写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2061列車 「 紅葉色の後補機が押す貨物列車を狙う 2021・11月 セノハチ撮影紀行その2 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



声優として知られます清川元夢さんが

亡くなられた、との報に触れました。


ガーゴイルや冬月先生など、初期の

ガイナックスでお馴染みな渋いお声と

柔らかなお芝居が光る名優でした。


そのお仕事ぶりは素晴らしく、

拍手喝采でお送りしたいと思います。


お亡くなりになるのは悲しく寂しい

話でございますが、老齢ともなれば

仕方がない事でございましょう。


ワタクシが狙う被写体の多くも、皆

いい歳した名優でございます。


中にはこの遠征で取り上げている

ロクナナの様に、既に過去帳入りした

車両も存在致します。


毎度の撮影機会を丁寧に仕留めて

記録を残し後世へ伝える。


そんな作業が拙ブログの使命かな、と

思い今宵も駄文にまみれた記事を

綴らせていただきます。

 


さて、今回の更新は昨秋にEF67を求め

セノハチへ向かいましたご報告の続き

となります。


2022年8月におきましてJR貨物の列車

番号に、「後」と頭冠されますのは

ここセノハチの後補機運用のみ。


そんな訳で、ワタクシもやはりEF67

後補機運用に就く場面を撮影したいと

前回の〆同様の構図を試みます。 


これも夏至の頃であれば、陽が充分に

差し込む為に俯瞰での撮影を試みたの

ございますが、この時期は

それもまた難しく。


カブリツキ後打ち構図で狙いました。



2021-11-07 後5074列車

うっすら紅葉し始めた山あいを、唸る

モーター音を轟かせて列車を押上げる

EF67 105を捉えました。 


このカットを撮影し、後は西条からの

単機を撮影すればミッション完了。


僅かな撮影時間の為に長駆関西から

夜通し走る一人旅、と冷静に考えると

アホな事してんなワレエ…となりますが

心は晴れ晴れ幸せ気分でございます。

 


2021-11-07 単581列車

前回記事にて撮影したEF210-307が 

西条で貨物を切り離し、単機で峠を

駆け降りて来ました。


奥側は陽が当たっておりますが、生憎

線路は影の中でございます。


コントラストが厳しいですが、露出を

上げて列車主体の撮影と致しました。

 

 

2021-11-07 単581列車

同じ列車を、レンズを引きもう一度。

 

押桃の単機なんざ、地元で空荷の

8183レなどを狙えばなんぼでも撮れる

被写体…とも思いましたが、この背景

ならでは、がセノハチでございます。


そんな感じで連写してみました。

 

 

2021-11-07 後5070列車

EF210-333が押す列車を、巻頭の

ショバから移動しインカーブで狙って

みました。

 

貨物列車は大抵、20両以上の編成と

なります為どの構図でも頭から尻まで 

収まり切りません。


そこが悩ましい所。

 

 

2021-11-07 後5074列車

今回の〆。


巻頭コマからレンズを伸ばし追い縋る

女々しい一葉を、今回は〆に据えて

晩秋のセノハチへ思いを馳せてみたい

夜でございます。


ロクナナ、京鉄博に展示とか

してくれないでしょうかねぇ。 

 


それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!