この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
昨日は、まるでロングシートの向かい側に座る
タイトスカートを履いた女性が足を組み直す際に
隙間からチラリと見えそうになる程度の
晴れ間だったのですが、本日は陽が照り夏日に。
青空の向こうに見える入道雲が爽やかさを感じさせ
来たる夏が間近であると予感致します。
ワタクシの表現は爽やかさとは無縁ですが。
さて、今回の更新は17日に撮影しておりました
阪急の試運転につきましてのご報告となります。
甲種輸送の撮影をする為に布陣しておりますと
鉄仲間さんから阪急の試運転があるよ、とお知らせを
いただきましたので、都合をつけてこちらへも
参戦する事となりました。
何せこの日の被写体は、嵐山線で活躍します
ワタクシが大好きな6300系なものでして
これを逃すのは口惜しや、となるのでございます。
手近な撮影地へ向かいますと、先客さんがお一人
いらっしゃるだけでしたので、ご挨拶をして慣れた
マイポジションを確保。
そうして撮影となりました。
車体前後に客用扉が配される2扉の側面が素敵な
6300系、この日は6352fが出場試運転を実施して
おりました。
普段は嵐山線内でしか見る事が出来なくなりました
この車両が、短編成化したとは申しましても
複線区間を堂々と走る姿に貫禄を感じます。
表題の撮影までの間には、何本かの練習電を
被写体としておりましたので、以下に併せてご紹介を。
主に現在の特急運用に就きます9300系から
LED表示では無いのが嬉しい9302fでございます。
余談ですが、京都線の現状では幕もLED表示も
ほぼ全てが梅田→大阪梅田へ変更されておりまして
風情が減じてしまった感がございます。
阪急さんには、梅田や河原町といった駅名に
矜持を持って欲しかったな、と思うのです。
続きまして、通勤・特急両運用にと投入されました
8300系の第一編成でございます。
登場当時の前面窓下に引かれた飾り線や側面の
Hな旧社紋などが撮影意欲をそそります。
風雨に晒されたせいなのか、側面がドロドロに
汚れて艶消し状態なのが気になりました…
本番もこの程度の露出なら文句は無かったのですが
曇りの神様がハッスルしたのか、この後めちゃくちゃ
露出が下がりまして。
表題から引いたコマでもう一度。
残念な露出の上、このコマでは微妙にブレてしまい
納得のいかない結末になりました。
古い車両ですから、悔いの無い様に活かしたかった
撮影機会なのですが、まだまだ未熟者でございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!