この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
本日も実にクソ…失礼。大変暑い一日と
なりました関西でございます。
相変わらず多忙な土曜なのですが、一ネタだけ
チョイ鉄すべく沿線へ向かう道中。
国道に設置された温度計が39°を表示しており
視覚的に気分が滅入ります。
ここまで暑いと、熱せられた地表の空気が
勢いよく上空へ舞い上がり積乱雲へ進化して
大粒の雨となって地表へと帰ってくるものと
思うのです。
けれども何故か雨、降らないんですよね…
俄か雨なりゲリラ豪雨なり降ってくれれば
死を予感させる暑さも霧散して過ごしやすく
なる筈、なのですが。
流石の上昇気流も、この激しい暑さにやられて
お休みしたのかもしれません。
さて、今回の更新は雨の午後に撮影致しました
臨時貨物列車につきましてのご報告で
ございます。
この日の臨貨は鮫が2両の定尺チキを牽いて
吹田へと下って来るという事で、俄然撮影への
意欲高まるネタとなりました。
定尺チキなんぞ、散々撮影しとるやないか、と
ツッコミを受けそうでございます。
が、この日は臨時貨物列車。
工臨ではありません。つまり。
EF66 128が牽引します定尺チキ2両の臨貨。
こちらは貨車の回送を目的とした、いつもの
貨物列車なのでございます。
ただ、鮫が定尺チキを牽く、という場面など
中々見られる機会はありませんし、あったと
してもムドやコキなどの余分が付く場合もあり
空チキ2両のみという組成はレアかと。
そう考えまして撮影に挑みました。
本番前に通過した新快速を練習電として撮影し
腕試しを致しました。
肝心の臨貨は釜1両に貨車2両という短編成で
ございますが、こちらはゾロゾロと長い編成。
練習足り得るのかと疑問に思われるかも
知れません。
が、先頭がどの位置でシャッターを切るか、
露出は大丈夫か、といった諸々をこのコマで
確認しておりました。
木陰から顔を出しました臨貨を、遠目からの
挨拶ショットにて先ずは一コマ。
お天気がアレでございます為に列車が埋もれて
しまい、8865レをさがせ!的な出来映えと
なってしまいました。
いつもの様にここから構図を組み直しまして。
今回の〆。
鮫が空の定尺チキ2両を牽引する場面は、少し
前であれば1881レで撮影出来ますありふれた
ネタでございました。
ですがそれも過去帳入りしてしまい、現在は
岡山の桃が運用に就く8183レとして走って
おりますので、鮫牽引のチキは何気にレアな
被写体となってしまいました。
そんな訳で今では貴重な鮫チキを狙っての布陣
で、決めのコマはこの様になっておりました。
ここからレンズを少し引いて巻頭コマを撮影し
この日のミッションは終了。
生憎の空模様ではありましたが、おかげで
名神クロスからの俯瞰構図をが組めました点も
嬉しい所でございます。
この日は以上で撮影を終え、雨のお天気と反し
お仕事へ戻るワタクシの気分は晴れ模様。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!