この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
岩国を走る錦川鉄道にて、キハ40が定期列車へ
充当されるとのアナウンスを目に致しました。
錦川のヨンマル、と申しますとJR東日本から
譲受した烏山色の車両でございます。
この車両、基本的にイベント車両な上に近年は
エンジンの不具合だかで休車状態だった筈。
それが定期運用に就く、というのはまたと無い
撮影の機会だと感じました。
どれどれ、と期待とぜい肉で胸を膨らませて
詳細に目を通しますと…
一日限定、しかも土曜じゃないですか。
日曜であれば多少無理を押してでも!と思う所
でございましたが、休みたくてもめっちゃ多忙
となります来月の土曜。
逆立ちしてもワタクシにはご縁の無い情報で
ございました…
行かれます方が良き成果を残せます様に、と
雨が降らない事を願っておきます。
さて、今回の更新はいよいよクライマックスを
迎えるお盆のキハ遠征につきましてのご報告で
ございます。
前回ラストでキハ25系の入線場面を撮影した駅
に、引き続き今回も留まります。
それは、長い編成のキハ85系特急ひだが、Y字
ポイントを身をくねらせて入線する場面を狙う
為でございました。
では早速その成果を。
もう少し焦点距離が長いレンズがあれば、より
くねらせ感の強い写真が撮れたのですが…
ワタクシの機材では頑張っても届かないので
ならば引きつけよう、と判断致しましてこの
様な成果となりました。
個人的には右上の石碑をどう写真に写し込むか
で悩んだ所でございます。
既にこの時点で一部の列車には新鋭のHC85が
充当されておりました、特急ひだ。
本命となりますキハ85系の特急ひだが来る前に
下りのひだもある、という事で狙いました。
営業運転に就くHC85を撮影するのはこれが初
となります、記念すべき一コマでございます。
入線場面を引き構図にて更に狙います。
キハ85系ではオデコの部分が黒くなっていた
箇所ですが、HC85系ではそこも点灯していて
前照灯、或いは種別表示灯かと思われます。
車両については詳しくありませんので言及は
控えますが、オデコ光るんや…!?と驚いた
覚えがございます。
交換する形で運転停車となりましたHC85系。
並びの場面をついでにパチリ。
オデコの灯りはSSのせいでしょうか、白く
見えておりますが、実際には赤色でして後部を
示す標識灯となっておりました。
HCは猫のヒゲみたいな細帯2本、という面も
また可愛らしく感じます。
ちょっと吊り目な小振りのライトも表情があり
形式ですが、実は気に入っているデザインで
ございます。
2023年6月現在、地元関西でも日に一往復は
走るHC85系なのですが、試運転は兎も角まだ
営業列車を撮影しておりませんでした事をふと
思い出しました。
また機会を見つけて可愛らしく狙ってみたいと
思う被写体でございます。
この撮影の後はいよいよ本命。
顔を出した所でございます。
先ずはご挨拶、という事で一コマ切りまして
最終の露出確認を致します。
続いて構図を組み直し、巻頭コマを仕留めた後
レンズを引きながら…
もう一コマ撮影致しました。
どうも構図の右側が余白となってしまいまして
残念な感もありますが、夏のボウボウと繁る
草むらを尻目に走る姿、と捉えておきます。
ショバへの現着時には我々だけでございまして
静かな雰囲気だったのですが、キハ85系通過の
前には5、6名ほどが来られましてワタクシの
隣にも鉄さんが構えられていました。
お互い邪魔にならぬ様に気遣い合いながらの
撮影で、気分良く過ごせました事もまた、感謝
する次第でございます。
この旅の〆。
走り去るキハ85系を、岐阜の高層建築を背景に
仕留めてこの遠征での撮影を終了致します。
かわつる氏の行程にお邪魔する形で南紀、ひだ
とキハ85系の撮影が出来ましたこの日。
快く同道を許諾いただき、そればかりか細かく
丁寧にナビまでしていただいたおかげで全く
無駄なく過ごせまして、感謝でございます。
2022-08-14 駅前自販機
オマケ。
駅舎の入り口前に鎮座する自販機を撮影。
関西では無い、という事を思い知らされます。
これ関東圏だとスイカになるのでしょうね。
自販機自体は日に褪せて草臥れた感ですが
中のドリンク類は最近のものばかり。
あ、でも上段左側のマンゴースコールって
今もまだありますっけ?
氏はこれから京都を起点に山陰本線の全線乗車
という偉業へ挑戦されるという予定。
ならば、とワタクシも同じ方向へ帰りますので
氏を乗せて京都までお送りする事に致します。
キハ85系を撮影して京都までかわつる氏を
送りましたワタクシ、実はこの次に氏とお会い
した今年のGWは京都で氏をピックアップして
キハ85系を撮影しに行っておりました。
まるでこの遠征の続きみたいな流れで
ございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!