この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
昨日今日も日中は割と灼熱な感じで暑く、辛い
夏がまだ続きやがる、なんて思っておりました
が、何やら明日以降は暑さがぶり返すとかいう
予報を見てビビるワタクシでございます。
これ以上の暑さが再びやって来るとか、ホンマ
もう堪忍して欲しい所でございます…
さて、今回の更新は俄かにその数を減らしつつ
今なお存在感のあるフォルムで撮り鉄を魅了し
続けます、EF66 100番台の牽く臨貨について
ご報告させていただきます。
定期貨物列車の先頭に立つ姿は陽の長い時期を
除くと、関西では僅か1本しか撮影出来ないと
いう状況にあります今日この頃。
しかもその1本は吹田以西ゆえ、ワタクシでは
中々参戦の機会が得られません。
ですが、不定期な臨貨であれば日中、それも
良い光線が得られます午後に撮影可能なのは
JR貨物の良心だと感じております。
この日はそんな良心に有り難く縋りました。
EF66 111の牽引でDD200-12の搬送機会となる
臨貨を、お馴染みの桂川橋梁にて狙います。
国鉄からJRとなって間もなくの頃、吹田へと
集中配置されていたEF66に輸送力増強の為
増備されましたEF66 100番台。
中身は既存のロクロクと同一ながらも外観は
国鉄特急色だった0番台に対して、鮮烈な白い
貨物塗装で登場して驚かされました。
新製時から一度も塗装変更された事がない為
今でも白い貨物塗装でございます。
また、飾り帯やヘッドマークステーが無くて
寂しい顔立ちは、貨物専業として生まれ出でた
事を痛烈に感じさせます。
決めコマとして狙いました構図にて、もう一度
撮影致します。
この日の主役はザリガニではなく鮫でしたので
DD200は架線柱の餌食となってもらいました。
巻頭コマの方が列車に視線が向き、決めらしい
と思う方が多いでしょう撮り鉄界隈。
ですが、ワタクシは個人的好みで引き構図を
メインとしております。
どちらが正解、ではなく単なる好みですが。
オマケ的にケツ打ちも狙って、ザリガニの短鼻
姿も拝ませていただきました。
毎回編成内容が大きく異なるのが特徴となる
臨貨の撮影でございますが、その都度どんな
編成かを妄想してワクワク致します。
当たりの編成だとヨ8000やチキが付く編成。
外れだと単機でございましょうか。
尤も、ハズレとて撮り方一つで魅惑的な被写体
となるのでございましょう。
単機には単機の持つドラマがそこに秘められて
いるのではないでしょうか。
夕刻、外回りを終えて帰社する前に沿線へと
立ち寄りまして、小ネタも回収致します。
弓なりになった線路の向こうから顔を出します
DD51を捉えました。
ワタクシはお仕事の都合が付かずに不参戦で
終わってしまいました。
8865レだけ撮影して満足していました夕刻、
大変に魅力的な光線である事に気付きまして
沿線へ向かったのでございました。
今回の〆。
牽引機返却の為に向日町へ単機で戻る場面を、
いい感じの光線で狙えるな!と思い
布陣致しました。
はい、単機でございます。
え、ちょっと待って、魅惑的?ドラマ?
この写真如きで単機についてあんな風呂敷を
広げたの?難波ちゃん…
と、周囲からワタクシに囁く声が
聞こえて参ります…
凸だけ見ますと、斜光線に照らされた車体が
作り出す明暗は素敵だと思うのですが
構図が日の丸だし、余白が間延びしてます…
更には背景が喧しく凸が沈んでしまいました。
やはり残念な出来映えでございますね…
高い理想に腕前が追いつかない現実を
知らしめられた機会でございます。
お仕事の片手間にやっているからこんな事に
なるのでございましょう。
もういっその事、お仕事辞めてみようかしら。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!