写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2556列車 「 阪急電鉄6300系(6351f)の正雀出場試運転を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

今年の撮り納め、皆様は何を狙った撮影と

なりましたでしょうか。

 

ワタクシは臨時更新でも綴りましたが、今日は

鉄活の予定が潰されてしまいましたので残念な

事に非鉄でございます。

 

従いまして、一昨日のロイヤル甲種が撮り納め

となってしまいました…

 

 

さて、今回の更新は本年10月に撮影致しました

かつて阪急京都線の主力として活躍した

6300系の試運転につきまして、ご報告させて

いただきます。

 

ご存知の通り6300系は後任となる9300系へ

その座を譲り渡す形で本線から勇退、現在は

余生として編成両数を減らして支線運用に

従事しております。

 

そんな6300系が、往年の姿を彷彿とさせます

ライトフル点灯で本線を疾駆するという事で

この日は京都線へ撮影に向かいました。

 

 

2023-10-23 6300系6351編成

午後の光線をその身に浴びて正雀へ戻ります

6300系6351編成の、試運転復路を捉えました

所から記事をスタートさせていただきます。

 

6300系登場当時、阪急京都線の特急は梅田を

出ますと十三に停まり、その後は四条大宮まで

ノンストップでございました。

 

桂は勿論、ワタクシの住む高槻市も通過する為

中々乗車する機会のない高嶺の花そんな印象を

今でも持っております。

 

また、当時は唯一オデコがベージュに塗られた

外観でしたので、特別感が強く憧憬の眼差しで

見ていたものでございます。

 

 

2023-10-23 3300系3328編成

試運転撮影の前には偶々フルマル3300系

来るという事で、そちらも併せて狙いました。

 

下り列車はド逆光になるショバでございますが

そこは仕方がありません。

 

7連の3300系など日に何度も見られませんし

ラッキーに遭遇した、という事で布陣しまして

構図を組みます。

 

やがて列車は駅を出まして、構図の切り位置へ

やって来ました。

 

 

2023-10-23 3300系3328編成

決めコマとして狙いましたのは、丁度対向の

9300系が走り抜けた直後でございます。

 

いやぁ焦りました。

 

このショバ、実は被り頻度が高い為に警戒して

いたのですが、案の定のヒヤヒヤ撮影となって

肝を潰しました。

 

6300系の試運転往路では、安全策を取って

別ショバに布陣しております。

 

 

2023-10-23 6300系6351編成

やはり逆光なのはどないも出来ませんので

せめて被り率が低いショバにて、6451号車を

先頭に桂を目指す試運転往路を狙いました。

 

今や見かける機会も少ないLEDでは無い幕車を

しかも6300系で撮影出来ます点は嬉しい所。

 

赤地に白抜きの試運転幕が映えますね。

 

この後は影落ちを考慮して、ポジションを変え

復路を狙う事に致しました。

 

 

2023-10-23 6300系6351編成

ご挨拶がてらに遠目から、高架を降りて来ます

6300系を一コマ切りました。

 

秋も深まって参りましたこの時期、今までは

多用していたポジションが住宅の影にマダラな

侵食を受けてしまいましたので、編成が綺麗に

陽の当たる立ち位置へ変更致しました。

 

それ故に挨拶コマはこれが限界でございます。

 

ここからレンズを引いて構図を組み直して。

 

いざ、本番。

 

 

2023-10-23 6300系6351編成

今回の〆。

 

巻頭コマ同様に中々厳しい条件での撮影では

ありますが、可能な限り善処致しました決めの

コマでございます。

 

影落ちはこれから先、ますます厳しくなって

参りますのでこのポジションでも撮影はちと

難しい事となります。

 

こと今の時期におきましては、沿線で撮るより

駅先の方が影落ちに悩まされずに済むなぁ、と

思うのですが…何せ勤務中でございますから

気分的に憚られるのでございます。

 

今回は幸いにして、酷い影落ちは避けられた為

安堵致しましたが、今後はこの影をどう処理し

構図を組むかが課題となります。

 

 

正雀工場には新鋭2300系が搬入され、構内で

各種調整が行われました12月。

 

2300系が本格導入となりますと玉突きで

9300系が特急の運用から弾き出され、その

9300系が6300系の居場所を侵食する事に

なるのでしょう。

 

そう考えますと、やはり今後は6300系の日常

にも精力的にレンズを向けたいと感じます。

 

そんな訳で、来年は今年以上に阪急へ注力した

記録に取り組まねば、と、そう思う大晦日の夜

でございます。

 

 

それでは、

今年一年お世話になり、ありがとうございました!

どうぞ良いお歳をお迎え下さい。