写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1828列車 「 吹田機関区に留置中の機関車を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

関西に住むワタクシ、他の地方の事は

もっぱらニュース等でしか知る機会も

ございませんので現地に住む生の声は

とても新鮮に感じるのでございます。

 

例えば、北海道出身のブログ友氏と

会話の中で、札幌辺りと苫小牧の方で

降る雪の質が異なると知りました。

 

札幌ではスキーが盛んなのに対して

雪室の異なる苫小牧ではスケートが

主になるのだ、と聞き、思わず

へぇボタンを連打したくなりました。

 

この日は遠く、仙台に本拠地を移され

鉄活を続けていらっしゃるお友達氏を

囲んで、ちょっとしたオフ会を催して

おりました。

 

仙台と申しますと東北の真ん中辺り、

とイメージするのですが、実はあまり

雪が積もる事が無いのだそうで

ございます。

 

東北と聞けば雪深いイメージなので

とても意外に感じたり致しました。

 

 

さて、今回の更新はそんなオフ会にて

撮影しました吹田機関区の模様を

ご報告させていただきます。

 

もう既に盟友ブログ友氏が記事を更新

されていらっしゃいますので、然程の

目新しさも無いのですが…

 

 

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2021-12-30 吹田機関区 看板

この日は仙台から帰省で戻られた

お友達氏を囲む会として、吹田機関区

敷地外から機関車の様子などを覗くと

いう企画を催してみました。

 

年末のお忙しい最中ではありますが

それでも熱い鉄魂を持つ精鋭が集結。

 

仙台から戻って来たばかりの

お友達氏には、久しぶりの青い釜が

並ぶ姿を見て参りました。

 

 

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2021-12-30 3線機関庫のEF210

生憎とここへ来た時間帯が逆光でして

見映えがよろしくは無いのですが

偶の休みを、肩を並べて休む姿を

狙ってみました。

 

機関庫へ続く線路には雑草が生え

如何にも本線とは画した雰囲気がよく

伝わって参ります。

 

 

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2021-12-30 DE10 1561

奥には吹田に常駐する岡山のデイトが

佇んでおりました。

 

 

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2021-12-30 鮫とHD300

手前には電気機関車とハイブリッドの

入換え機がこれまたひっそりと佇み

休暇を堪能している様子。

 

HD300も岡山所属ですから、派遣先で

年を越す事になるのでしょうね。

 

 

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2021-12-30 吹田機関区全景

機関区の看板があります位置から

奥を見てみますとこの様に見えて

おりました。

 

ズラリと並んだ機関車たちが壮観で

つい見入ってしまいます。

 

 

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2021-12-30 鮫同士

あと数年で姿を消すと言われます

EF66 100番台。

 

この様な機関区での光景も今だけの

モノとなるのでございましょう。

 

 

数年前にはまだ存在していた鯨は

この日見た限りでは全くその姿を

捉える事は出来ませんでした。

 

ですので、今ならではの光景を求め

鮫にスポットを当てて

撮影しております。

 

 

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2021-12-30 解体待ちの鮫たち

架線が貼られていない解体線には

EF66 108をはじめとした運用落ちの

機関車が並びます。

 

EF66 108は目玉をくり抜かれて

見るからに寂しい状況でございます。

 

また、鮫の後ろにはJR西の201系が

やはり解体待ちでしょうか、佇む姿も

見られました。

 

 

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2021-12-30 居並ぶ解体待ちの機関車たち

他にもずらりと機関車が、解体線に

その姿を晒しておりました。

 

噂では、故障したEF66 27は

鮫のパーツを移植されて復活を

果たしたとも聞きます。

 

そうした部品取り要員として、本線を

退いても尚活躍しているのでしょう。

 

 

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2021-12-30 現役の鮫たち

一方で此方は

まだ運用に就く鮫でございます。

 

真ん中に見えます車両は通電しており

ライトが点灯しているのが見えます。

 

また、時折ホイッスルを鳴らしていて

機関区に来たんだ、という雰囲気が

味わえました。

 

 

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2021-12-30 EF510-509他、留置車両

更に歩を進めますと、銀ゴトーが

留置されておりました。

 

貨物が運休となりますこの時期

こうして車体を休めつつ積もる話を

しているのかも知れません。

 

 

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2021-12-30 EF210 勢揃い

銀ゴトーからレンズを引きますと

この様に桃太郎が揃って並ぶ姿が

見受けられました。

 

右側2両は100番台、左の2両は

300番台と、世代の異なる釜ですが

どちらも吹田の桃太郎。

 

これからもしばらく活躍を続ける事に

なるのでございましょう。

 

 

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2021-12-30 新鶴見からのお客様と

一番端には、EF65 2089の姿も

見る事が出来ました。

 

言わずと知れたPF、その中でも

側面に蛍光灯カバーを残すレア釜を

見る事が出来ましたのも嬉しい一幕。

 

 

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2021-12-30 構内看板

今回の〆。

 

実機の姿を見る事は出来ませんが

手書きでしょう、国宝機の描かれた

看板を見る事は出来ました。

 

これを見るだけでも、吹田機関区で

かの釜はとても愛されているのだと

伝わって参ります。

 

年が明けまして、国宝機最後の春が

巡って来るとも言われます今年。

 

記録する事しか出来ない身の上では

ございますが、精一杯その姿を目に

焼き付けたいと思うのでございます。

 

 

こうして吹田機関区見学ツアーと

銘打ちましたオフ会は、その後近くの

店へ場所を移しまして日の暮れまで

楽しく過ごさせていただきました。

 

 

ご一緒しました皆様、

楽しい時間を有難うございます。

 

この場をお借りしまして、

お礼を申し上げます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!