この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
昨日は紅葉釜刈りを楽しみに、遠征へ
行っておりました。
前夜に出発し国道2号をひたすら走る
お馴染みの下道ツアーでございます。
到着は6時前でございましたが、今の
季節だと真っ暗で露出はナッシング。
そんな日の短い今、何故にわざわざ
遠征しているのかと申しますと。
さて、今回の更新は6月に広島方面へ
遠征して参りましたご報告の第1章、
その第1節となります。
広島への遠征につきましては既に
速報版でご報告しております通り
色々と回って参りました。
その中の主軸になりますのが、桃釜の
PPとなるロングレール輸送8090レと
赤い直流機関車EF67の撮影
だったのでございます。
所が運の悪い事に、ワタクシが
訪峠した日に限って運用が挿し替わり
紅葉色のEF67を見る事が叶わず。
宿題を残す羽目になりました。
その宿題は昨日の遠征にて、無事に
クリアする事が出来ましたので晴れて
本遠征の更新に着手する事と
なりました。
また、桃太郎PPの8090レは
既に更新済みでございますから
残す写真から厳選した記録をこの場で
お披露目させていただきます。
山あいの、まだ陽が射さない時間に
変電所前を駆けおります単機列車が
本遠征のスタートでございます。
緑に囲まれたええロケーションの中を
瑞々しい青い釜が走ります。
確か車番はEF210-320、だったかと
記憶しております。
我が国で唯一、長い急こう配が続く為
後補機が列車を押し上げる役割を持つ
通称セノハチでございます。
こちらは後補機が長い編成を押し上げ
勾配を登坂しておりますシーン。
牽引しているのではなく、下から
押しているのでございます。
EF210-300番台はこの運用に就く為の
専用装備を持って誕生しましたので
押し桃、とあだ名されております。
早朝のセノハチを下る広島地区の
新しい顔、227系レッドウィングを
捉えました。
この区間はかつての横軽とは異なり
旅客列車には補機が付かないのと
下り列車にも補機によるサポートは
設定されておりません。
ですので軽快に通過して行きます。
EF210-321が後補機となる貨物列車を
ケツ打ちしてみました。
テールライトを点灯して、コキの
後ろから列車を押し上げております。
227系の下り列車を撮影した場所から
振返ると、こんな具合に上り列車も
撮影する事が出来ます。
編成後方がカーブの向こう側に
巻いてしまいますので、長い編成は
全てを構図に収める事が出来ません。
あと、仰角構図ですから足回りが
ちょっと隠れますので、気になる方は
おススメ致しません。
お手軽撮影になります。
EF210-313が単機で広島へ戻ります。
セノハチを押して進む為の後補機は
広島にて貨物列車の最後尾に連結され
峠を上り切った後の西条駅にて
解放されます。
貨物列車はそのまま岡山方面へ去り
後補機は単機で広島へ戻りますので
じっくりと撮影する事が出来ます。
本来はこの列車がEF67の充当される
スジだったのでございます…
通勤時間帯には多くの列車が
設定されています、広島へ向かう
旅客列車でございます。
6時台からは本数が増えまして
頻繁に目にする様になりました。
編成両数の差は有れど、基本的な
外観は皆同じ227系。
流石に見飽きてしまいますが、この
区間は227系しか旅客列車が来ない為
取り敢えず撮影しておきました。
EF210-321が駆け下ります。
単機の押し桃を
綺麗に仕留めてみよう、と思って
構図を組んでみました。
こんな機会でも無ければ押桃の
単機をジックリ狙う、なんて事も
ないと思う所でございます。
EF67 105を撮影しましたオマケ。
EF210-313で撮影した単573レが
昨日の遠征でのファーストショットに
なっておりまして。
同じスジながら11月ともなりますと
露出は有りませんから、この様な
雑なカットで仕留めておりました。
撮影場所、構図ともに6月の撮影と
同様でございますので、ご参考に
為ればと思い掲載しておきます。
ちなみに、
EF67のバッチシVカットも勿論、
この日は撮影する事が出来ました。
そちらの方はまた、11月遠征の
ご報告で披露出来るかと存じます。
まず6月の本遠征についてのご報告を
終えませんと先に進めませんから、
今しばらくお待ちください。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!