしょう、国宝機の描かれた
看板を見る事は出来ました。
これを見るだけでも、吹田機関区で
かの釜はとても愛されているのだと
伝わって参ります。
年が明けまして、国宝機最後の春が
巡って来るとも言われます今年。
記録する事しか出来ない身の上では
ございますが、精一杯その姿を目に
焼き付けたいと思うのでございます。
こうして吹田機関区見学ツアーと
銘打ちましたオフ会は、その後近くの
店へ場所を移しまして日の暮れまで
楽しく過ごさせていただきました。
ご一緒しました皆様、
楽しい時間を有難うございます。
この場をお借りしまして、
お礼を申し上げます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!