この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
明日は祝日、という事で月初のバタバタに加え
更に忙しいお仕事となりました本日。
それなのにネタが複数走る、という大変難儀な
有り難さに見舞われてしまいました。
恐らく本日最も話題を集めましたのは、もう
来ることは無さそう…と半ば諦めていたカラシ
ことEF65 2127の来阪仕業5087レでしょう。
嬉しい話ではあるのですが、残念。
ワタクシは撮影出来ずでございました…
新鶴見へ帰るまでの数日、まだ機会は残されて
いるのですが、果たしてワタクシに参戦は
叶うのでしょうか。
さて、今回の更新は普段ならお仕事の都合にて
撮影が難しいスジの臨貨につきまして、ご報告
させていただきます。
8865レと対になります列車、8864は吹田から
稲沢へ向けて走る列車なのですが、このスジは
吹貨タを18時頃に発つ為ワタクシは普段なら
不参戦でございます。
晩秋の今ですと完全に日暮れ後ですし、何より
お仕事が内勤作業真っ只中な時間になります。
ですが9月上旬のこの日、8864レに三岐鉄道へ
向けたレール積載チキが連結される、と聞き
日の入り後の撮影となりますが残照を期待して
無理矢理に参戦させていただきました。
EF66 125の次位にDD200-18が付くこの日の
8864レは、暗いながらも低速SSと流し撮りを
駆使して狙えなくも無い被写体でございます。
が、このコマはおブレさま。
面部分の速度にズームが付いていけず、残念な
結果でございます。
では他のコマではどうだったのでしょうか。
臨貨を撮影する前には、まだ薄く茜色に染まる
空の下を223系の新快速が通過致しました。
このコマでは面も止められているのですが
何せISO爆上げなザラザラ仕上げ、肝心の編成
番号が粗い粒子で読み取れません。
こんな時はミラーレス機などの、夜間に強い
機材が羨ましい限りでございます。
この後は8864レがやって来ます。
と、上流のお友達から目撃情報の連絡が入り
編成は鮫+ザリガニ+チキ2両に加え、空コキが
5両も付いてくると判明致します。
ええ!?チキが目立たへんやん…
再度構図を検討しまして本番に挑みます。
巻頭コマの一つ前、渾身の流し撮りにて何とか
列車の面を止める事が出来ました決めのコマ。
パッと見で釜2両とチキ2両には目が行きます為
狙い通りの撮影が出来た様に思います。
勿論、チキの更に後方には空コキ達も連なる
編成が確認可能でございます。
数えてみたらやはり5両も付いてやがる…
目の前を過ぎ行くザリガニにフォーカスして。
DD200は愛知機関区に集中配置されている為に
吹田や九州、北陸へ派遣される釜は全てこの
8864、8865で一旦吹田を経由致します。
ですから、ワタクシにも割と頻繁に撮影機会が
得られますのは有り難い所でございましょう。
自走じゃない点も含め撮影し甲斐のある被写体
ではないでしょうか。
今回の〆。
当ててみました。
レールは二段積み、かなり見応えがある積載と
なっております。
得る事が出来ましたのは、嬉しい事で
ございました。
三岐へ向かうレール輸送、わざわざ安治川口へ
空チキを越中島から手配して三岐で卸した後
再び稲沢から越中島へ戻るのでしょう。
随分と手間をかけた輸送の様に思います。
そう考えますと、貨物会社が関与するレールの
輸送もまた、工臨とは異なる面白さが見出せて
つい追っ掛けたり考察したり、と愉快な沼へ
嵌っていくのでございましょう。
調べてすぐに判る話では無い為、過去の事例を
漁るべく雑誌のバックナンバーを調べたりして
深みに沈むのもまたこの趣味の楽しい所。
さあ、皆様も是非このレール沼へ!
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!