写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

通達236 「 実録!青春18きっぷで乗るムーンライトながらの旅 2017夏遠征その1 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

 

 私が働いている会社は普段、日曜と祝日にしかお休みがありません。

まとまったお休みはGW、お盆と年末年始くらいでしょうか。

 

秋の連休は基本、お仕事で消えてしまいます。

 

休暇も取ろうと思えば取得できるのでしょうが、社長がちょっとアレなので、ほとんど取りません。

 

まぁ、真っ黒な企業でございます。

真っ黒な商品こさえてますんでね…

 

 

そんな私の環境では、年末年始は家の用事で潰れますので、

まとまった休みでの遠征など

このお盆くらいしかありません。

 

そこで、お盆休みには普段なら行くことの叶わない栃木県へ、SL大樹の撮影に行こうと画策しておりました。

 

移動手段も関西から栃木県ですと、新幹線乗継、高速バスと鉄道、飛行機と…など

多岐に渡るのですが経済的に裕福な環境ではありませんので、ここはひとつ、

節約も兼ねて学生時代に戻った気分で18きっぷを使用してみようと思い立ちました。

 

 

そこからが大変です。

 

 

まずはルート検索。

 

大判の時刻表とネットアプリを駆使して、お仕事あがりである

12日の夕方に関西を発ち、SL大樹の1号が撮影出来る手段を調べてみたのですが、

どうしてもムーンライトながら号に乗車しなければ間に合いません。

 

しかしこの列車、全席指定の超がつく人気列車でございまして、私が乗車したい8/12はお盆休み前半、激戦は必至でございました。

 

そこで1か月前のチケット発売日、午前中に緑の窓口へ駆け込みまして

10時発券前に指定席を申し込みます。

 

10時と同時にマルスを操作し出す駅員さん。私は申込み3番目でございましたが、

奇跡的に残っていた通路側の座席を確保することが出来ました。

 

後日、18きっぷも購入して遠征の準備は万端でございます。

 

 

 

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2017-08-12 スタートの記念に  出立の駅

 

最寄りの駅でスタンプを押してもらい、1日目を消費致します。

 

18きっぷを購入するのなんていつ以来なのでしょう。20年ぶりくらいでしょうか。

 

高揚する気分を押さえつつ、

まずはJR西日本JR東海の境界駅となる米原駅を目指します。

 

 

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2017-08-12 223系車内  米原

 

 乗車した列車は京都駅を過ぎると立席客が少し減り、草津近江八幡と停車する毎に

乗客の数が減って参りました。

 

終点の米原へ到着すると、近江鉄道線に乗り換える高校生のグループが

ダッシュして行き、それに続いて各線へ乗り換える人々が降車して行きます。

 

空になった車内を一枚、撮影し私も降車、次の大垣駅までお世話になる

JR東海の車両が待つプラットフォームへ跨線橋を跨いで移動です。

 

 

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2017-08-12 313系6連  大垣

 

米原までの223系は12両だったのですが、米原から乗り換えた列車は半分の6両編成。

 

それでも立席乗車はほとんど無く、ほぼ着座した乗客だけで

ここ大垣までやって来れました。

 

 

大垣駅のプラットフォームをぶらついていると、

カメラをぶら下げたヤングボーイ達の姿が散見されます。恐らく彼らも今宵一晩、

共に行軍する仲間なのでしょう。

 

 


その起源を戦前の長距離普通列車に遡る、

由緒正しき列車「ムーンライトながら」。

 

2009年頃までは毎日運転される

定期列車でありまして、指定席を含む自由席車両がほとんどの編成で

運転されておりました。

 

 

私が初めて東京近郊へ遠征に出た、1990年代初頭でございます。

 

この列車に乗車する為にはまず、

座席を確保するために数時間前から所定の位置で列形成を行い、

その間に見知らぬ鉄仲間さん達と友好を育み、情報交換をしたりしつつ

女子大生さん達に懐いて可愛がられ、

女の子の甘い香りに魅了されたものでございました。

 

秘訣は、女子大生グループがいる列に一緒に並ぶ点でございます。

 

 

所が今では全車指定席、季節臨時列車、とずいぶん時代が移ろいました。

その分並ばなくても良くなってあの頃とは違うのだな、と痛感いたします。

 

 

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2017-08-12 313系2連  大垣

 

並ばなくても良くなったものの、

列車が入線してから発車するまでは5分程しか無い為、大垣駅の改札外で軽食と

飲み物を購入して、取り敢えず乗車する号車札の位置で

並んでいるメンツに加わります。

 

入線までまだ30分ほど時間があったのですが、4,5人ほど既に並んでいらっしゃいました。

 

待ち時間が退屈だったので、並びながら美濃赤坂行の2両編成を撮影してみます。

 

いつもの編成画像ではなく、ベンチに腰かけて読書にふける美女(多分。)を主題に、

都会とも田舎ともつかない風景を切り取ってみました。

 

 停車する313系は乗車可能だったのですが、冷房がキツイのか読書に夢中なのか、

女性は、列車が発車する間際までベンチで読みふけっておりました。

一体どんな本をお読みなのか、聞いてみたい気になりますが、案外BL本だったりするかも知れません。

 

夢が壊れるのも寂しいので、聞かないのが花なのでしょうね。

 

 

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2017-08-12 185系方向幕  大垣

 

22:45、大垣駅へ入線した「ムーンライトながら」。

方向幕の東京と言う文字が旅情を掻き立てます。


 

乗車はスムーズで、流石は全席指定でございました。

 

昔なら座席取得の闘争で

10人くらい死人が出るのは茶飯事でございます(嘘です)。

それくらい皆、必死になってBOX席を争い窓際争奪をしていたものでございました。

 

着座出来なければ一晩、立ちん坊でございましたから…

 

 

発車までの間に車内アナウンスが、この列車は全席指定で本日は満席、

指定券が無いと乗車できません、という旨を繰り返しておられました。 

 

 

仮に指定券を持たず乗車した場合、どうなるのでしょう。

 

勿論途中で降ろされるのでしょうが、例えば終電の無くなった浜松辺りから

乗車するとして、やはり次の停車駅である沼津で放り出され、始発まで説教部屋送りと

なるのでしょうか。

 

余り知りたくない話ではありますが、

車掌さんの裏話として飲み屋なんかで話しているのを、こっそりと後ろで

聞いてみたい気もします。

 

 

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2017-08-12  モハ185-232 車内風景

 

列車は大垣を22:49、定刻に出発し、岐阜、名古屋と順調に進んで参ります。

 

 

しがないオヤジの一人旅。列車は全席指定。

座席は二人がけで満席。

 

となれば、お隣に腰掛けるのはどんな方なのか、否応にも気になります。

 

カメラをぶら下げたヤングボーイか、それとも、うら若き黒髪の乙女か。はたまた同類のオヤジが座るか…

 

隣の方は発車間際に漸くやって来られました。

 

 

これが意外や、大当りでございまして、年の頃なら30〜40代、

少し膨よかな体格の男性で、

大きなボストンバックにリュックサック、更には某百貨店の紙袋を下げて現れました。

 

窓際席の彼は、通路側の私の膝を突き破る様に突進してくると、

荷物が周囲(私)に当たるのも気にせずにぶん回し、

網棚に積み上げ、紙袋をコート掛けのフックへ吊るして、後席も顧みずリクライニングを下げて漸く人心地。

 

さぞお疲れだったご様子でした。

 

 

そこですかさず私が一言。

トイレなどに立つ際は遠慮なく声を掛けて下さいね、脚を避けますから。と伝えると

わかりました、の返事の後に唐突に彼の家族の話が始まります。

 

突然脈絡なく話が始まり戸惑う私を置き去りに、父は高齢で新幹線移動を希望し、兄は飛行機、コレに乗車するのは自分だけだ、との内容で話し出す彼。

 

更に、兵庫から会津へ一人旅だ、鉄道が好きで詳しい、という様な内容を延々と、大きな声で聞かせて下さいました。

 

家族は現地で合流か、と思えば父は自宅、兄はアチコチと転勤しているそうな。

 

全く見えない話を頭で咀嚼しつつ、彼の大きな話し声に対して大丈夫、私は耳が遠くなる様な歳ではありませんよ、と心の中で呟きながら適度に相槌を打ちつつ過ごします。

あ、ヤリ過ごします、でした。

 

 

話していて気づいたのですが、隣の彼、矢鱈とコロッケの匂いを振りまいております。

 

彼の荷物からなのか、身体からなのか、洋として知れませんが、私は密かに彼の事をコロッケ君、と名付けたのでした。

 

 

俄かに不安に包まれた私を慰めてくれたのは、不意に流れ出したメロディでした。

 

そう、ハイケンスのセレナーデが流れたのでございました。

 

コロッケ君もやおら口を閉ざし、メロディとそれに続くカレチのアナウンスに耳を傾けていました。

 

 

 

ホームに並ぶ近郊の乗客を尻目に、闇夜を突き進む185系10両。

 

私が乗車したのは4両付属編成の前から2両目、パンタ付の電動車でございました。

そう、国鉄時代に製造された最後の特急電車、185系はご多分に漏れず

うるさいのです。モーター音が。

 

正直この車両はかなりの音量でモーターが唸りを上げて走行するので、

しっかり眠りたいのであれば耳栓が必須かも知れません。

いやそもそも、しっかり眠りたいのならこの列車に乗ってはいけませんが。

 

 

名古屋を出て豊橋へ向かう爆走区間から国鉄モーターは、その本領を発揮します。

 

 目を瞑っていると、子供時代に揺られた113系117系の車内が蘇るあのモーター音。

 

眠るつもりのない私はこの爆音モーターを存分に楽しんでおりました。

 

 

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2017-08-13 185系B4編成+B7編成  浜松

 

何故、私は眠るつもりがなかったのかと言うと、この列車、東京までの

停車駅で2か所、バカ停があるのです。

 

まずは浜松駅、ここでは深夜1時過ぎでございますが時間調整の為9分ほど停まります。

その間に行ったん降車してホームの反対側へ渡り、更に先頭まで進んでの写真撮影。

 

しかし残念なことに、浜松駅ではホーム先端に屋根が無く灯りが有りません。

面は暗く潰れてしまいました。

 

ですがまだ諦めてはいけません。続く沼津駅では3時台の到着ですが、ここでも

14分の停車時間があるのです。 

 

というわけで、眠らずにウトウトしながら次の停車駅を目指します。

 

時折ハッと目を覚ましてはスマホを弄って翌日の撮影地点確認や

ダイヤの覚えなおしをして時間を消化して行きます。

 

 

ムーンライトながら」に使用されている車両は、先にも申しました185系という

国鉄時代に製造された特急車両でございます。

車両によっては音がうるさいのですが、座席はしっかりとリクライニングが出来、

しかも頭を左右に振っても、ヘッドレストの様な出っ張りが

頭部を受け止めてくれるので、隣の人の肩へ頭が乗っかる心配もなく

眠る事が出来ます。

 

ここは素直に高評価でございました。

 

 

 

午前2時を過ぎた辺りから、隣のコロッケ君に襲撃を受けます。

 

窓に頭を付ける様にして眠る彼の下半身が肘掛けを潜り抜け、私の太ましいフトモモを圧迫しだしました。

 

最初は気にしていなかったのですが、次第に私の身体が通路へ押し出されるにつけ、危機感を抱きまして。

 

コロッケ君の肩を叩いて起こすと、眠る体制を変えて貰わねば私が席から落ちてしまいますわ、と訴えたのでした。

 

気の良いコロッケ君、すぐ様気づいて姿勢を正してくれたのですが、15分後にはまたしても襲撃が。

 

 

他にも深夜、コロッケの匂いに空腹を刺激され、悶々とした時間を過ごす羽目になりました。

 

コロッケ食べたい…そうひたすら願ってしまいました。

 

 

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2017-08-13 185系B4編成+B7編成  沼津

 

午前3時を回り、本命の沼津へ到着でございます。

 

浜松より余裕を持って撮影し、車内へ戻ります。

先頭まで光が回るので、編成が綺麗に抜けました。

 

 

ここから終点まで、約2時間は仮眠タイムとなります。

 

流石に身体も疲れて参りまして、気が付いたら横浜を過ぎておりました。

 

 

コロッケ君はどうやら次の品川で下車するらしく、網棚から荷物を降ろそうとしていらしたので、席を立ってスペースを空けて差し上げます。

 

すると直ぐに品川のホームへ列車が到着致しました。

出口へ向かうコロッケ君に、良い旅を!と声を掛けると、彼も笑顔で手を振って下さいます。

 

ホームに降り立った彼は窓から注視する私には見向きもせず、昇降口へと駆けて行きました。

 

さらばコロッケ君!フォーエバー!

 

 

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2017-08-13 E233系京浜東北線  東京

 

品川を出た車内では、直ぐにハイケンスのセレナーデが鳴り響き、旅の終わりを告げます。

 

 長かった戦い、じゃないや乗車もようやく終わり、ついに東京駅へ降り立つ事が出来ました。

 

 

ですが、私の目的地は更にここから進まねばなりません。

 

目指すは栃木、鬼怒川線

東京駅は通過点でしかありません。

 

東京はトラップが一杯でございました。

 

が、その辺のお話はまた別の機会と相成ります。

 

一先ずは結びとさせていただきます。

 

 

なんとなく、ムーンライトながらの雰囲気が掴めていただければ幸いでございます。 

 

 


 

それでは

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達235 「 凸凸(デーデー)重連、阪和工臨の返空を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 


 高崎の107系上信電鉄へ譲渡された様ですね。

厳密には国鉄形式では無いものの、足回りの165系から数えれば立派な老齢。


更なる活躍を願わずにはいられません。



 

さて、今回は阪和工臨のロンチキ返空が凸凸で運転されましたので、

狙いに行ったご報告となります。

 

返空が運転される前夜に、

親しくさせていただいている鉄仲間さんからメールをいただき、

行こうか行くまいか迷っていたのですが、出陣する事を決めました。

 

行くからには早めに陣取ろうと愚考しまして、4時起きで対応いたしました。

 

 

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2017-08-11 51列車  長岡京ー山崎(後打ち)

 

まずは現場へ到着してすぐ、夜も明けきらぬ暁に駆け抜けて行った51レ、

スーパーレールカーゴでございます。

 

今回も調子踏切へとやって来たのですが、もう私が到着した段階で

現地には10人ほどの鉄さん方が陣取っておられました。

 

顔見知りの方々にご挨拶をしながら最後尾にポジショニングします。

 

鉄さん達に聞いた話では、前夜から泊まり込みで

ここに陣取っている方もいらっしゃったとか。

 

その気合いには頭が下がります。

 


列車がやってくる5分前に確認してみると、倍の20人ほどになっておりました。

 

 

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2017-08-11 工9896列車  山崎ー長岡京

 

今回の凸重連は先頭の釜が1191号機、後ろの釜が車体色が少しくすんだ1183号機で

ございました。

 

陽が射さず曇っておりました事もあり、全体的に暗いトーンになってしまいました。

 

また、師匠曰くこのスジは被りやすいので死のスジらしいのですが、

今回も被りそうになってヒヤヒヤものでございました。

 

寸前で抜けてくれたのですが、緩行線の電車が30秒遅れていればアウトでございます。

 

 

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2017-08-11 1053列車  長岡京ー山崎

 

いつもならネタを捕獲すれば、その後は仕事の為にそのまま撤収するのですが、

この日は祝日でございました。

 

朝に少し余裕がありましたので、普段は狙わない重単も確保しよう、と思い

名神クロスへ移動いたします。

 

 

この場所への移動は、調子踏切に居た人数の半数以下でございまして、

ゆったりと撮影することが出来ました。

 

 

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2017-08-11 単9789列車  長岡京ー山崎

 

構図に失敗し、右スカになってしまいました。



朝の通勤時間帯を縫う様に、所属先の宮原操車場へ戻る凸凸。


同じ色合いのはずなのですが、全検明けの1183号機の方が屋根は綺麗なのに

赤は暗く、古めかしい印象を持ってしまいます。

 

これ、車体塗装の塗料を変えてますよね、絶対…

 

自動車の白でもメーカー、車種によって全然色味が異なりますが

同社、同車種でここまで色味が異なるのも珍しい事例ではないでしょうか。

 

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達234 「 黄色い新幹線と桃のチキ返空 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 


本日は夕立ちが来た以外は概ね暑い日差しに苦しむ1日となりました。

が、同じ関西でも所によって変わるみたいでございます。


また、チョイ鉄を敢行いたしましたので、後日、ご報告致します。

 



さて、和歌山での買い物からの帰り道、

ネタが来るのに丁度良い時間でしたので、

線路端へ立ち寄ります。


既に水田の脇には三脚を立てた鉄さん達が待ち構えていらっしゃいましたので、

邪魔にならない様、サイドからの構図を構えます。


構えると3分もせずにやって来たのが標題の画像でございます。


青い夏空の下を走り抜ける黄色。

関東遠征の成功を祈念しての験担ぎに撮影してみました。


お陰さまで無事に上洛いたしましたので、見ると幸せになれる、という言い伝えは間違いでは無いのでしょう(笑)



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2017-08-06 923系新幹線  京都ー新大阪

 

シャッターの切り位置とか画面構成とか色々と雑ですね。


いずれは編成写真を綺麗に撮影せねばなりません。


 

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2017-08-06 221系6連  島本ー高槻

 

ドクターイエローを撮影した後はくるっと振り向いて在来線。


残念ながらこのポイントでは光線が逆光となる為、側面が潰れてしまいます。

 

 

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2017-08-06 281系6連  島本ー高槻

 

とはいえ、折角立ち寄りましたのでネタの確保だけはして行こう、と思いまして。


移動はせずにカメラを構えます。

 

 

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2017-08-06 1881列車  島本ー高槻

 

この時のネタは、チキの返空列車でございましたが、何だかわからない様な

暗い側面に仕上がり、思った以上に厳しい結果となりました。

 

 

この時の撮影地選択ミスは、後日9881レを撮影する際に活かされましたので

ヨシといたします。


 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達233 「 青色の古豪たち、4扉の105系を狙う 2017和歌山線紀行 後篇 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 



和歌山線

奈良県王寺駅より高田、五条を経て紀伊半島の付け根に位置する和歌山県の県庁所在地、和歌山駅まで紀ノ川沿いに下って左にに吉野、高野山を望みつつ結ぶ全線が単線となっている路線でございます。

 


奈良県和歌山県の県境付近から峠を下ると急峻な山の様相を強めて行きますが、橋本を過ぎて紀ノ川沿いに進みだすと果樹園が広がるゆったりとした山間部へと風景を変え、和歌山付近では王寺同様都市圏へと変貌いたします。

 


そんな和歌山線の主力は1984年に導入され、

旧型国電を一掃した2両編成の105系電車でして、カタコトと走るその姿は

とても愛らしく感じさせます。

 

 


さて、今回の更新では

和歌山線で撮影したご報告の後篇となります。

 

前篇では117系をターゲットにしておりましたが、こちらは主力である105系にまみれております。


可愛いんですよ、105系


 

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2017-08-06 105系SW011編成  西笠田ー笠田

 

先頭のクハ105は元常磐緩行線103系1000番台を転用した車両でして、運転台などもそのまま使用されております。

 

103系1000番台自体は203系が導入されて早々に首都圏から去ってしまいましたが、

その先頭車両は今もなお、和歌山線の主力として活躍しております。

 

 

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2017-08-06 105系SW013編成+SW007編成  西笠田ー笠田

 

前篇で撮影した117系の後、105系も2編成繋いだ4両でやって参りました。

 

こちらは先頭が戸袋窓を保有する編成で、

後方は更新工事を施工され、戸袋が埋められた編成でございます。

 

また、屋根の機器にも違いがみられ、

SW013編成はクハ105にボタン型のグローブベンチレーターが並ぶ姿ですが、

後方のクハ105はクモハ同様のクーラーが載せられておりました。

 

国電顔の105系は絵になります。


 

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2017-08-06 105系SP002編成+SW014編成  西笠田ー笠田

 

次にやって参りましたのは先ほどと同じく4連でありながら、

先頭車両は中間車改造にて新規の運転台を取り付けられているクハ104、パンダの様なお顔をした、通称パンダちゃんでございました。

 

しかも先頭の編成は、冬季の霜取り用にパンタグラフを増設した

クモハ105を有しておりました。

 

 

国電ライクな103系1000番台顔もいいのですが、

このパンダちゃん顔も捨てがたいのでございます。

 

 

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2017-08-06 105系SW009編成  西笠田ー笠田

 

こちらは屋根のクーラーもポピュラーな形状の編成でございました。

増結4連も見応えがありますが、和歌山線の山間を行く姿はやはり2両編が映えますね。

 

この時間でもう9時半を回っておりました。

日は段々と南天に向かい、前面の影が濃くなって参ります。

 

 

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2017-08-06 105系SW008編成  笠田ー西笠田

 

下り和歌山方面の撮影地を新たに開拓いたしました。

 

バックに新岡農園さんの看板が入るのさえ許容すれば、

4連も撮影可能でございました。

 

この後はこの日のメインであるお買いもの。

 

 

農家が直接品物を降ろしている道の駅にて、安くておいしい桃を買い漁りました。


ここ和歌山県は、西日本では桃の生産量が一位なのです。

 


その後、ブランチを取ろうと思いスマホコンシェルジュを立ち上げて、

音声入力で飲食店を探したのですが、

何故か40キロ先の和歌山市内のラーメン店ばかりがピックアップされます。

 

そこで、もっと近くで。と指示を出すと表示されたのがこちら。

 

 

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2017-08-06 モーニング¥600  喫茶MOTTO

 

笑ってしまいます。

もっと、と指示を出したらもっと、という店名の喫茶店を

近場で見つけ出すコンシェルジュ

 

結局近いのでここに決め、美味しいモーニングをいただきました。

 

目の前でコーヒーサイフォンを使ってコーヒーを入れて下さるこのお店。

食パンもフワッフワでお手製ハンバーグ、ドレッシングと

偶然にも、最高のお味を堪能致しました。

 

食後のコーヒーをいただいていると店主が、どこから来たのか?と

声をかけて下さり、そこから桃の話題になり、店主ご自慢の桃を試食させていただき、偶然来店していた果樹園の女性が話に加わり、その方のブドウ畑を案内いただき、

出荷前のナイアガラやピオーネを実食、お土産に山ほどブドウや桃のB品をいただいて

思わぬ収穫と経験をさせていただきました。

 

 

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2017-08-06 麗鳳(桃の品種) 新岡農園さん

 

傷のあるB品だから、とごっそりいただき、来夏には買い付けに来る旨を約束して

果樹園を辞し、帰宅の途に着きました。

 

この桃やブドウなど、家族も大喜びで、普段は鉄道写真にあまりいい顔をしなかった

家族たちもこの日は好意的に迎えてくれるのでした。

 

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達232 「 青色の117系を狙う 2017和歌山線紀行 前篇 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

本日も大変な暑さの一日となり、

鉄活の私は露出した皮膚が照り焼きになる所でございました。

 

京都の鉄博で初の展示となったJR貨物の機関車と貨車が本日、

返却回送されましたので、撮影して参りました。




さて、今回の更新は8月上旬に、買い物を兼ねて和歌山線を訪れた際の、

ご報告となります。

 

和歌山線の列車は日中、基本的に2両編成の105系が運行されているのですが、

朝夕の時間帯には日根野所属の117系4連も運用に就いております。

 

今回はその117系を狙ってまいりました。

 

 

今回、私が訪れたのは和歌山線の上り列車における定番撮影地、

西笠田カーブでございました。

 

ここは昨年7月にも買い物ついでに訪れ、

スマホでオーシャンカラーの117系を撮影したポイントなのですが、

今回はデジ一デビュー後初の訪問という事で、改めてここを履修先といたしました。

 

 

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2017-08-06 105系SW010編成  西笠田ー笠田

 

この日の1番列車となる上り、五条行はクハ105-107の事故廃車による代替として

モハ102-385から改造されたクハ104-551を先頭にやって来たSW010編成。

 

改造された時点で相方のクモハ105-517が冷房化改造されていた為、

105系化改造される際に併せて冷房装置を取り付けられた結果、

改造105系群の中で唯一、WAU102型クーラーを搭載する異色車両となりました。

 

屋根のクーラーが後尾車両と異なり、違和感のあるスタイルとなっております。

 

 

久方ぶりに訪れたポイントでしたが、随分と様相が変わっておりました。

上りのアングルは草木が伸び、上の画像より右にカメラを振っての

雄大な笠田の丘をバックにした構図が取れません。

 

更に下り向きの構図を切ろうとすると…

 

 

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2017-08-06 105系SW013編成  笠田ー西笠田

 

ご覧の様に足回りを覆うようにフェンスが生えておりました!

 

誰や、フェンスなんて植えたのは。

 

下りはこの様に逆光となってしまうのでメインとはなりませんから、

仕方がないと諦めもつきます。

 

 

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2017-08-06 117系SG005編成  笠田ー西笠田

 

最初にやって来た117系は下り列車でございました。

折角の117系画像もフェンスが群生しておりご覧の有様になっておりました。

 

これまで、原色、緑、黄色の117系を拙ブログにて取り上げて参りましたが、

最後の色合いとなる青い117系を今回ついに、ご紹介でございます。

 

 

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2017-08-06 同上  笠田ー西笠田(後打ち)

 

ついでに後打ちで上り列車の撮影の雰囲気を確認しておきます。

 

ふむ、4両だと右端の植生から架線柱3本目までか、と思っていたのですが、

よく見ると先頭車両スカート部に草が被っておりました。

これは処理したいな、と考え直し、構図を改めます。

 

 

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2017-08-06 近ヒネ117系4連  西笠田ー笠田

 

そうこうしております内に、上り117系充当列車がやって参りました。

先ほどの下り列車が少し明るい露出になっておりましたので、

設定を適正に変更致します。

 

我慢しきれずロングショットでまず1枚。

 

 

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2017-08-06 117系SG002編成  西笠田ー笠田

 

上手く決まった、と思ってのショットでしたが、右先頭車のスカートには

植生トラップが、更に左後尾は植生に隠れてしまいました…

 

この朝の117系が運用に入る上り便はこれっきりでございますので、

これ以上ここにいても、リカバーは出来ません。

 

再履修が決まってしまいました…

 

 

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2017-08-06 117系SG003編成  笠田ー西笠田

 

最後に、SG002編成と笠田で交換をしてすぐさまやって来た下り2本目の117系

 

下り列車の撮影ポイントについても、実はこの後開拓致しましたので、

後日リトライする際には活用したいと思います。

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただきありがとうございました!

通達231 「 異機種PP!吉永工臨を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 


本日は軽くチョイ鉄を午後に済ませ、夕方からは地域の地蔵盆へ参加しております。


御詠歌、って地域独自の慣習なのでしょうか。

内容は西国33箇所の寺院について、なので近畿だけなのかも知れませんね。 




親しくさせていただいている鉄仲間さんから、

数日前に情報を回していただいておりましたネタがございました。

 

それは、EF65が牽引しつつ後部にDD51が付いて、プッシュプル形態でロングレールの

工臨が運転される、というものでございました。

 

 

スジも何とか沿線で狙える時間帯という事で、

13000系甲種を撮影した後、山崎界隈で撮影しようと桂川から移動いたしました。

 

撮影ポイントは非常に迷ったのですが、情報をいただいた鉄仲間さんから

山崎付近での撮影ですと内側の緩行線を走る普電に被られる可能性があると

指摘をいただきまして今回は名神クロスへ出向きました。

 

 ここは豪雨の雲から外れていたのかスッキリとしておりました。



現地では、師匠や親しくしていただいているT氏など見知った鉄さんが集結しておられ

和気藹々とした和やかな雰囲気で時間を過ごします。

 

 

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2017-08-05 683系3連+9連  長岡京ー山崎

 

練習電はサンダーバード号を撮影してみました。

 

貫通扉を持つ先頭車もリニューアル塗装でライト下に青い線が入り、

以前よりも引き締まって見えますね。

 

お化粧のアイシャドウみたいな効果でしょうか。

 

 

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2017-08-05 工9367列車  長岡京ー山崎

 

今回の牽引機はトワイライトエクスプレス塗装となったEF65 1124号機が先頭に立ち、

ロングレールを積載した12両のチキを従えて後方にはDD51 1109号機が見えます。

 

驚いた事に、列車が通過する際には最奥の上り外線、中線にも通過列車があり、更には

後方から下り普電が近づいているのが見えます。

 

この時、4線すべてを列車が通過して行ったのでございます。

 

 

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2017-08-05 同上  長岡京ー山崎

 

レールを荷卸しする際に活躍するDD51が一緒に回送され、

プッシュプル状態で運転された吉永工臨

非常に珍しいシーンを撮影することが出来ました。

 

光線具合を考慮して、撮影場所を新井正辺りにしていれば

完全なる撃沈を喰らっていた所でございます。

 

ココにしておいてよかった~、と胸を撫で下ろしておりました。

 

 

また、情報を回してくださった鉄仲間さんにも感謝申し上げます。

 

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達230 「 甲114 東京メトロ13000系(13111f)の甲種輸送を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 


本日は日中は快晴となり、焼けるような陽射しに晒されました。

二の腕と前腕の色差が凄い事になってます。


無事、八戸線用キハE130の甲種も実施された様ですね。

しばらくすると新車速報辺りで紹介されると思います。



関西でも本日はメトロマンロクこと、16000系の甲種輸送が実施され、定刻通りに撮影地を通過致しました。


撮影地へ赴くと何たる偶然か、鉄仲間さんがスタンバイされておられ、待ち時間を楽しく過ごす事が出来ました。



東京メトロ16000系は本日出場の編成が36本目、計画予定数まで残り1本でございます。


次が最後となるので、そちらもしっかり狙いたいと決意しております。



 

さて、今回の更新は7月最終週の土曜に実施されてから

間髪入れずの翌週に再び出場する、東京メトロのマンサン(13000系)甲種輸送

撮影いたしましたご報告となります。

 

こちらはまだまだ計画予定数までに余裕がありますので、今後も存分に楽しめる訳でございます。


私としては土曜のチョイ鉄という苦行が続くわけですが。



前回の甲種の際には、新鶴見のネタ釜の一両である2094号機が牽引していたのですが、

今回は別のネタ釜が登板する事となりました。

 

 

昨年、全般検査を施工されて塗装が大宮工場施工仕様になるのでは、と懸念されつつも

元の広島工場風塗装を堅持して出場した「カラシ」こと、2127号機でございます。

 

なぜこの釜が「カラシ」という愛称を持つかと申しますと、前面貫通扉が側面の乗務員用扉と同様にカラシ色に塗られているから、なのでございます。

 

岡山機関区にまだEF65が居た頃には、

多くの広島工場施工車も存在していたのですが、

今ではこの2127号機のみ、しかもなんちゃって広島塗装という風体でございます。

 

更にこの釜、来阪時には何故か必ず雨が降ると言われておりまして、

今回の甲種輸送もそのジンクスを懸念しておりました。

 

 

当日は朝から雲が多いものの、降水確率はそこまで高くも無く

案外イケるのではないか?と安心しておりました。

 

 

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2017-08-05 5058列車  桂川付近

 

タカをくくっておりましたお天気でしたが、何故かゲリラ豪雨の雨雲が

湧き出して参りまして、スマホアプリで通過時間に雨が降らない場所を確認。

 

桂川駅イオンモール桂川を結ぶ橋上通路から狙います。

ほんまに便利な世の中となりました。

 

高槻、山崎界隈まではものっそい豪雨だった様でございます。

 

前走りとなる貨物列車の背景が恐ろしい程に鼠色となっております。

 

この日は土曜午後という事も有ってかホーム端に大勢の鉄さんの姿が見受けられます。

 

このペデストリアンデッキにも、5名ほどの鉄さんが布陣しておりましたが、

何か来るのか?と興味を持った子連れ主婦や、鉄道に興味あんの?といった風情の

女子高生までもがギャラリーとして集まり、凄い人だかりとなってしまいました。

 

人が人を呼ぶようで、最終的には鉄さんの3倍程のギャラリーが集う中、

一心にカメラを構えます。少し視線が痛いのです…

 

 

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2017-08-05 117系6連  向日町(操)-京都貨物

 

湖西線草津線運用に向かう為向日町操車場を出区した117系

空の色が凄い事に。

 

 

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2017-08-05 207系4連+3連  桂川付近

 

定刻通りであればこのすぐ後に甲種がやってくるのですが、

今回に限って何故か姿が見えません。

 

恐らく大雨によって徐行を余儀なくされての遅延、

だと判断し、しばらく待つ事と致します。

 

 

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2017-08-05 9866列車  桂川付近

 

漸く現れた9866レ。

 

前面貫通扉のカラシ色を誇らしげに、関東へと進むEF65 2127号機が牽く13000系。

豪雨の為か、13000系車両の側窓は全てカーテンが閉められておりました。

 

この状態が添乗員さんにとって一番キツイ事でしょう。ご苦労、拝察いたします。

 

雨雲が垂れ込めて露出が下がってしまいました。


 

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2017-08-05 同上  桂川付近

 

オマケの連結面を。

 

このポイントは後追い撮影が出来ませんのでオマケはこれで済ませてしまいました。

雲が低く垂れこめていたのでかなり暗い絵面となってしまいましたが、しっかりと

カラシ牽引の甲種を記録でき、一先ずは満足しての撤収となりました。

 

 

この後は別のネタを押さえる為に名神クロスへと移動いたしました。

その報告はまた、次に。

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達229 「 甲109 相模鉄道20000系(20101f) の甲種輸送を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 


お盆休みが明け、本日からは平常業務が再開致しました。


休み中に溜まっていた発注を片付けていたら、

あっと言う間に終業となり、非鉄でございます。

 


延期されていた八戸線用のキハE130が新潟トランシスから藤寄へ陸送されましたね。


明日には甲種輸送が実施されるのでしょうか。



いよいよ新潟〜東北の古豪、キハ40も終焉の時が迫るようでございます。



さて、今回の更新は

神奈川県の大手民鉄、相模鉄道が導入する新形式車両20000系の

第1編成が甲種輸送された模様をキャッチ致しましたのでお届けいたします。

 

相鉄20000系の説明自体は各種媒体がこれでもか、という勢いで担うのでしょうから

割愛いたします。

 

今回の甲種輸送は他社線を介して首都圏へと乗り入れを実現する相鉄が、

その意気込みを体現した車両として製造した20000系の、第1編成という事でございます。

 

ネットで得た情報によりますと、下松の日立製作所笠戸工場から出区する際には

待ちかまえたファンに対して相鉄20000系が描かれた手ぬぐいが振舞われたとか。

 

それだけでも、相鉄の意気込みが伝わります。

 

またそれ以上に今回の甲種輸送は、貨物更新色保有機がラスト1両となってしまった

ゼロロク、EF66 30号機がエスコート役に選ばれたという事で、

私の方も過剰に気合を入れての撮影となりました。

 

 

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2017-08-01 1064列車  山崎ー長岡京

 

まだ暗いうちからスタンバイでございます。


今回の甲種輸送は調子踏切で迎え撃とうと考えておりました。

 

しかしながら間の悪い事に、この朝は下り貨物の到着が遅延しており、

甲種の通過時刻に被ってしまうかもしれない、という事で裏調子へ撮影地を

変更いたしました。

 

この場所は陽が射すと側面が影になるので、午前の撮影には不適切なのですが

生憎の空模様。お陰様で露出も厳しく増感しまくっての撮影となりました。

 

 

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2017-08-01 3097列車  山崎ー長岡京

 

画像では相変わらず暗いままですが、

段々と陽が昇るにつれて周囲の状況が判る様になって参りました。

 

すると、列車の足回りには今まで以上の草被り具合でございます。

これは撮影地選択を誤ったのかな、と不安になりつつも定位置でスタンバイ。

 

 

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2017-08-01 8862列車  山崎ー長岡京

 

遠目から、定刻より少し遅れてやって参りましたのは、オヤジの私が

青春時代を共に過ごした名機、EF66でございます。

 

ゼロロク、なんて呼びません。これはロクロクでございます。

 

 

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2017-08-01 8862列車  山崎ー長岡京

ともすれば真っ黒になってしまう相鉄20000系の車体が、何とか紺色に見える様

露出を調整して挑んだのですが、辛うじて目論見が叶ったようで一安心でございます。

 

足回りはかなり草に隠されてしまっているのが残念では有りますが、まずは無事に撮影できました。


大谷前にしておけば、なんて悔やんでも仕方ありません。



かつてのエース機はキュウリの花に見送られ、相鉄の新たなエースを牽きながら

夏真っ盛りの長岡京を駆け抜けて行きました。

 

 

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2017-08-01 8862列車  山崎ー長岡京

 

連結面を。

日立製作所から出場する甲種輸送の車両としてはおなじみの、

養生テープぐるぐる巻き状態な前面でございます。

 

これでは何系なのかさっぱり判りませんね。

 辛うじてライトのツリ目ラインが判る程度でございます。


また、先頭車側扉の一部にも養生が見受けられました。

 

 

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2017-08-01 8862列車  山崎ー長岡京(後打ち)

 

後面は、いつもなら養生ぐるぐるなのですが、今回は相鉄のマスコットである

「そうにゃん」が添乗しているという事で、

この様に素顔のままで輸送されておりました。

 

運転席に居るの、わかりますか?そうにゃん。

 

それはそれとして、相鉄20000系のフェイスデザイン、

何だかトヨタアルファードを連想するのですが、私だけなのでしょうか。

 

今までの相鉄には無い、新しいデザインラインに意気込みを感じました。

 

 

この8862レが沿線で撮影出来るのも恐らく今年はコレが最初で最後でしょう。


米原以東ですと陽が射すのですが、この界隈では限界でございました。

 


 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達228 「 117系 夏の集約臨を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 


本日は午前こそお休みでしたが、

昼には職場へ出て、先方へ納める商品の準備をしておりましたので、非鉄でございます。


4日ぶりに自動車の運転をして、何だか新鮮な気分でございました。



 

さて、今回の更新は

夏季に実施された117系を使用しての集約臨時列車運転の模様を

キャッチ致しましたご報告となります。

 

集約臨とは、

元々予定されている臨時列車スジを利用する事で、新たにスジを

引き直さずとも列車を走らせられる(JRにとって)便利な臨時列車の事で、

今回は関西の宗教法人が実施する行事に合わせて複数本が運転されました。

 

この集約臨は近畿各地から一か所を目指して運転されておりまして、

私が狙いましたのは普段入線する機会のない117系が、

山陰本線を走る姿でございました。

 

 

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2017-07-27 回9829M  千代川ー八木

 

まずは、7月末に運転された列車でございます。

 

向日町所属の117系T2編成が中間電動車2ユニット4両を減車して、

4連でやって参りました。

 

緑の車体が、水田の緑と合わさって違和感のない風景でございます。

もう少し陽が射していればありがたかったのですが、贅沢は言えませんね。

 

 

まだ始発列車が来る前の時間帯でございましたので、練習電が無く構図もかなり

左右にマージンを取ったものとなりました。

 

小雨が降っておりまして待機している間に濡れない様、苦労致しました。

撮影出来ただけでよっかたというものでございます。

 

 

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2017-07-27 回9829M  千代川ー八木

 

サイドビューを狙いました。

サボには「団体」の文字が入っておりました。

 

昔ながらの田の字窓が昭和生まれを主張しております。

 

 

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2017-08-01 回9881M  亀岡

 

日が変わって、8月1日の集約臨でございます。

この日は原色を保持するT1編成が同じく4両減車の上、充当されております。

 

運転が夜間であったため、山陰本線亀岡駅前へ車で乗り付け

入場券を購入して撮影をいたしました。

 

ICカードですと入場券代わりには使えないんですね。

事前に確認しておいて良かったです。

 

 

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2017-08-01 回9881M  亀岡

 

オマケの後打ちです。

 

亀岡駅に入線する際に減速した117系は、

そのままゆっくりとプラットフォームを通過して、闇夜に吸い込まれていきました。

 


両日とも、ムコソー京都ー福知山ー豊岡と回送され、

豊岡ー福知山ー尼崎ー吹田(信)ー天王寺ー奈良のルートで運転されております。


普段は入線しない山陰本線での姿は、新鮮なものでございました。




ここで少しばかり別の話題を。

 

亀岡駅前の一番街、という商店街?にある

「さぬき亭製麺所」さんといううどん屋さんは、夜は一杯飲み屋さんとして

営業されておられます。

 

手作りの素朴なのにしっかりと旨味のある味をしたお料理に

おかみさんと若店主、お客さんとの掛け合いが楽しいお店でございます。

 

 

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2017-03-28  さぬき亭製麺所 親子丼定食 亀岡駅前1番街


 こちらはお昼の定食でございます。


この若店主、乗り鉄さんでして

先日も北陸富山へ足を延ばしていらしたそうです。

 

実はお仕事の関係でチョコチョコこのお店へは伺っておりまして。

 

もし拙ブログをご覧になられた皆様がここへ来店される事がございましたら、


 ご注文時に若店主へ一言、


「難波オヤジのブログを見て来ました」と仰っていただけますと


なんと!うどんが一人前、無料になりません。

 

 

…残念。

 




それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達227 「 甲107 東京メトロ13000系(13110f)の甲種輸送を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 



関西よ、私は帰って来た!



本日はお盆、そして終戦の日でございますね。


没した先達に感謝を込めながら10時間ほど列車に揺られて関西よ、私は帰って来た!


判りにくいオヤジネタ、失礼致しました。


あいにく私の滞在した場所はやっぱり雨降りで、今回の旅程は全て濡れながらの鉄活となりました。


痛いくらいの暑さにならず過ごしやすいのはありがたい、と前向きに捉えます。


東海のオレンジ帯の車両から、米原で西日本の223系に乗り換えると

途端に車内で聞こえてくる会話のイントネーションが、関西弁となります。


あぁ、帰ってきた…と感じる瞬間でございました。

つい感慨深くなり、冒頭の科白を呟きたくなりました。



明日の京都では、五山の送り火が行われます。

観光と鎮魂を兼ねた、関西の夏が終わる

そんな行事でございます。


なので、

晴れとは言わないまでも、せめて曇りになって欲しいものと願っております。



 

さて、今回の更新は7月度2回目となる

メトロ13000系の甲種輸送を撮影致しましたご報告となります。


早いものでもう10編成目、なんですね。


そういえば一昨日、東武線を利用した際には03系を見たものの

マンサン(13000系)は見かけませんでした。



土曜の午後は出づらいと言いつつも、

甲種輸送は実施回数が少ない月なので根性出して狙いに行って参りました。

 

そんな所より仕事に根性出せ、とツッコミが入りそうですね。



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2017-07-22 321系D4編成他3連  山崎ー長岡京

 

まずは露出合わせの練習電を。

若干、露出がアンダーだった為に修正して本番を迎えます。


 

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2017-07-22 9866列車  山崎ー長岡京

 

今回は白プレこと、

ナンバープレートが車体と同じ色をした人気の釜、EF65 2094号機が牽いておりました。


やはり足回りの隠れ具合が無視出来なくなって参りました。


流石にここでの撮影は今後、厳しいかな。


 

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2017-07-22 9866列車  山崎ー長岡京

 

釜との連結面を。


乗務員室の窓、客室の窓が一部下降しておりました。

カーテンが開いている箇所なので判りやすいですね。さぞ、暑い事でしょう。


 

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2017-07-22 9866列車  山崎ー長岡京

 

オマケのバックショットをば。 

こちらも窓が開いております。


もちろん、私の社会の窓はバッチリ閉まっておりました。



 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!