この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
子供の頃に流行ったものの一つに、塩化ビニール製の
小さなゴムフィギュアがありました。
当時の憧れが小さいながらもこの手に出来る、という
嬉しい玩具でございまして、仲間内でこぞって集めた
ものでございます。
ですがこのフィギュア、選んで購入する訳では無く
50円とか100円を投入し、運に任せるという
くじの様な購入方法なのでございます。
更に射幸心をあおる為でしょう、人気の高い品は
アソート数が少なく、不要な品がいくつも手元に
やって来る状態でございました。
いわゆる「ダブり」でございます。
数少ないおこずかいを駆使しても、手に入るのは
既に持っている品と同じものですとがっかりです。
そんな経験から、ダブりは忌避するという思考が
染みついているのでございます…
さて、今回の更新はすっかり撮影していた事を
忘れておりましたDD51の重単につきましての
ご報告でございます。
この数日前に発送が有り、この日の朝に返空が
撮影すべき最重要列車(!)の一つなのですが
露出が厳しくなるオフシーズンでして、つい
撮影もサボってしまいました。
ただ、ムコソからミハソへ向けての釜の返却は
辛うじて撮影出来そうだな、と思いまして
沿線へと向かったのでございます。
陽が出る前でもありまして露出は低く
スローシャッターで狙いましたこの日の重単。
実は拙ブログで取り上げました新宮工臨と
同じ釜の組み合わせでございまして、先頭は
つい先日撮影したばっかしやんけ…と組み合わせの
ダブりに意気消沈しつつ、折角なのでと撮影。
ついでに赤ゴトー、EF510-20が先頭に立ちます
4070レも撮影しておりました。
ここはアウトカーブ構図ですので、長い編成は
後ろが巻いてしまうのがミソでございます。
お正月は白みそでございます、って関係ないですが。
表題の前のコマとなります。
ここからレンズを引きつつシャッターを切りますので
このコマは切り始めのカットとなります。
盛大にブレちゃっておりますね。
バックショットをオマケに添えて。
前回同様の後ろが1109でございますよ…
この組み合わせでの重単は前回未撮影なので
厳密にはダブりとは申しませんが。
次の阪和工臨には一体どんな番号の釜が
登板するのか、子供の頃ガチャガチャの
ハンドルを祈る様に回した緊張感が蘇ります。
まぁ、私はくじ運も悪いんですけどね。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!