写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2459列車 「 ザリガニ付きの8865レを狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

昨日今日も日中は割と灼熱な感じで暑く、辛い

夏がまだ続きやがる、なんて思っておりました

が、何やら明日以降は暑さがぶり返すとかいう

予報を見てビビるワタクシでございます。

 

これ以上の暑さが再びやって来るとか、ホンマ

もう堪忍して欲しい所でございます…

 

 

さて、今回の更新は俄かにその数を減らしつつ

今なお存在感のあるフォルムで撮り鉄を魅了し

続けます、EF66 100番台の牽く臨貨について

ご報告させていただきます。

 

定期貨物列車の先頭に立つ姿は陽の長い時期を

除くと、関西では僅か1本しか撮影出来ないと

いう状況にあります今日この頃。

 

しかもその1本は吹田以西ゆえ、ワタクシでは

中々参戦の機会が得られません。

 

ですが、不定期な臨貨であれば日中、それも

良い光線が得られます午後に撮影可能なのは

JR貨物の良心だと感じております。

 

この日はそんな良心に有り難く縋りました。

 

 

2023-08-02 8865列車

EF66 111の牽引でDD200-12の搬送機会となる

臨貨を、お馴染みの桂川橋梁にて狙います。

 

国鉄からJRとなって間もなくの頃、吹田へと

集中配置されていたEF66に輸送力増強の為

増備されましたEF66 100番台。

 

中身は既存のロクロクと同一ながらも外観は

国鉄特急色だった0番台に対して、鮮烈な白い

貨物塗装で登場して驚かされました。

 

新製時から一度も塗装変更された事がない為

今でも白い貨物塗装でございます。

 

また、飾り帯やヘッドマークステーが無くて

寂しい顔立ちは、貨物専業として生まれ出でた

事を痛烈に感じさせます。

 

 

2023-08-02 8865列車

決めコマとして狙いました構図にて、もう一度

撮影致します。

 

この日の主役はザリガニではなく鮫でしたので

DD200は架線柱の餌食となってもらいました。

 

巻頭コマの方が列車に視線が向き、決めらしい

と思う方が多いでしょう撮り鉄界隈。

 

ですが、ワタクシは個人的好みで引き構図を

メインとしております。

 

どちらが正解、ではなく単なる好みですが。

 

 

2023-08-02 8865列車

オマケ的にケツ打ちも狙って、ザリガニの短鼻

姿も拝ませていただきました。

 

毎回編成内容が大きく異なるのが特徴となる

臨貨の撮影でございますが、その都度どんな

編成かを妄想してワクワク致します。

 

当たりの編成だとヨ8000やチキが付く編成。

 

外れだと単機でございましょうか。

 

尤も、ハズレとて撮り方一つで魅惑的な被写体

となるのでございましょう。

 

単機には単機の持つドラマがそこに秘められて

いるのではないでしょうか。

 

 

2023-08-02 単8463列車

夕刻、外回りを終えて帰社する前に沿線へと

立ち寄りまして、小ネタも回収致します。

 

弓なりになった線路の向こうから顔を出します

DD51を捉えました。

 

この日は日中に草津工臨が走ったのですが

ワタクシはお仕事の都合が付かずに不参戦で

終わってしまいました。

 

8865レだけ撮影して満足していました夕刻、

大変に魅力的な光線である事に気付きまして

沿線へ向かったのでございました。

 

 

2023-08-02 単8463列車

今回の〆。

 

草津工臨を終えたDD51 1191でございます。

 

牽引機返却の為に向日町へ単機で戻る場面を、

いい感じの光線で狙えるな!と思い

布陣致しました。

 

はい、単機でございます。

 

え、ちょっと待って、魅惑的?ドラマ?

この写真如きで単機についてあんな風呂敷を

広げたの?難波ちゃん…

 

と、周囲からワタクシに囁く声が

聞こえて参ります…

 

凸だけ見ますと、斜光線に照らされた車体が

作り出す明暗は素敵だと思うのですが

構図が日の丸だし、余白が間延びしてます…

 

更には背景が喧しく凸が沈んでしまいました。

 

やはり残念な出来映えでございますね…

 

 

高い理想に腕前が追いつかない現実を

知らしめられた機会でございます。

 

お仕事の片手間にやっているからこんな事に

なるのでございましょう。

 

もういっその事、お仕事辞めてみようかしら。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!