写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第3140列車 「 キハ120-16の網干出場配給を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

学生の頃は漫然と被写体を収めていた様な気が

致しますワタクシ。

 

年を重ねてようやく最近、何をどの様に撮影

するべきなのかを意識する様になりました。

 

被写体をイメージし、どの角度からどう撮影を

すれば自身の理想を具現化出来るのか。

 

そう考えながらショバを選定し、構図を組む

様になりました。

 

尤も、その成果はいわずもがな…なのですが。

 

 

さて、今回の更新は亀山のキハ120形が検査を

終えて網干総合車両所より所属先に戻る列車の

撮影報告とさせていただきます。

 

この日は午後、前日にミハソへ投宿したキハが

DD51に牽かれてやって来るという事で、毎度

ながら裏調子へと布陣致しました。

 

が、配給列車の前にこちらをご覧いただく事に

致しましょう。

 

 

2025-07-03 8183列車

押桃、EF210-315が単機で吹田へと戻る場面を

仕留めました。

 

この日は8182レで安治川口から定尺チキを運搬

する役目を果たしたEF210-315、帰路は身軽な

姿でワタクシの眼前を駆け抜けて行きます。

 

単機の撮影を済ませて振り向くと、対向からも

EF210の姿が見えました。

 

 

2025-07-03 EF210同士の離合

もう少し望遠で寄せた構図にすべきだったと

些か後悔するスナップでございます。

 

本線上を片や単機ながら、もう片方は定期での

運用として離合する2両のEF210

 

中々この様な場面に出会う機会などありません

から、幸運に感謝してシャッターを切ります。

 

そして。

 

 

2025-07-03 5070列車

ここでの本命となる、EF210-118が牽く定期の

貨物列車を仕留めました。

 

ワタクシは撮影の際に何を意識した構図を組む

のか、という事に腐心致します。

 

編成全体を意識するならばサイドに寄せますが

先頭車をドン!と見せたい時には線路へ寄り

この様に撮影する事もあるのでございます。

 

特に気になる事のない組成である定期貨物の

場合、主役は釜となりますのでこの様な構図で

狙うのでございます。

 

 

2025-07-03 配8732列車

一方でこちらはDD51 1193がキハ120-16を

亀山までエスコートする配給列車。

 

前を行くDD51をドン!と見せる構図にすると

配給列車である意義が損なわれてしまいます為

立ち位置を横気味に変えて撮影致しました。

 

尤もこのコマは本命に先立つ保険的な撮影で

欲張りなワタクシがつい余計にコマを切った

だけでございます。

 

 

2025-07-03 配8732列車

今回の〆。

 

本命はこちら、架線柱から編成が抜け出して

スッキリ見える位置でコマを切りました。

 

この角度だと誰がどう見てもまごう事なき配給

列車である、と判ります。

 

被牽引車を主題とする場合や、編成全体を意識

する撮影に際しましてはワタクシの場合、よく

この様なサイドに寄せた構図を組みます。

 

究極的には単なる好み、となりますが。

 

 

2025-07-03 配8732列車

オマケ。

 

ついでにケツを拝んで撮影を終えました。

 

めっちゃ適当なスナップでございます。

 

夏の盛りとなります午後、生い茂る草木の隙間

から走り去る配給列車を見送りました。

 

 

配給列車ではよく目に致しますキハ120形です

が、営業列車の撮影は随分とご無沙汰している

感がございます。

 

また何かの折にでも撮影しに行く機会があれば

と想いを馳せる夜となりました。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!