この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
さて、今回の更新は10月半ばに後藤工場にて
更新工事を終えましたキハ120-15が、亀山へ
戻ります場面を狙いましたご報告となります。
この日はDD51の牽引で米子を出たキハ120が
伯備〜山陽路を経て宮原に一泊し、翌日の午後
亀山へ向かうという事で撮影しに沿線へ。
ショバは毎度お馴染みの裏調子へと布陣して
配給列車を狙います。
ファーストコマとなりますご挨拶ショットでは
望遠で目一杯の遠目から、配給列車が小さな
被写体の内に一コマ切らせていただきました。
まだまだ夏の権勢が残ります緑に塗れた沿線を
排気煙を吹上げたDD51がやって来る姿が遠目
から見て取れます。
続きましてレンズを中望遠域に引いて、列車を
構図真ん中に配置した編成撮りを済ませます。
ここで初めて釜がDD51 1109である事が
確認出来ました。
もうちょい引きつければ、キハ120が架線柱を
抜け出せた所でございますが、そうすると次の
本命カットに支障をきたし兼ねません。
ですからこのコマは素早く切ってすぐに本命の
標準域へ構図を組み直します。
そして…
今回の〆。
光線こそ側面には当たり辛くなった時期ですが
コスモスを構図に配しますこのコマの為に
裏調子へ布陣した決めのコマでございます。
秋も半ばを過ぎますと裏調子では午後の列車へ
綺麗な光線が当たらなくなってしまいます。
そこは承知しつつ、ですがまだ咲き誇る秋桜を
構図に配したくてこちらへ足を運んだ次第で
ございました。
これで以前に撮影した桜を添えたカットに続き
キハ120配給の花添えカットが増えました。
残念ながら向日葵は沿線に無い為、夏の花は
添えられませんが、キハ120の配給だけで四季
折々の撮影というのが揃えられれば、なんて
事を考えております。
まぁお仕事の途中抜け撮影ですから、ショバは
限られているのですが…
オマケ。
去り行くキハ120-15を、コスモスと共に。
ケツの編成カットはここだと難しいので
敢えてスナップ風に構図を組んでみました。
関西本線のキハ120も今は2両がラッピング中。
日常撮影に訪問せねば、と考えながらもつい
後回しにしてしまっております。
お正月休み辺り、ブラリと出掛けるのも良いな
と思うこの頃でございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!