この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
午前中から降り出した雨は断続的に
緩急をつけながら、未だに降り続き
憂鬱な一日となりました。
非鉄、と思いきや午後にチョイ時間が
取れましたので、雨の中でプチ撮影を
楽しむに留まりました本日。
明日はようやくお休みとなりますが、
例によって家族運用のお誘いが聞こえ
多分ワタクシは奴隷か馬車馬と化して
いる事でございましょう。
撮りに行きたいなぁ…
さて、今回の更新は月曜午前に
撮影しました、京とれいんについて
ご報告させていただきます。
阪急京都線を走ります、乗車券のみで
利用出来る観光列車としても知られる
京とれいん。
かつては京都線の特急として並走する
鍔迫り合いを演じました名車として
知られる6300系が種車でございます。
その6300系を改造、
投入されましたのが京とれいんなのは
皆様ご存知の通り。
今でも6300系は117系同様に現役では
ありますが、双方とも一般車は支線の
運用に回されてしまいました。
そんな6300系京とれいんが、デビュー
10周年という事で記念HMを掲出して
運行しております。
その姿を狙ってみましたのがコチラ。
貫通扉に大きなサイズのマークを出す
京とれいんを仕留めてみました。
が、この構図だとマークの詳細なぞ
全く判りませんね…
こちらは京とれいんの好評を受けて
増投されました2本目、7000系改造の
京とれいん雅洛でございます。
洛、という字は、らくと読み京都を
指す語でございます。
洛中、洛外など今でも会話で普通に
使われております。
また、雅洛は京都線以外の路線にも
入線可能な様に、神宝線で活躍した
車両を種車としております。
地下鉄堺筋線へ乗入れる為に
車体寸法が少しデカい京都線の車両は
神宝線に入ると車体が痞えて酷い事に
なってしまいます。
さくら、と描かれたマークを掲出する
特急運用の9300系でございます。
こちらの構図はケーブルが邪魔して
モヤモヤする写真となりました。
マークの無い素面な9300系。
反対側はスッキリ爽快な構図なので
こちらを中心にして撮影してます。
阪急の車両は6300系の登場で初めて
車体屋根部に白いラインが挿りまして
以降、新製される形式には同様に白の
色挿しが見られます。
逆に6300系以前の車両は未だ白挿しも
無い、マルーン一色の車体を保ちます
その姿から、フルマルーンと呼ばれて
ファンから熱視線を浴びております。
アカン構図ですが、フルマルーンが
いらっしゃいましたのでパチリ。
方向・種別幕もちゃんと幕ですし
ライトだって電球色のハロゲン灯。
京都線では暫く沿線を眺めていると
幾本かのフルマルーンに出会えます。
対象的な存在となります最新形式の
1300系でございます。
アルミ車体に全塗装という、撮り鉄に
嬉しい被写体を今も維持します阪急の
姿勢には好感が持てます。
銀箱車体を否定するつもりは無いです
が、色の乗る被写体を撮影する方が
楽しいのでございます。
今回の〆。
巻頭コマの一つ前、京とれいんを
もう一度見てこの更新を終えたいと
思います。
いずれその内、マークを意識した
撮影にも挑戦しようかと思います。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!