写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

通達246 「 遠征最終回!松本駅の列車を狙う 2017夏遠征その11 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 



今朝もまた鉄活でございました。


お仕事がお休みだった為、

のんびりとおわら風の盆の返しを狙いに行きましたが、


雲配給でドヨンとした絵になってしまいました。


更に釜の返しを狙いに行けば、普電が競演して下さりました。


とほほ…

午後からは家族運用となりました。





さて、今回で遠征記事も最終回となりました。


下手の長談義と申しますが、ツラツラと駄文を綴り倒しておりますと、

そのうち簡潔に記せ!と、怒られてしまいそうなので 

今回はサクサクーッと行きましょう。



往路と違い、復路は211系のセミクロスシート車に乗車して長野を発ちました。


各駅停車でございまして、

早朝に訪れた安茂里ストレートの踏切も車窓に消え、

犀川を渡り川中島を越えて一路、松本へ向かいます。



各駅停車という事で姨捨駅へも立ち寄ります。


長野側から姨捨駅への入線には、25‰ほどの勾配をえいこらしょ、と

登って参りまして、一旦、姨捨駅下に位置する本線を

駅を見上げながら通過致します。


その後、本線左側に設けられた引上げ線へ入線し、停車。

進行方向から逆向きに推進運転を行いまして、ゆっくりと

姨捨駅のホームへと進入するのでございます。


 

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2017-08-15 善光寺平の眺望  姨捨

 

上り列車が入線する2番乗り場には展望スペースが設けられていて、

そこからは、ご覧の様な眺望が楽しめます。


日本3大車窓の一つ、だそうでございます。



 お天気の夕方などは、順光で景観が楽しめそうですね。


 

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2017-08-15 スイッチバック配線を望む  姨捨

 

 画像手前から奥に向かって、篠ノ井線の本線が松本方へ伸びております。

 

本線は左へカーブしているのですが、更にその左奥に引上げ線がございます。


列車は上下からくる優等列車の退避の為に、7分近く停車していたのですが、

この様なゆったりした時間が過ごせるのであれば、

退避も楽しいものでございます。


標高550メートル、冠着山の中腹に設けられた素晴らしい駅でございました。

 

 

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2017-08-15 211系N316編成  松本

 

「まーつもとー、まーつもとーぉ」

松本駅に入線した列車は、特徴的なアナウンスに迎えられます。



このアナウンス、伝統なのでしょう。


学生時代に訪れた時も、全く同じ節回しでございました。


この日も当時も、男性の声でアナウンスされていましたが、

まさか同一人物ではないでしょうし。


更に、若い女性の駅係員までもが、

別のホームで同様の節回しをされておられました。

 


もしかしたらJR東日本では、

年に一回くらいの頻度で「全国松本駅アナウンス選手権大会」を

開催していて、節回しの優秀な選手を

駅員として、配置しているのかもしれませんよ?


 

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2017-08-15 E257系M109編成  松本

 

 往路で撮影し損ねたE257系。


はたして、数年後に踊り子号へこの車両が充当される際、側面の模様は

緑のストライプへと変更されるのでしょうか。


私、気になります。

 

 

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2017-08-15 383系A1編成他  松本

 

 名古屋からやって来た383系の特急しなの。


以前は大阪発着の便もありましたので、いつでも撮影できる車両、

という認識だったのですが、

今では名古屋まで行かなければ

撮影も出来なくなってしまいました。

  

 

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2017-08-15 E233系N4編成  松本

 

 この日は諏訪湖の花火大会が開催されるという事で、

多客輸送対応に首都圏から車両が貸し出されておりました。

 

普段は並ぶ事がない383系との並びに、

興奮を隠し切れないヤング鉄くんの姿を。


「ふわぁー、383系南武線E233系が並んでカッコイイ!

黄色のラインが痺れるわ!」ってな塩梅でございましょうか。



でも、黄色のラインから出ちゃダメですよ?

 


 


この後、撮影する気力もなくひたすら列車を乗り継ぎ、揺られ、

夕飯も食べずに帰宅したのでございました。



帰宅した私に家人が。


「あ、ごめん。夕飯食べてくると思ってた。

無いわ。」



草臥れ切った体に鞭打って、

夕飯を求めて閉店間際のスーパーへ駆け込むのは

また別のお話でございます。




長きに渡り遠征記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。


次回更新より、関西の日常をお届け致します。




それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達245 「 リバイバル!懐かしの飯山線ラッピングを施したキハ110を狙う 2017夏遠征その10 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

今朝は秋晴れの快晴で、おわら風の盆が最高の撮影日和だった様でございます。


ネットを徘徊いたしますと、素晴らしい撮影結果が散見されました。

羨ましい限りでございます。


そう、私は本日もお仕事三昧なのでした。

貧乏暇無し、という奴でございます。



私ゴトとなりますが、出張にでも出ない限り

自宅を3日留守にする、なんて事は

普段上出来ない身の上でございます。

 

今回は偶々曜日の都合で、この様な旅程を取る事が出来、ラッキーでございました。

 

然るにラッキーとはいえ、旅に出た事は周囲も承知しておりまして、

彼ら彼女らを顧みない訳にも参りませんので、

長野駅に併設された駅ビルのお土産物店にて

お土産を買い漁ります。

 

野郎どもには適当にお酒のアテになる様なもので良いのですが、というか

野郎どもはお土産が有ればそれで充分なのですが。

 

重要な事として、女子受けするお土産選びについて、

ほんまにセンスが問われるのでございます。

 

生憎と、高座で使う扇子さえ持っておりません私です。

シックスセンスを働かせて、黒髪の乙女の幽霊にでも

選ぶのを手伝って貰いたい気分でございました。

 

 

中々、鉄活よりも難易度が高いミッションなので、神経をすり減らします。

 

 

 

そんな苦闘をなんとか終えて、再び駅構内へやって参りました。

 

長野を発つ時間が迫っておりますので、ゆっくり沿線で撮影、

とはいかないのが、残念でございます。

 

 

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2017-08-15 しなの鉄道115系S11編成  長野

 

しなの鉄道115系のS11編成には何やらラッピングが施されておりました。

 

車体に影が掛からぬ様に、発車直後を狙います。

 

 次に狙うのは飯山線の定期列車でございます。

 

コレがどんぴしゃり、でございました。

 

 

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2017-08-15 キハ110-233+キハ110-227  長野

 

 

私が長野に通っていた学生時代に、飯山線を走っていた車両は同線の標準色として

この様なカラーリングでございました。

 

今回、信州DCに合わせてJR東日本が実施したのが

この「リバイバル」と名のついた懐かしのカラーとなった キハ110だったのでございます。

 

他にも沿線の四季を描いたラッピング車両もある様なのですが、

私のお目当はこちらでございました。

 

またしてもラッキーな事に、偶然にも撮影する事が出来たのでございます。

 

 

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2017-08-15 キハ110-227+キハ110-233  長野

 

 こちらはノーマルな外観のキハ110形気動車でございます。

 

 キハ111形と違い、両運転台を有している単行可能な車両でございますが、

この時は2連で運行しておりました。

 

 

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2017-08-15 蕎麦処しなの  長野駅7番線ホーム

 

 朝が早かった為、空腹になりまして昼食を。

 今回のお昼ご飯は北陸新幹線に最も近いホームにある駅そば屋でございます。

 

各ホーム上にあるそば屋は名称が異なっておりまして、

もしかしたら味も、経営母体も異なるのかもしれません。

 

時間の都合でそこらの確認が出来ませんでした。

 

 

どなたかご存知でしたらお教えください…

 

 

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2017-08-15 山菜そば  蕎麦処しなの

 

 飯テロ、というのでしょうか。

 深夜にこの画像を見た方が空腹に苛まれてしまうサマでございますよね。

 

山菜そばの名の通り、これでもかという位に山菜が入っておりました。

他に特別これといった感想の無い、当たり障りのないお味でございます。

 

というか関西人の私には麺が柔らかかった、位しかおそばについて語れません。


うどんならお任せあれ、なのですが

長野に来てうどんは違うでしょうし…

 

 

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2017-08-15 383系A9編成  長野

 

 長野を出る列車の反対側のホームへ、

名古屋からやって来た特急しなの号が入線致しました。

 

 出発まで時間の余裕があったので、一応パチリ、と。

 

この撮影後、関西へ向けて出発となりました。

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達244 「 特急あさま!?長野にて189系を狙う 2017夏遠征その9 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 



本日から9月。

第三四半期も最後の月でございます。


夏期は売上が落ちるので厳しい状況ですが、

お仕事も鉄活も充実できる様に頑張りたいものでございます。

 


所で、

昨日気になるニュースがありました。


JR東日本のプレスリリースで新潟の115系に旧新潟色を復刻して

走らせる企画が発表されたのでございます。

 

長野の次は新潟か…ほんまに遠いので、行きたくても

行けない可能性のほうが高いのですが…

 

魅力的なネタだと、感じてしまいます。


 

さて、

今回、長野を訪れた際たる要因は、

山スカとなった115系の撮影だったのですが、

 

あわよくば、的に他にもいくつかの目的がございました。

 

 

長野といえば、

私が学生の頃は、飯田線をED62が駆け篠ノ井線ロクヨン重連が走り、

信越本線ではロクニが客レを牽いて碓氷峠をロクサンがあさまと上がる、

機関車ばかり追いかけていた土地だったのでございます。

 

全てが思い出となった今、もう来る事もないと思っていた長野へ、

あの頃の残滓を求めて再び立つ事が出来ました。

 

 

前回の更新で山スカ115系を撮影した後、もうしばらくは

このポイントにて撮影を続けます。

 

かつて、私の心を躍らせたあの頃の熱い時代、その残滓に出会えると信じて…

 

 

 

この時の天候は曇り時々雨、でして

列車がこない時間は、ちょうど線路と並走する北陸新幹線の高架下で

雨を凌いでおりました。

 

朝のひととき、踏切を渡る人影は少ないものの、時折ご高齢の住民が通られます。

 

 

挨拶をすると、何人かは声を掛けて来られました。

普段からこのポイントには、鉄さんがカメラを構えていらっしゃるみたいです。

 

やおら踏切が鳴り出しまして、長野方面から特徴的な4灯ライトが見えました。

 

 

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2017-08-15 383系A203編成他  安茂里ー川中島

 

名古屋へ向かう特急しなのでございます。

 

上りのしなのは貫通扉を備えた先頭車になっておりまして、

多客期であるこの時期、貫通扉側の先頭車には増結車両が付いておりました。

 

 

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2017-08-15 しなの鉄道115系S9編成+S27編成  安茂里ー川中島

 

 先ほどの383系が少し露出オーバーになっていた気がしまして、

設定を変えましたら今度はアンダー気味になってしまいました。

 

曇天とはいえ逆光ですので、いささか難しいですね。

 

 

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2017-08-15 211系N306編成他3連  川中島ー安茂里

 

 今度は長野へ向かう篠ノ井線普通列車が211系3連×2本の6両で

やって参りました。

 

こちらの向きは、犀川の橋梁を渡りカーブを抜けて来るのですが、

背景が山になっていてスッキリする分、狙いやすい様に思えます。

 

 

所で、長野界隈にも通勤ライナーが運転されているのは

ご存知でいらっしゃいますか?

 

私は今回の長野行きが決まり、

時刻表を眺めていて初めて知りました。

 

 平日の朝に塩尻から長野まで、乗車整理券を購入する必要がある、

快速列車、おはようライナーが運転されているのだそうです。

 

この列車、ムーンライト信州が運転される時以外は

長野総合車両センター189系が充当されているそうな。

 

ネットで画像を調べてみると、ヘッドマークは白地に快速の文字だけという

味気ないものではありますが、189系自体が希少ですし、この機会に

行き掛けの駄賃よろしく今回のネタにしようと、捕獲を試みたのでございます。

 

 

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2017-08-15 189系N102編成  川中島ー安茂里

 

 列車通過時間となりファインダーを覗いておりますと、

ヘッドマークになにやら見覚えがある図案が…あれ、あさまちゃう?

 

 

驚いた事にこの時撮影したおはようライナーヘッドマークは、

往時の特急、あさまとなっておりました。

 

 

碓氷峠を越えて上野と長野を結んでいた、ロクサンの相方とも言うべき

特急あさま

 

まさかもう一度、往時の姿を、マークを捉える事が出来るなんて!!

 

ちょっと感動してしまいました。

 

 

 

 然し乍らよく見てみますとこのマーク、

少し位置がズレております。

 

なるほど、そういう事か!と

推理した結果を確認すべく、再び長野駅まで舞い戻りました。

 

 

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2017-08-15 189系N102編成  長野

 

 長野駅に停車しているおはようライナーは、ご覧の様に

回送表示でございます。

 

おそらく、終着の長野へ到着する前に幕回しを行い、たまたま

私が撮影したタイミングであさまのマークが出ていたのでしょう。

 

 

…いや、もしかしたら安茂里ストレートに鉄がいると、

無線で聞いたウテシさんの粋な配慮かも知れませんが。

 

 

どちらにせよ、随分とラッキーな出来事に遭遇する事が出来ました。

 

 

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2017-08-15 キハ110-230  長野

 

 さて、長野駅でしばらく時間を潰す事に致します。

 

やってきたのは北長野にある、長野総合車両センターへ職員を運ぶ

キハ110形でございます。

 

 

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2017-08-15 211系N311編成  長野

 

 続いては、停車中の211系。

 

JR東海の211系もそうなのですが、

どうも今の211系は窓ガラスが古く、曇ったようになっていて

車窓が見にくいのでございます。

 

JRさんには是非ともこの点を改善していただきたいな、と感じました。

 

 

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2017-08-15 E127系100番台A1編成  長野

 

 前回の更新でも撮影したE127系

 

新潟の兄弟達はほぼ、3セクに移管されてしまいましたが、

長野の仲間達はまだJR線で頑張っておりました。

 

 

この後は、長野駅にて最後のお目当を撮影する事が出来、

お土産購入後は、関西へ向けて出発でございます。

 

それはまた、次の機会に。

 

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達243 「 山スカ色!しなの鉄道の115系を狙う 2017夏遠征その8 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

 

今朝こそ朝練、でございました。

 

目覚ましはちゃんと作動して、朝4:00に起床。

家人の寝静まる我が家を、コソーッとまるで怪盗ルパンばりの静かさで

抜け出します。

 

 

現場について、意気揚々とバックを開けてカメラを取り出したのですが、

そこでふと違和感が。

 

妙にカメラが軽く感じるのです。

 

なんと、前夜に充電する為取り外したバッテリーを、カメラに装填し忘れ

自宅に置いて来てしまいました!

 

動かないカメラを持つ私の横を、凸凸重連が走り去ります。

 

 

財布を忘れたサザ×さん状態でございます。

 

他の鉄さん達が、凸凸の機関士さんが、みんなが私をあざ笑っています…

射し込む太陽までが、私の愚挙を笑っているかの様でございます…

 

今日はいい天気…と、韜晦するしかありません。

 

 

準備はしっかり、確認をする、という教訓を得たのでございました。

 

 

 

さて、そんな訳で今日もアンニュイな気分でのスタートとなったのですが、

この日の空模様はやっぱり雨天。

そりゃ、前回の更新と同じ日なので当然でございます。

 

 

 

前回までの流れで立川、八王子を経て高尾までやって参りまして、

ここで15分ほど乗り換え待ちの時間がありました。

 

駅前のコンビニで軽食と飲料を購入し、ホームへ戻ります。

 

 

ここから私が乗車致しましたのは、高尾を16:24に出て

長野県の松本へ20:00に到着する、445Mという列車でございました。

 

この間、大月で7分停車する以外のバカ停は無く、

松本までひたすら揺られ続ける事となる、ちょっぴりハードな列車でございます。

 

充当される車両は、211系6両貫通編成で運転されておりました。

 

 

信越地域に導入された211系はBOXシートを装備するセミクロスシート車の編成と、

集団お見合いの様な横長の座席である、ロングシート車の編成が混在しており、

運用を把握でもしていない限り、どちらの編成が充当されるかわかりません。

 

今回は長距離移動という事で、セミクロスシート車を切望をしておりました所、

ラッキーな事に希望通りの車両がやって参りました。

 

ですが高尾からの乗客は多く、座席に座れはしたもののお弁当を広げる様な

状況ではありません。

 

仕方がなくのんびりと、車窓を眺めながら列車に揺られて行きました。

 

 

大月を過ぎた辺りから乗客はまばらになりまして、

勝沼あたりで事前に用意していた軽食をいただく事に。

 

お天気であれば、雄大ななんちゃらアルプス?に沈む

夕焼けを浴びながら、のおやつタイムとなったのでしょうが、

この日は雨模様でしたので、ぶどう畑の広がる車窓はモノトーンでございました。

 

 

甲府を過ぎた辺りからは周囲の景色にも帳が下りて参りまして、

薄暗い状況となり、窓には美麗な甲州の山並みではなく、

くたびれたオヤジの姿が映り始めます。

 

黒髪の乙女が映っていればガン見するのですが、冴えない自分の

ニヤケ顔を見つめていても嬉しくありません…

あ、口元に食べカスがついておりました。

 

 

いつの間にか車内灯が点灯し、夜の入口へとやって来た頃に

ホームに備え付けられた、足湯でおなじみの上諏訪駅へ到着でございます。

 

これまた私が学生の頃は、入浴無料の温泉が備えられていて旅の垢を

落としたものでしたが、今では足湯になり。気軽さが好評となっております。

 

 

そんな上諏訪を過ぎ、塩尻を越えますと、

あとわずかで終点の松本へ。

 

この日は特急が遅延した影響で5分ほど遅れていたのですが、

乗り換える列車も待っていてくれるらしく一安心でございます。

 

 

 

なぜ、一安心なのかと申しますと、

松本から最終目的地である長野までの乗車列車こそ、この日のハイライトだったから

なのでございます。

 

 

お手元に時刻表をお持ちであれば是非、開いてみて下さい。

 

篠ノ井線信越本線塩尻ー長野間が載っているページに、

松本20:05発長野行の2537Mという快速列車がございます。

 

時刻表には快速表示の他に、グリーン車のマークが付いているのです。

 

首都圏ならいざしらず、篠ノ井線で快速にグリーン車

そう、この快速列車は特急あずさの間合い運用で、E257系を使用した、

18切符で特急車両へ乗車が出来る、豪華快速だったのでございます。

 

松本ではわずか5分の乗り換えでこの豪華快速が発車してしまうので、

遅延にやきもきしておりましたが、無事、乗車することが出来ました。

 

 

 

夜20時を過ぎた長野行きの列車内は、豪華快速でもガラガラでございまして、

リクライニングを倒して豪華さを堪能しながら長野駅へ向かいます。

 

唯一、残念なのは、この路線の見どころである姨捨駅を

スルーしてしまう点でございました。

 

あの超豪華列車、トランスイート四季島でさえ停車させる姨捨駅を通過する豪華快速。

なんだか偉そうに思えて来ます。

 

 

とはいえ、姨捨駅周辺からの眺望である善光寺平の夜景は綺麗だった事でしょう。

 

推測でしかないのはこの時、

私はすっかり夢の中でございましたので…

 

 

疲労が溜まって来た私は、豪華さに安心してつい、寝落ちしてしまったのですが、

無事に長野へと到着する事が出来ました。

 

 

 

長かった長野への旅も終わり、今夜はここで宿泊となります。

 

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただ…と、

 

 

まとめに入りたい所でございますが、

本日の更新はここからが本番でございました。

 

 

長野駅へ到着してまず取った行動は、案の定、駅撮りでございました。

 

さっそく入線していた飯山線のキハ111(112)を撮影しておきます。

 

 

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2017-08-14 キハ111(112)ー212  長野

 

この車両は2両で1編成となっている形式でございます。

国鉄型で言う所のキハ47、といった感じでしょう。

 

この車両が登場した頃から、

JR東日本の車両はお顔のデザインがのっぺりし出したように思います。

 

 

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2017-08-14 キハ112(111)-212  長野(後打ち)

 

パッと見た感じ、尾灯が何処にあるのかわかりませんよね。

点灯前の状態でございましたので、しばらく考えてしまいました。

 

運転席と助士席の窓の上、行き先表示幕の隣に尾灯が設置してあるのです。

 

 

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2017-08-14 しなの鉄道115系S14編成  長野

 

 キハ111を撮影した後は115系でございます。

 

このカラーリングは見るのも撮影するのも初めてなのですが、生で見ても

115系らしくないな、と思ってしまいます。

 

 

JR西日本が、更新工事施工に際して実施したカフェオレ色も導入当初は

かなり違和感を感じたものでございましたが、赤とガンメタをした

しなの鉄道115系はそれ以上の「じゃない感」に思えます。

 

実はそれが狙い、なのかもしれませんね。

JRからの脱却という意図で。

 

 

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2017-08-14 383系A103編成他6両  長野(後打ち)

 

こちらは名古屋からやって来た特急しなの。

 

JR東海は小さいながらもしっかりと絵入りヘッドマークを継承している点が、

好感度が高いのです。

高感度撮影でマークは白飛びしてしまいましたが…。

 

判りにくい駄洒落を失礼致しました…

OYJ43型が勝手に起動しておりました。

 

 

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2017-8-14 しなの鉄道115系S16編成  長野

 

この日はとりあえず、という感じで撮影しておきました、お目当ての山スカ色。

 

横須賀線113系と同じカラースキームをまとう115系

誰が呼んだか山のスカ色という事で、山スカと呼称される様になりました。

 

 

以前は中央本線に当たり前の様に棲息していた山スカ達ですが、

ついには絶滅し、信州DCに併せてしなの鉄道の1編成が復活致しました。

 

さしずめ、しなの鉄道の山スカは養殖、といった所でしょうか。

 

 

湘南カラーの115系は他にもあるのですが、

山スカはここでしか見られません。

 

本番は明日なので、この日は運転されている事を確認して、

宿へチェックインでございました。

 

 

そして翌朝。

 

 

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2017-08-15 211系N331編成  安茂里ー川中島

 

北陸新幹線の高架がバックになる安茂里ストレートへやって参りました。

 

信越の新しい顔となった211系が走り抜けます。

 

 

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2017-08-15 しなの鉄道115系S14編成  川中島ー安茂里

 

こちらは前夜も撮影したS14編成。

 

 

しなの鉄道線篠ノ井から軽井沢までの路線なのですが、

篠ノ井ー長野も乗り入れて走ります。

 

利便性を考えるとありがたい事ですね。

 

 

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2017-08-15 E127系100番台A1編成他2連  川中島ー安茂里

 

主戦場を大糸線とする車両がこちら、マイルドなお顔をしたE127系でございます。 

 

東北の主力、701系と同様の設計だそうなのですが、

こちらはおり、青系統の淡い帯を巻いており

それだけで優しい印象となる気が致します。

 

 

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2017-08-15 しなの鉄道115系S16編成  川中島ー安茂里

 

残念な事に、シャッターを早く切り過ぎてしまい、右スカとなりました山スカ編成。

 

スカスカばっかり煩いでスカ?

 

 

この列車は長野へ着くと直ぐに折り返して来ますので、

もう一度チャレンジいたします。

 

 

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2017-08-15 しなの鉄道S27編成他3連  川中島ー安茂里

 

こちらは露出が合わず暗くなってしまいました。

先頭は2両編成のS27。折角の2連を無駄にしてしまいました… 

 

 

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2017-08-15 しなの鉄道115系S16編成  安茂里ー川中島

 

 最後のチャンス、日の丸気味ですがモノに出来ました。

 

 

ここでしか見る事が出来ない山スカ編成。

 

今回は取り敢えず記録した、的な出来栄えとなりましたが

この編成も数年は山スカをまとっているらしいので、

いずれは再履修したいネタでございます。

 

お天気の日に順光で、黒姫ー古間なんかで撮影したいですね。

 

 

 

 今回はテキストの分量が多く、読み疲れた事と拝察申し上げます。 

大変失礼致しました。

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達242 「 石油輸送タキ1000形の貨物列車を狙う 2017夏遠征その7 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 



今朝は朝練の予定でありましたが、何故か目覚めたら

普段、朝食を摂る時間でございました。


どうやらアラームをセットしたものの、音が鳴らない状態だった様でございました。



 楽しみにしていたカードだっただけに、喪失感がのし掛かります。




さて、そんな私のアンニュイな心を反映したかの様な空模様だった

この日の横浜界隈、本日の更新でございます。



伊豆へ向かう下り踊り子号を撮影した後、

東京へ戻ってくる上りの踊り子号までの間は、少し時間が開きます。

 

この時間を使って、観光なら鎌倉へスイーツを食べに行くなり、

江ノ電乗って、大好きなタコ煎を買い食いするなり、

はたまた中華街食べ歩きとか、折角神奈川に来たのですから

色々と見て回る事が出来たのです。

 あ、食べて回る、ですね…


しかしながらそこは撮り鉄

 

 

空き時間があれば、

その間に何か撮影できるネタは無いか、関西では見られない

珍しいネタは無いかと探してしまう哀しい性を持っておりました。

 

そうして閃いたのが、お盆休みでも運行している貨物の撮影でございました。

 

しかも、地元関西では見られない石油輸送のタンク車、タキ1000形でございます。

 

 

早速スジを調べて撮影地を洗い出し、私が保有する

自立型有機コンピュータ、OYJ43型が最適な行動を算出致しました。

 

ま、私の脳みその事でございますが。

 

 

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2017-08-14 単1153列車  鶴見ー東高島

 

京浜東北線東神奈川駅から改札を抜け、首都高1号を越えて海の方へ徒歩12分。

 

たどり着いたのは、鶴見から首都高1号線に沿って

根岸線桜木町へ至る高島貨物線の千鳥橋踏切でございます。

 

着いて早々、列車がやって参りました。

 

 

本来なら、石油輸送に使用されるタンク車を牽いて来るのですが、お盆休みだからなのか、単機でやって参りました。

 

ロクに構図も決められず構えた所為で、

上下がカツカツになり、左スカなバランスの悪い絵面に…

 

 

改めて、構図を決め直します。

 

 

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2017-08-14 8760列車  鶴見ー東高島

 

 次にやってきたのは、高崎機関区に集中配置されている

直流のEH級機関車、ブルーサンダーことEH200-15号機でございました。

 

 

画像の右端に、踏切の安全装置が写り込むのを防ごうとしましたら、

ブルサンのスノープラウが切れてしまいました。

 

またしても失敗です。

 


もはやこの場所で撮影するなら、安全装置が写り込むのも仕方がない、

と諦めて構図を決めます。

 

雨脚もすっかり強くなり、足元がグズグズになる中、懸命に次の列車を待ちます。

 

 

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2017-08-14 86列車  鶴見ー東高島

 

 普段、見慣れた桃太郎がやって来たのですが、後ろに付いた貨車は

関西では馴染みの無いタンク車。

 

根岸へ向けてゆっくりと進行して行く姿を捉える事が出来ました。

 

 

 

この後は流石に傘が有っても辛くなって参りましたので、エキセンに変更します。

 

あまり優秀ではないOYJ43型コンピュータが、ピピッと弾き出した次のポイントは。

 

 

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2017-08-14 5160列車  石川町

 

根岸線石川町駅でございました。

 

ここで先程撮影したEH200-15号機が、根岸から折り返してくる姿を

キャッチ致しました。 

 

ピントの置き位置を誤り、右カツ左スカな

絵になってしまいました。

OYJ43型はすっかり型遅れでございました。出来る事なら買い換えたいものでございます…

 

更に桃太郎の貨物も狙う為に待機していたのですが、過密ダイヤの根岸線


見事に対向のE233系にブロックされてしまい残念鉄となりました。

 


結局、横浜界隈での貨物撮影は大方惨敗に終わってしまいました…


ですが、失敗は成功の母!気を持ち直して先に進みましょう。ハハっ(笑)



などという駄洒落に逃げるのも、OYJ43型コンピュータの悪い癖でございます。


 

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2017-08-14 タキ1000形タンク車  八王子

 

 踊り子号撮影ミッションを追え、川崎から南武線で立川へ来た後は、

中央東線で八王子を経て高尾に向かいます。

 


八王子で列車を待っておりますと、構内の留置線にタキの姿が。

更に霞んで見難いのですが、左奥には撮り逃した桃太郎も居りました。

 

 

 今回の貨物撮影はこれでお仕舞と致しまして、

 この後は高尾を経て、次の目的地へむかいます。

 


それはまた、改めて機会を設ける事と致します。

 

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達241 「 E231系とE233系アラカルト 首都圏のJR普電たちを狙う 2017夏遠征その6 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 普通列車


日常の足として、普段何気なく目にしている列車ですが、

所変われば物珍しい存在に早変わり。

 

今回は関西鉄の私にとって、どれもありふれている癖にどれも物珍しい首都圏の普電達を狙いました。

 

 

神奈川滞在中、狙いの列車を待っている間にはほんまに数多くの通勤・近郊列車が走り抜けております。

 

今回の更新では、練習の為に撮影したそれら一般車両を大放出!でございます。

 

太っ腹は、実際の私のお腹だけではないのです!

 

 

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2017-08-14 E233系E-57編成  大船

 

まずはJR東日本が誇る万能近郊型車両、E233系から。

 

大船駅上り停車の構図は、首カックンしておりサマになりますね。

 

流石に15両もあると壮観でございます。

小田原寄りに連結されている2階建グリーン車も、パッと見た感じ遠過ぎて判りません。

 

こんなに長い編成なのに、朝夕のラッシュ時には車内がすし詰めになるのですから、

都会の通勤事情とは恐ろしいものでございます。

 

 

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2017-08-14 E231系U-109編成他10連  大船

 

 続きましては、同じ湘南帯をまとう元祖・新世代車両のE231系でございます。

 

山手線の500番台と違い、前面下部に前照灯がありません。

 

てっきりあの黒い部分がライトなのかと思っておりましたが

騙されたような気分になってしまいます。

 

 

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2017-08-14 E233系H017編成  横浜

 

同じE233系でもこちらは横浜線運用に就く編成でございます。

 

103系の頃は山手線と同じ鶯色のカラーでしたが、JR化後に205系が導入されて

濃淡2色の緑がトレードカラーになりましたね。

 

 

以前、甲府へ出張する折に台風が上陸して中央西線身延線が不通になった時に、

新横浜から横浜線で八王子へ抜けて中央東線で向かった事が有りました。

 

その後しばらくして台風が東日本へ接近し、横浜、中央東線さえ不通になりましたので

あの時動いてくれた横浜線には感謝しております。

 

そんな、私にとっては良いイメージの横浜線

 

 

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2017-08-14 E259系Ne017編成  横浜

 

こちらはオマケ。

ついでに居たので撮影しておきました。

 

特にこれと言った思い入れも無いのですが、斬新なデザインは格好いいな、と

思います。

 

西日本の関空特急である281系はマイルドなデザインですが、

同じ空港直通の特急でも、こちらは先鋭的な印象があります。

 

みんな違って、みんないい。でございます。あ、用法がちょっと違いました…

 

 

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2017-08-14 E233系108編成  石川町

 

 場所を根岸線の駅へ移しまして、青いラインのE233系を写します。

 

 

横浜の中華街に最も近い駅でございまして、この日もあいにくのお天気でしたが

賑わっておりました。

 

観光客の多い駅のホームでカメラを構えるのは、鉄のハートをもってしても

少しばかり恥ずかしい気が致しました。

 

 

こうして見ると通勤型、

昔の103系や205京浜東北線の顔立ちに何処と無く似ている様に感じるのですが、

貫通扉の無い前面だからなのでしょうね。

 

 

関西では特急の一部を除いて全て、先頭車に貫通扉が設けてあり、

増解結が当たり前になっているのです。

 

とはいえ、

首都圏でも籠原や小山なんかで増解結してますが。

 

  

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2017-08-14 E231系K-36編成  川崎

 

こちらは2枚目と同じ湘南帯のE231系なのですが、

10連の基本編成のみで運用に就いておりました。 

 

中程にある2階建グリーン車がよく判ります。

 

251系が裏かぶりしてしまいましたが、ご愛嬌で。

 

 

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2017-08-14 E233系N9編成  川崎

 

 川崎駅にて踊り子号を撮影した後は、

南武線E233系に乗車して立川へ向かいました。

 

南武線所属車両は帯の色が違うだけでなく、ロゴまで入っているのですね。

 

南武線も確か、103系時代はカナリア色の車両で、

205系導入に際して今のトレードカラーになったと記憶しております。

 

 

 横浜線南武線もそうですが、

 211系や205系を増備していたJR発足当時は、

川重で製造された車両が甲種輸送されるのをよく見送っておりました。

 

 

今では総車や新津の自社工場で

製造されるのでそんな機会がありません。

 

 

偶には川重で製造→甲種してくれたらいいのですが。

 

そんな風に願いつつ、今回はこの辺でお開きと致します。

 

 

いよいよ、明日の更新で神奈川編も最終となります。

お楽しみに!

 



それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達240 「 ヘッドマーク付き!185系特急踊り子を狙う 2017夏遠征その5 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

西日本が10月にフリーキック、じゃないフリー切符を発売しますね。


新幹線を含む全線はもちろん、智頭急行、IRいしかわや富山の3セクまでを範囲に含めているのは驚きました。


関西からサンダーバードで金沢まで行き、北陸新幹線糸魚川まで行って富山まで戻り、

ホタルイカを食べて関西へ戻る、なんていう

日帰りツアーも切符1枚で可能なんですね。


一万円で乗り放題、かなり魅力的でございます。




 さて、本日の更新は。


SL大樹を撮影した翌日は、横浜界隈にて近い将来引退が決まった185系を撮影する計画でございました。

 

 

本命は、今尚残る絵入りのヘッドマークを揚げる特急踊り子でございますが、

まずは朝のお勤めである、湘南ライナーから狙うつもりでございました。

 

 

所が、早朝の二本を寝坊して逃してしまい、失意の内に宿を後にしたのです。

 

更に、お天気なら撮影地を藤沢の第二鵠沼踏切で、と考えていたのですが、

起き抜けから雨…

神奈川も今日は雨だった…かよ!なんで前川清やねん!微妙にちゃうし。と

一人ノリツッコミをこなして気を紛らわせます。

 

 

気持ちを切り替え、雨天でも屋根で雨露が凌げるエキセンで撮影する事に。

 

この界隈でエキセンといえば、こちら。

大船駅でございます。

 

 

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2017-08-14 215系NL2編成  大船

 

185系の後に続いてやってくる湘南ライナーは、オール2階建車両の215系

 

このお顔、

ヌウ〜っとした面構えがキモ可愛いですよね。

 

グラサンかけた白面、更におちょぼ口が素敵です。

 

ちょっと志村けんのバカ殿を思い出しました。

古いですかね…

 

 

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2017-08-14 215系NL1編成  大船

 

 続けてもう一本。もうバカ殿にしか見えない…でしょ?

 

こちらの方がタイミング良くシャッターが切れました。

 

 

大学時代に関東遠征した際に、快速アクティに充当されていた215系に乗車した事がありました。

 

あの時は野郎3人揃って1階席に腰かけ、窓の外をガン見しておりましたっけ。

そう、ホームへ入線した時だけ。

 

 

2階建車両の1階部分はホームから見ると半地下になっておりまして、

あわよくばミニスカートの中身が見えるかも、なんて期待しての事でした。

 

今それをすると確実に通報されてしまいますね…

 

 

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2017-08-14 185系OM04編成  大船

 

伊豆へ向かう踊り子さんは朝が早いので、

反対側のエキセンへ移動です。

 

編成両数が判らず、構図にマージンを取ったのですが、左スカになってしまいました。

 

 

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2017-08-14 251系RE1編成  大船

 

気を取り直して、湘南ライナーの続きを。

同じ値段で乗るならこちらの車両だと215系より断然お得ですね。

 

これなら小田原から新宿まで通勤してもいいな、と思える豪華さでございます。

 

 

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2017-08-14 185系A5編成  大船

 

 更に下り踊り子号がやって来ます。

 

というか、来るのを忘れていて慌てて撮影したらこんな具合に。

右スカでした…

 

此処までチャンスを二度、無駄にしてしまいました。

 

 

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2017-08-14 185系A3編成

 

やっと撮影出来ました、185系湘南ライナー

ウミネコのイラストが素敵です。

 

あれ?カモメの水兵さんなのでしょうか?

 

 

いわゆる、通勤ライナー列車で絵入りのヘッドマークを掲出しているのは

湘南ライナーくらいでは無いかと思います。

 

 

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2017-08-14 185系C5編成  大船

 

続けてもう一本。

大船停車の便でございます。

 

ここはスッキリした構図で撮影可能なのですが、アウトカーブになっておりまして、

編成が全部入り切らないのが残念な点でございます。

 

これで湘南ライナーは全て終了です。

次は本命、踊り子号に全力を傾けます。

 

 

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2017-08-14 185系A8編成  大船

 

こちらは大船駅に停車する便でして、

ゆっくり駅撮りを堪能致します。

 

まずは入線から。

 

編成が長く、お尻がカツカツでございます。

 

 

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2017-08-14 同上  大船

 

続けて、停車中を。

絵入りマークをしっかり目に焼き付けておきます。

 

次に見られるのはいつなのか、わかりませんしね。

 

おおっと、黄色の線からはみ出してしまっておりました。

反省ですね…

 

 

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2017-08-14 185系OM04編成  川崎

 

午後からは移動して、伊豆から帰ってくる踊り子さん達をお出迎えです。

 

雨脚も相変わらずですから、やはりエキセンで狙います。

 

 

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2017-08-14 185系C2編成他10連  川崎

 

今回の遠征で最後となる踊り子号さんは、

京浜東北線が並走してきたのに気を取られてしまい、

カツカツカットになってしまいました。

 

悔しいのですが、これ以上神奈川の地に留まっていると、次の目的地へ

着けなくなりますので、この日はこれで切り上げました。

 

 

思っていた以上にまだ本数の多い185系踊り子号。一日2本くらいかと

思っていましたが、臨時込みで上下3本ずつ走っているのですね。

 

 もう少しキッチリと撮影したかったのですが、こちらも

機会があれば再履修でございますね。

 

 

所で、

よく見てみると、ヘッドマークのデザインは

踊り子のお嬢さんがご自分の手の甲を匂っている様に思えるのです。 

 

 

踊りに感激した、脂ぎった難波オヤジに手を握られた後、控え室に戻ったお嬢さん、

 

「うわぁ、あのオッサンの匂い、手ぇに着いてしもてるわ…」

 

みたいな事を、マークの彼女は考えているのではと、邪推しながら

首都圏を後にしたのでした。 

 

 

多分、良い匂いだったのですよ?

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達239 「 SL大樹4号を狙う 2017夏遠征その4 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 


予告通り、本日は鉄まみれになっております。

帰宅は遅くなりますので屋外にて更新をしております。



ネットを見ておりますと、SLやまぐち号のレトロ風12系客車が

最後の津和野発で不具合が出たとかでウヤになったそうですね。


現場の職員さん、現地に集まった鉄さん達の御苦労と無念は如何程か。


御気持ち拝察致します。




さて、本日の更新は。


3号の撮影ポイントから農道を大桑方向へ進みますと、上り列車が撮影できる

ポイントがございます。

 

こちらは6両になると後端が木立に隠れてしまうのですが、SL大樹の編成なら

撮影が可能と判断し、とりあえず練習電。

 

 

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2017-08-13 253系OM-N02編成  大谷向ー大桑(後打ち)

 

2号撮影時に練習した編成とは別の253系を、後追いで撮影しておきます。

 

この後は、反対方向からやってくる4レを撮影してこのポイントは撤収となります。

 

 

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2017-08-13 ながや食堂外観  大桑駅付近

 

この日の昼食をいただいたのがこちら。

 

大桑駅から撮影地へ向かうときに目星を着けていた定食屋さんでございますが、

このお店、安くておいしいのです。

 

私はモツ煮込み定食¥650をいただいたのですが、

食べている途中に店主のオヤジさんが声をかけて下さり、私がSL撮影で

関西から来たと申し上げるととても驚いて、かつ

遠くから来た事を喜んで下さいました。

 

話が弾んで、ビールを1本ご馳走いただく事になったのですが、残念なことに

私は下戸でございまして、お酒の類は飲むと頭痛がして動けなくなりますので

固辞いたします。

 

すると今度はウーロン茶なら、と瓶を出してこられたので

そちらはありがたく呼ばれまして、しばらく歓談をさせていただきました。

 


店主と奥様の掛け合いが夫婦漫才のような、更に常連さんがつっこみを入れたり

弄られたりと、笑いの絶えない楽しいお店でございました。

 


またこちらへ来ることがあれば必ず再訪したいお店となりました。

 

 

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2017-08-13 東武鉄道 4列車  大桑ー大谷向

 

再び戦地へ。

 

対向列車と大桑駅で交換した大樹4号は、ゆっくりと森を抜けて現れました。

慎重に構図を組み、ファインダーに編成を捉えてのシャッターチャンス。

 

息をひそめて決定的な瞬間をモノにする、まさにハンターの様な気分で挑み、

見事、獲物を仕留める事が出来ました。

 

 

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2017-08-13 4レ  大桑ー大谷向(後打ち)

 

オマケの後打ちを。

 

農道の左側に植わった畑の作物が被りましたが、

デーテンがこそーっと大樹の編成を推していく姿を捉えます。

 

よくよく考えてみると、14系客車もその昔、ムーンライト高知として

関西を発着していたので、私は撮影しているハズなんですよね。

 

客車の甲種輸送は撮影機会を逃していたのですが、それこそ数十年ぶりの

再会となった訳でございます。

 

長く鉄をしていると、こんな面白い事があるのですね。

復帰してほんまによかったなぁ、としみじみと思いました。

 

 

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2017-08-13 大樹ラッピング仕様の自販機  下今市

 

撮影が終わり、ながや食堂の店主に撤収する旨を声掛けいたしまして、大桑駅へ。

 

 

駅で列車を待っている頃から雨が上がって陽が射して参りました。

 

これ、お天気のままだったら3号4号は逆光勝負だったので、

濡れ鼠になったのですが反って良かったのではないか、と神様の差配に感謝します。

 

神様に感謝した後は焼鳥の女神(違うし、怒られるし)に出会い、

日頃の感謝をお伝えして夕食を確保。

 


東武鉄道線とサヨナラして、武蔵野線からようやく18きっぷを再使用でございます。

 

 

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2017-08-13 205系(千ケヨ)M51編成  南越谷 

 

武蔵野線の列車を待っている時にやってきた205系をパチリと撮影したのですが、

ブレておりました。残念。

 

 

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2017-08-13 E231系500番台(東トウ)526編成  代々木

 

E235系の登場によっていよいよその去就が注目されるE231系500番台

 

JR東日本車両の中でもこの500番台はちゃんとしたおめめが有って

可愛く感じているのです。


この車両も後継が登場し、山手線運用に就いている間に撮影したいなと思って

急遽、立ち寄りました。

 

代々木駅での撮影、案外難しくて編成が入りきれません。

さらにこちらは左端に手すりが大写りしてしまいました。

 

何度か被ってしまい、再チャレンジに時間を要します。

 

 

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2017-08-13 E231系500番台(東トウ)551編成  代々木

 

ようやく被らずに撮影出来たものの、やはり編成が入らずお尻が切れてしまいました。

 

 

いずれ、山手線も再履修せねばなりません。

課題を残して、この日はこれで鉄活を終了し、宿へと引き上げたのでした。

 

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達238 「 SL大樹2,3号を狙う 2017夏遠征その3 」

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本日は東京メトロ13000系(13112f)の甲種輸送が実施されたのですが、

仕事が忙しく、久しぶりにお逃し鉄でございます。


釜が13106fの時と同じ2084号機だったので、

何が何でも!という気力も沸きませんでした。



その分明日はミッチリ、鉄活に取り組みたいと目論んでおります。



さて、本日の更新は。


SL大樹1号を撮影後は折り返しの2号を狙うべく、次なるポイントへ移動する為に小佐越駅へ戻ります。

 

 

途中、線路内立ち入りの通報があったそうで、木立の向こうに警邏車両が停まっておりました。

 

賑わうのは良い事ですが、その反面、一部の身勝手な輩が迷惑を掛けるのは腹立たしい事ですね。

 

もしほんまに線路内侵入をしたのであれば、

立ち入り犯人も、捕まって賠償請求されれば良いのです。

 

 

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2017-08-13  警邏車両    撮影地周辺

 

次のポイントは少し下今市方面へ戻りまして、大桑駅で下車します。

 

駅から東へ進み、国道121号線を大谷向方面へ20分ほど歩きますと

国道が鬼怒川線をオーバーパスしている、倉ヶ崎というポイントに到着します。

 

 

ここでは鬼怒川線の踏切付近から狙ったり、国道上から俯瞰気味に狙ったりと

構図の自由度が高い撮影地でございます。

 

 

私が現着した時点では、踏切に疎らに鉄さんが陣取り、

俯瞰ポイントには一人いらっしゃる程度でしたので迷わず俯瞰の方へ。

 

まだ大樹2号まで時間があるので、練習しつつ本番に備えます。

 

 

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2017-08-13 AT651+AT752+AT701  大桑ー大谷向

 

会津鉄道気動車3連がやって参りました。

 

後方の赤い車両がAIZUマウントエクスプレス、前方の白いのが

AIZU尾瀬エクスプレスでございます。


30周年の記念マークを掲出しておりました。


 

構図を誤り、ちょっとお尻がカツカツになってしまいました。

 

 

この辺りから空を雲が覆い始めてしまい、怪しげな雲行きに…

 

 

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2017-08-13 253系OM-N01編成  大桑ー大谷向

 

なんか見たことのある電車だな、と思ったら元NEXの253系1000番台でございました。

特急きぬがわに充当され、塗装が変わると雰囲気も違う様に感じますね。

 

 

段々と露出が下がり、ポツリ、ポツリと雨粒まで落ちて参りました。

 

事前に確認していた倉ヶ崎の天気予報では、午前中は晴れで

午後から曇り、夜半に雨が降るという内容でしたので、

雨具は持たずに楽観しておりました。

 

所が、やにわに雨脚が強くなり始めまして、私の隣に陣取って居られた方が、

国道脇に停められたマイカーへ傘を取りに行かれました。

 

勿論私は濡れ鼠でございます。

 朝はあんなに晴れていたのにーー!?


 

幸いこんな事もあろうかと、荷物とカメラが濡れない様には対策しておりましたので、

雨天の中でも強行撮影する事に致しました。

 

 

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2017-08-13 SL大樹2号  大桑ー大谷向

 

木立の向こうから白煙が吹き上がります。

 

大桑駅を汽笛一声駆け抜けた、大樹2号が木立を抜けて現れました。

 

ゆっくりとした速度で踏切の手前を通過。

この時には煙も収まりまして、スカ状態でございました。

 

 

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2017-08-13 東武鉄道 2列車  大桑ー大谷向

 

大樹2号、ちゃんと空気を読んでくれたのか、住宅地のある踏切を抜けて

水田地帯に入ると、今度は黒煙を吹き上げます。

 

このポイントでのベストショットとなりました。

 

雨天の中で気張った甲斐があるというものでございます。

 

 

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2017-08-13 東武鉄道 2列車  大桑ー大谷向

 

オマケの引き打ちは、編成に植生が掛かりますのでご覧の状態に。

 

列車はこの後、煙を抑えて国道を潜り、大谷向の方角にある森へと消えて行きました。

 

 

無事に2号の撮影も終わり、

次はラスト、3号の撮影に備えます。

 

3号については撮影場所のあてはなく、倉ヶ崎の踏切にて、逆光覚悟で撮影しようかと思っておりました。

 

ですが、地図を調べてみますと

踏切からしばらく大桑方面へ戻った木立の辺りに良さげな場所がある事が判りました。

 

 

早速踏切から線路沿いに伸びる農道へ進みます。

この道は舗装されておらず、車の離合も難しい幅ですので、

徒歩が最善でございました。

 

 

そして見つけましたのが、下のポイントでした。

 

 

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2017-08-13 東武鉄道 500系506f  大谷向ー大桑

 

リバティ会津を練習電に。

 

このポイントは水田と森との境界にある、小道から狙いました。

畔に立ち入るのはマナー違反ですので、ここからなら大丈夫でしょうかね。

 

雨脚が強くなり、すっかりずぶ濡れの中ですが、かつて見送った500系(通達055)を

こうして被写体に出来る事が感慨深くありました。

 

甲種輸送の時には無かったスカートが付くと、覆面顔も一層締まって見えますね。

 

凛々しい姿でございます。

 

 

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2017-08-13 東武鉄道 6050系6272f  大谷向ー大桑

 

続いては6050系

 

オーソドックスな急行型車両は、かつての国鉄165系を想起させます。

 

 

帰りに下今市からこの車両に乗車しましたが、何とも懐かしい感じがして、

撮影してよし、乗ってよしな車両だと思いました。

 

 

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2017-08-13 東武鉄道 3列車  大谷向ー大桑

 

 そして本番の3レ、煙はスカってますが、

雲に遮られた太陽がフラットな光線になり、

良い編成カットが撮れた!と思ったら…

 

練習電で確認して気をつけていたハズでしたが、右端に架線柱がこんにちわーー!

 

 

大失敗でした。

手持ち撮影ゆえ、この様なミスは茶飯事でございます。

 

ここで切り上げようと考えておりましたが、このままでは消化不良で眠れません。

 

よって、この後折り返してくる4号も狙おうと計画変更でございます。

 

折角栃木まで遠征して、最後が失敗では悔しいのでもう一度チャレンジする事に致しました。

 

 

そのお話はまた、改めて。

 

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達237 「 SL大樹1号を狙う 2017夏遠征その2 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 


本日は拙ブログの注目記事に、びわこ号の投稿がランクインしておりました。


何故、今の時期なのか不明ですが、誰かの鉄活に役立っていれば嬉しいです。



さて、今回の更新は。

 

 ムーンライトながらに乗車して関西から東京へやって来た私でしたが、

ここからSL大樹を撮影する為に東武鉄道鬼怒川線へと向かわねばなりません。

 


1号の撮影に間に合うように現着するには、北千住6:42の特急リバティ会津

乗車しなければ間に合いません。


しかし東武鉄道など乗ったことも無ければロクに見たことも無い未知の世界。

 


ですが、偶然ってあるのですね。


今回、乗車予定の特急リバティがこの春デビューした注目列車であった事と、

使用されている車両が半年前に地元で甲種輸送を見送った

500系であった事、更にはブログを通して知り合ったブロ友さんが

東武民でいらっしゃり、予備知識が少しあった事などが幸いでした。

 

思いを馳せておりましたら、そう、偶然にも乗車前日の朝になって、

この特急リバティが全席指定であった事を思い出したのです。

 

即座にスマホ

東武鉄道のHPを開いて空席照会をした所、リバティ会津101号は完売していましたが、

下今市まで併結するリバティけごんは残席があるのを確認。

 

けごんの座席をネット予約し、当日に備えることが出来ました。

 


後は東京駅から北千住まで移動すればOKなのですが、

常磐線への乗り換えで少し迷いました。


ルートが判らなくて迷ったのではなく、

常磐線乗り換え 上野でするか  日暮里でするか」といった感じでした。

 

私の場合は選択に失敗してもタイムリープしてやり直す事は出来ませんので、

始発から乗りたい、という直観に従い上野で乗り換えました。

 

ところが、所定の時刻になっても発車しないな、と思っていると

車内アナウンスがあり、駅構内の線路で立ち入りがあり運転見合わせ中、との事。

 

おいおい、大丈夫かいな。と心配しましたが、常磐線部分は問題が無かったとの事で

すぐに発車となりました。

 

車窓を見ると、私が乗車していた山手線の列車が上野を出てすぐの所で停止しているのが見えました。

 

恐らく、日暮里乗り換えを選択していれば私は未だ動かない車内で、

悶々としていた事でしょう。


やっべー、マジやっべー!と心の中で連呼してしまいました。


 トラップはクリア出来ました。



無事に北千住へ到着後は、すぐに東武鉄道の出札窓口にて発券してもらい、

そのまま駅前で朝食を摂って飲料を購入。

 

少し早いですがプラットフォームへ入場致しました。

 が、またしてもトラップが。


 

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2017-08-13 東武鉄道乗車券+特急券  リバティけごん1号車内

 

東武鉄道北千住駅から特急に乗車するには、

専用のホームへ行かねばならない事を知りませんでした。

 

これまた偶然にも目の前をリバティに乗車する方が話しながら通られ、

その方々について行って乗車口へたどり着く事が出来たのですが、正直申しまして

初見殺しかいな、と思いました。

 

よくよく案内板を見れば判るのでしょうけれど、

そもそも知らなければ案内板なぞ見ませんし、下手をすれば

乗り過ごす羽目になる所でした。


せめて発券窓口で、専用ホームから乗車するように、と一声あれば

良かったのにな、と感じた次第です。

 

が、無事こちらのトラップもクリア出来ました。



ただ、専用ホームから乗車するというのは、特別な感じが強くて気分がいいですね。

 

 

列車を待っている間に、ゴルフへ行かれるグループが来られ、私のそばで話して

おられたのですが、朝の上野駅立ち入り事件はかなり長い事影響が続いたらしく、

巣鴨で山手線が止まったからタクシーに乗ってきて何とか間に合ったよ~、と

仰られておりました。

 

もしかしたら、マジで日暮里乗り換えだとアウトだったのかも知れません。


 

他にも乗客同士の話に聞き耳を立てておりましたら、

同じ栃木へ向かうのでもJRだと新幹線で

往復16000円掛かるのに、リバティだと半額で済む、と言う内容に

興味を引かれました。

 

こういった需要の掘り起こしで、

今後も東武鉄道は盤石になっていくのでしょう。

 


それにしてもゴルフ客、沢山いらっしゃいました。

 

私が乗車したリバティは観光3割、鉄1割、ゴルフ6割といった

具合ではないかと思います。

 

私はゴルフ道具を購入するよりカメラを、コースに出るより撮影を取るので

ゴルフは一切判りませんが、

プレーしている地元の友人たちの話を聞いていると楽しそうなんですよね。



リバティ会津、けごん共に全席指定の上、この朝は座席が完売していたそうでした。


またしても私は、運良くチケットが入手出来た事が判明したのでした。

 

 

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2017-08-13 東武鉄道500系車内  リバティけごん1号車内

 

 リバティ車内はこの様に、新車の香りと清潔で明るい内装で心地よく過ごす事が出来ました。

 

間接照明が優しい感じで、とても素敵な列車だと思いました。


台車が良いのか、揺れも少なくゆったり出来ました。

 

 

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2017-08-13 東武鉄道 車窓  リバティけごん1号車内

 

列車は快適に、定刻通り進行して参ります。

 


実は前夜の無茶が祟ってしまい、この車窓を最後に、埼玉県を出る前に寝落ちしてしまいました。


気が付くと次が下今市、という事で、

スヤスヤと眠る事も出来る列車である、と

ご報告申し上げておきます(笑)

 


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2017-08-13 東武鉄道500系連結面  下今市

 

 私が乗車していたリバティけごん1号は、ここ下今市で分割され、

目的地とは違う方向の日光へ向かいます。

 

ここからはリバティ会津101号の車内へ移り、立席乗車で鬼怒川線へ。

 

 

目的地は鬼怒川線の小佐越、という駅でございます。

 

 

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2017-08-13 東武鉄道6050系6163f  新高徳ー小佐越

 

本日最初の撮影地となる、新高徳ー小佐越のS字カーブへ到着し、

早速の練習電でございます。

 

車両や形式について外様の私が語るのは、少々おこがましいですね。

 

この撮影地へは、小佐越駅から新高徳方面へ駅前の国道121号線を線路沿いに歩き、

鬼怒川レジャー公園を左に見ながら少し上り勾配になった国道を更に進みます。


国道がカーブしている、その出口付近が撮影地になります。

 

小佐越駅からは10分ほどで到着します。



車で来られる際には、鬼怒川レジャー公園のパーキングに駐車して、歩いて撮影地へ向かうのが安全策かと存じます。

 


簡単にアクセスできる場所なのですが、歩道のない国道からの撮影ですので、

小さいお子様をお連れの場合などは要注意でございます。

 

小佐越駅前にはファミレスのガストがありますので、腹ごしらえも可能ですよ。

 

 

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2017-08-13 東武鉄道100系109f  小佐越ー新高徳(後打ち)

 

リニューアルして「粋」編成となった100系109fのスペーシア

 

今後はこの100系に代わる新たなフラッグシップ特急が登場するとか。

川重か近車に発注してくれないかな、と考えてしまいます。

 

 

大樹の試運転画像をネットで見ていて、撮影意欲をめっちゃそそられましたS字カーブ。

 

この日の様にお天気ですと、1号は側面に日が当たるものの

面潰れとなる半逆光でして、午後からの3号などは完全に逆光となります。

 

冬場は陽が低いので、木の影などがもっと編成に掛かるかもしれません。

 

 

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 2017-08-13 東武鉄道 1列車  新高徳ー小佐越

 

 念願の、SL大樹を撮影することが出来ました。

 


カニ目のC11 207号機は北海道で活躍していた頃から、憧れておりました。


まさか栃木県で、国鉄14系客車とヨ8000、DE10が編成を組んでいる姿を

撮影出来るなど、以前なら考えもつかない事でございます。

 

3年前にタイムリープして、周囲の鉄さんにこの事を話したとしても

鼻で笑われる、そんな夢物語の実現に改めて興奮致しました。

 


このカーブを抜けると開けた所になるので煙は少なめなのが少し残念ですが、

光線具合も満足いく色合いとなり、ここまで来た甲斐のある一葉が得られました。

 

 

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 2017-08-13 東武鉄道 1列車  新高徳ー小佐越(後打ち)

 

 オマケのデーテンを。

 

こちらもしっかりヘッドマークを揚げているのですね。

 


いずれは東日本のデーテンも絶滅という話ですし、そうなればこの1099号機が貴重な

DE10という事になるのでしょうか。

 

列車の通過時には機関士さん、車掌車乗務員さん、

客車のアテンドさんや乗客の皆さんが手を振っていらっしゃいました。


釣られてつい、私も手を振って見送りましたので、

オマケ画像はこんな具合になりました。


 

 この撮影の後、折り返しの2号を撮影すべく別のポイントへと移動です。

 

 それはまた、別の機会に。

 

 

 

 

 

 それでは、

 この記事をご覧いただき、ありがとうございました!