この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
宮原支所に所属するDE10は3両ありまして
その内のいずれか1両は、向日町つまりは京都
支所へ派遣され入換作業に従事致します。
この3両、同じ形式なので当たり前ですが
どれも同じ見た目ではあるものの、その中でも
DE10 1115だけはワタクシ個人的に贔屓として
おります。
何故かと申しますと、寒冷地対応の旋回窓を
装備しキャブが他の2両より厳つくて素敵な
見た目だと感じるから、でございます。
関西だと旋回窓をブンブン回して活躍する様な
機会こそありませんが、それでもソコ回るんだ
といった感は見た目からでも伝わりますから
活躍を想像し楽しませていただいております。
勿論、他の2両1028と1152もちゃんと好きでは
ありますから、なんぼ1115を贔屓だと申しては
いましても機会があれば撮影は致しますよ?
セミセンターキャブ構造の車体自体、愛らしく
眺めているだけでワクワク致しますよね。
え、そんなのワタクシだけですかっ!?
さて、今回の更新は宮原のDE10 1115がPFの
牽引でムコソへ送り込まれます配給を狙った
ご報告でございます。
向日町で交番検査を実施、かつ同所での入換に
従事する為に走りますこの配給列車。
DE10にATSの搭載が無い事から、自走ではなく
他の釜に牽かれて走る姿となっております。
EF65 1128の牽引で裏調子を行くDE10 1115。
デイトは本線へ出ない為か、随分と身綺麗な姿
でございますが、反対にPFの方は極端に塗装が
褪色していてどちらが入換動車なのかと一瞬
判断に迷います。
下関、塗料ケチり過ぎてんじゃね?
配給撮影に託け、調子踏切にてEF65 2063が
牽引する定期貨物列車も仕留めておりました。
老い先短いであろう更新色という事で、ついで
もあっての事でございますが撮影が出来たのは
有り難い機会となりました。
この2ヶ月後には運用離脱し、大宮へと送られ
ましたからねぇ。
裏調子でのファーストコマでございます。
この日は彼岸花が畔に咲いておりました事も
あって、構図をサイドに構え立ち位置も随分と
後方に致しました為、挨拶コマがこんな風に
なりました。
編成こそ抜けるのですが、足回りの柵に絡まる
蔓草がやたらと自己主張を強めております。
チャチャッと刈りたいのですが、生憎とそこは
敷地内でございますので秘密裏に施行せねば
とっ捕まってしまいます。
余計な草を無償で刈る善行なのに、司直の手が
回るのは納得し難い所でございますが、今の
世の中とはそういうもの。
寂しい話でございます…
今回の〆。
決めのコマとして狙いましたのがコチラ。
赤く畔を彩ります彼岸花を意識して構図を組む
形でございますが、その分どうしても被写体が
小さくなってしまいます。
ただ、さりげなくキャブの旋回窓が主張する
点は押さえられましたので、これでヨシ!と
納得しております。
向日町常駐の間は、ロンチキの入換などでも
その姿が目に出来ますDE10。
旋回窓車が常駐する、となれば勿論ながら
期待が高まるワタクシなのでございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!