この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
走行中の列車内で小便を済ます、というのは
男性にとって何気に難易度の高いミッションで
ございます。
新幹線など、安定した走行をする列車なら余り
気になりはしません。
が、蛇行する線形でレールもヨレヨレだったり
すると揺れが酷いので、身体から飛び出した
小便の架け橋が左右や上下に乱舞する事となり
大変難儀を強いられます。
関西本線を走るキハ120形もまた、そんな線路
でございまして。
ワタクシ2012年頃に、乗り鉄小旅行で伊勢へと
出かけた際、キハ120のトイレで危うく小便の
最中すっ転げそうになった経験がございます。
丁度、柘植から東へ向かう列車に乗車中で
峠を越えるべく、蛇行しながら登坂する際に
トイレへ入ってしまいましたワタクシ。
旅行の往路だった事もあり怪我は勿論、衣服を
汚す訳にもいかず冷や汗をかきました。
加太越えと申します難所は、車両に掛かる負担
だけでなく車内で小便をする乗客にも、一定の
覚悟を強いる必要があるのだと知りました。
尻出した。
いえ、尻を出して座って済ませば良かった話で
ございますよね。
さて、今回の更新はキハ120の網干出場配給を
狙ったご報告でございます。
拙ブログでも以前に取り上げました、亀山に
所属するキハ120-301とキハ120-303の網干へ
入場する配給列車でございましたが、この4月
ようやく出場する事となりました。
しかも。
事故による廃車で車両が不足する岡山へ転属
する、という事で車体色(帯色)が従来の亀山色
から津山色へ変更されております。
これは是非とも撮影したいっ、という事で
毎度お馴染みのショバへ。

EF510-507が牽く定期貨物列車を前座として
狙います。
京都貨物からコンテナを積載する為に、吹貨タ
から京都貨物駅までは機次位から6両ほどが
空コキとなってしまいますこの列車。
それはそれで特徴的な編成ですが、この構図で
狙う分には格好悪さが際立ちます。

定刻。
早速新しくなった帯を纏う2両のキハ120を連れ
駆けて来た配給列車を、遠目から捉えます。
亀山色のキハ120を牽く配給であれば、何度も
撮影して参りましたが津山色の配給は随分と
久しぶりな様に思います。
何故か大糸線を走るキハ120が岡山から転属し
現在でも津山色のまま走っておりまして、その
車両が後藤へ入出場する際に撮影して以来かと
思われます。

今回の〆。
DD51 1183がキハ120-301とキハ120-303の
2両を率いる、配給列車でございます。
先に〆コマを掲載致しますのは、単に間違えて
しまったからでございます。
この撮影の前に決めコマを仕留めたのですが
うっかり記事を作る際、先に〆コマを送信して
しまいました。
面倒な事もあり、ものぐさなワタクシはもう
そのまんま記事を起こす事に致しました。
ですから次に掲載する写真が
本記事における決めコマとなります。

今回の決めコマ。
改めて、DD51 1183牽引のキハ120を2両連ね
亀山へ急ぐ配給列車でございます。
岡山への転属が決まっているにも関わらず何故
亀山へ配給回送されるのか、と疑問に思う方も
いらっしゃるかと存じます。
岡山なら、網干から直接回送した方が近いです
からね。
この時点ではまだ、2両のキハ120は書類上は
亀山所属となっておりまして、所属先で試運転
などを行った後に改めて亀山から岡山へ向けて
転属配給が走るそうでございます。
面倒でややこしい話の様にも思いますが、我々
撮り鉄にとっては撮影機会が得られたり増える
事態は有り難い事でございますから、文句など
勿論一欠片もありません。
撮れてラッキー、ってな感じでございます。

オマケ。
走り去るキハ120を狙います。
構図的に真っ当なケツ打ち編成抜きは無理な為
やむを得ずこの様な釜切れ写真となりました、
これはこれで、後部標識こそ付いておりますが
自走しているみたいで面白いかな?と思って
しまいます。
新製配置から車両の入れ替わりなど殆ど無い
亀山運転所のキハ120形が、恐らく初めて転出
する事となりました今回。
2両減車となる亀山の方は運用など大丈夫かと
つい心配してしまいます。
何なら代わりに浜田帯とか美祢帯のキハ120が
転入してくれても良いのですけれど。
勿論、亀山色にならず車体はそのままで。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!