この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
寒波襲来、だそうでございます。
明朝は関西でもヤバそうな気配でございますが
実は今朝、今季初めて車のフロントガラスに
氷が張りました。
クソ忙しい歳末シーズン、せめて寒さは緩めで
いて欲しいものでございます…
さて、今回の更新は京鉄博へ展示の為に
吹貨から回送されましたJR貨物の車両を狙った
ご報告でございます。
この回送、有り難い事に日中の実施で
ございましたので、お仕事の都合をつけ沿線へ
出向いて参りました。
ヨ8000が最後尾に連結された4両の短編成を
サイド構図にて仕留めました。
この様な臨貨が走りますのも京鉄博のおかげ。
実に有り難い撮影でございます。
現着時に撮影致しました練習電には、関空から
京都へ向かう特急はるかを当てがいました。
横に広がる9両編成でございますから、被写体
としては小さくなって迫力も無い出来映えに
なるのですが、このコマから本番の構図を算出
致しますので重要な撮影でございます。
なるほど、この切り位置だと2両目に架線柱の
影落ちが…なども判ります。
最近になって281系の1本からラッピングが
剥がされ、久方ぶりに素の白無垢はるかを目に
する事が出来ました。
近い将来にはこのキティラッピングもまた
過去形となる事でございましょう。
個人的には一刻も早く
剥がされて欲しいのですが。
定期貨物列車も通過します。
月曜だからでしょう、随分と積載の乏しい殆ど
空コキとなります編成でございます。
ここまで列車から離れた構図だと残念ながら
釜番もわからないコマなのですが、牽引は
白桃が務めているのは判ります。
白桃と申しますと最近、広島で塗り替えられた
130だか136だかのスカートが、車体裾部と
同じ濃いグレーに塗られて出場して異彩を放つ
存在となりました。
この仕様が今後は他の釜にも波及するのか
一両きりなのか、塗装の細かな仕様変更にも
注視したい今日この頃でございます。
今回の〆。
決めのコマとして巻頭コマから連写致しました
カットでございます。
コキ107は鉄粉や錆を落として、本来の綺麗な
グレー塗装で展示される模様でございますし
最後尾には往時の車掌車の如きヨ8000が付き
実に展示編成らしい組成でございます。
国宝機であるニーナさまが落ち、吹田の古い
釜で現役なのは鮫の二次車のみな現状。
その鮫とて先行きは暗いともなりますと、この
展示もまた良い記録となるのでしょう。
オマケ。
裏調子の全景を、引き構図にて一コマ切って
オマケに充てさせていただきました。
丁度真ん中の木に鮫が隠れて、押桃がヨの付く
空コキ貨物を牽いているかの様でございます。
京鉄博での展示は11月上旬まで実施されまして
その後、同編成は再び日中に吹貨タまで回送
されております。
返しにつきましても撮影には参戦しております
が、そちらはまた日を改めて記事を綴らせて
いただきたいと思います。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!