写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2497列車 「 三岐鉄道行きのレール積載チキを付けた8864レを狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

明日は祝日、という事で月初のバタバタに加え

更に忙しいお仕事となりました本日。

 

それなのにネタが複数走る、という大変難儀な

有り難さに見舞われてしまいました。

 

恐らく本日最も話題を集めましたのは、もう

来ることは無さそう…と半ば諦めていたカラシ

ことEF65 2127の来阪仕業5087レでしょう。

 

嬉しい話ではあるのですが、残念。

 

ワタクシは撮影出来ずでございました…

 

新鶴見へ帰るまでの数日、まだ機会は残されて

いるのですが、果たしてワタクシに参戦は

叶うのでしょうか。

 

 

さて、今回の更新は普段ならお仕事の都合にて

撮影が難しいスジの臨貨につきまして、ご報告

させていただきます。

 

8865レと対になります列車、8864は吹田から

稲沢へ向けて走る列車なのですが、このスジは

吹貨タを18時頃に発つ為ワタクシは普段なら

不参戦でございます。

 

晩秋の今ですと完全に日暮れ後ですし、何より

お仕事が内勤作業真っ只中な時間になります。

 

ですが9月上旬のこの日、8864レに三岐鉄道

向けたレール積載チキが連結される、と聞き

日の入り後の撮影となりますが残照を期待して

無理矢理に参戦させていただきました。

 

 

2023-09-08 8864列車

EF66 125の次位にDD200-18が付くこの日の

8864レは、暗いながらも低速SSと流し撮り

駆使して狙えなくも無い被写体でございます。

 

が、このコマはおブレさま。

 

面部分の速度にズームが付いていけず、残念な

結果でございます。

 

では他のコマではどうだったのでしょうか。

 

 

2023-09-08 223系V5?編成ほか12両

臨貨を撮影する前には、まだ薄く茜色に染まる

空の下を223系の新快速が通過致しました。

 

このコマでは面も止められているのですが

何せISO爆上げなザラザラ仕上げ、肝心の編成

番号が粗い粒子で読み取れません。

 

こんな時はミラーレス機などの、夜間に強い

機材が羨ましい限りでございます。

 

この後は8864レがやって来ます。

 

と、上流のお友達から目撃情報の連絡が入り

編成は鮫+ザリガニ+チキ2両に加え、空コキが

5両も付いてくると判明致します。

 

ええ!?チキが目立たへんやん…

 

再度構図を検討しまして本番に挑みます。

 

 

2023-09-08 8864列車

巻頭コマの一つ前、渾身の流し撮りにて何とか

列車の面を止める事が出来ました決めのコマ。

 

パッと見で釜2両とチキ2両には目が行きます為

狙い通りの撮影が出来た様に思います。

 

勿論、チキの更に後方には空コキ達も連なる

編成が確認可能でございます。

 

数えてみたらやはり5両も付いてやがる…

 

 

2023-09-08 DD200-18の横顔

目の前を過ぎ行くザリガニにフォーカスして。

 

DD200は愛知機関区に集中配置されている為に

吹田や九州、北陸へ派遣される釜は全てこの

8864、8865で一旦吹田を経由致します。

 

ですから、ワタクシにも割と頻繁に撮影機会が

得られますのは有り難い所でございましょう。

 

自走じゃない点も含め撮影し甲斐のある被写体

ではないでしょうか。

 

 

2023-09-08 三岐鉄道行きレール積載チキ6000形

今回の〆。

 

越中島常備と記されたチキ6000形にも焦点を

当ててみました。

 

レールは二段積み、かなり見応えがある積載と

なっております。

 

JR貨物が所有するチキ6000形も撮影の機会を

得る事が出来ましたのは、嬉しい事で

ございました。

 

三岐へ向かうレール輸送、わざわざ安治川口

空チキを越中島から手配して三岐で卸した後

再び稲沢から越中島へ戻るのでしょう。

 

随分と手間をかけた輸送の様に思います。

 

そう考えますと、貨物会社が関与するレールの

輸送もまた、工臨とは異なる面白さが見出せて

つい追っ掛けたり考察したり、と愉快な沼へ

嵌っていくのでございましょう。

 

調べてすぐに判る話では無い為、過去の事例を

漁るべく雑誌のバックナンバーを調べたりして

深みに沈むのもまたこの趣味の楽しい所。

 

さあ、皆様も是非このレール沼へ!

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!