この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
北条町と粟生を結ぶ三セク路線の
構成されます全線が単線の鉄道路線と
なっておりました。
起点駅を発車した列車が終点から再び
折り返して来る、本線には常にその1本
しか列車が走っていない路線という
事になります。
ですが、最近になり途中駅に列車交換
設備を設けた為、一度に2本の列車を
走行させる事が可能となりました。
しかし同社の保有車両は3両しか無く
2本の列車を運行すると、検査の際など
予備車が無い状況となります。
そこでもう一両を増備する必要が生じ
タイミング良くJR東でキハ40が余剰と
なった事で、東北からキハが兵庫へと
やって来る事になりました。
キハ40の地方鉄道への譲渡。
関西圏では初の出来事でございます。
余談になりますが、錦川へ嫁入りした
キハ40、烏山線色のあの子は機関が
故障との事ですが、続報が無くその後
どうなっているかが気になります…
さて、今回の更新は小春日和の日曜、
岡山遠征からの帰りに北条鉄道へ寄り
キハ40を狙いましたので、早速?
ご報告させていただきます。
北条鉄道のキハ40は3/13にデビューと
発表されておりますが、2/27の日曜に
本線走行するというプレイベントが
実施されました。
日常の運行では見られないであろう、
掲出されますヘッドマークを目当てに
しまして、北条鉄道へ向かいました。
この日は盟友ブログ友氏も参戦されて
いましたので、お会い出来るかとも
思ったのですが…残念ながら氏は
午前のみで撤収されたとの事。
ならば、と予め目星をつけてました
場所へ一人、布陣致しました。
同路線の、恐らく最も賑わう場所かと
思われますこの撮影地。
構図を組み、後は列車を待つばかりと
なりました待機中の事でございます。
ふと思い付いてファインダーを覗くと
前方の踏切付近に集まる撮り鉄勢が
何だか絵になりそう、と思わせます
構図で採用する事と致しました。
キハ40 535を、懸命に狙う撮り鉄の
皆様を交えて捉えてみました。
小さく見づらいですが、キハの
貫通扉にはHMが掲出されています。
普段は撮り鉄なんて誰も居なさそうな
小さな街の路線ですが、今後は
走り出した一両の気動車が沿線を熱く
盛り上げる事になるのでしょうか。
お次は本命コマとして、編成を抜く
撮影に挑戦致しました。
秋田所属時代には無かった、ワンマン
運転に対応する為のミラーが設けられ
ちょびっとだけ北条鉄道車らしく
変化しております。
レンズを引いてもう一度狙いました。
粟生方の前面には検査表記と銘板が
貼られておりますが、北条鉄道の
銘板もございました。
逆にレンズを寄せて、HMを狙う構図も
組んでみました。
車体に巻かれた青帯をデザインした
HMには、この日の日付けも入っていて
撮影の良い記念となりました。
振り返って後打ちも狙います。
あら、北条町方のマークはデザインが
異なっておりますね。
似てはいるものの、少し異なる意匠と
なっておりましたので、こちらの方も
改めて撮影せねばなりません。
ただ、折り返しをこの構図で狙うのは
面が陰る為に宜しくありません。
狙うなら面に光あるショバへの変更が
必要でございましょう。
今回の〆。
交換設備を設けました駅へと入線する
キハ40と、それを待つ北条鉄道の車両
フラワ2000形を入れました情景で
締めたいと思います。
この後、デザインの異なる北条町方の
HMを良い光線で仕留めたくて、やはり
ショバ変えする事に決めました。
果たして良いショバは見つかるのか?
その模様は、改めて別記事にてご報告
させていただく事と致します。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!