写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1334列車 「 赤い電車たちを狙う 2020・春 名鉄常滑線紀行その2 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

菌を扱うお仕事をしておりまして、衛生管理的な

側面も踏まえ一般的な方々よりは多少こうした

方面に詳しい心算でございます。

 

もちろん、専門家には足元にも及びませんし

菌よりも金の方が好きなのでございますが。

 

例のウィルス禍によって世間の皆様の衛生意識が

急激に上昇しております。

 

予防という観点から身辺を清潔に保つのはとても

大切なことでございましょう。

 

ですが、何事にも限度と申しますものがありまして

片っ端から滅菌、となりますと体の表面に居る

常在菌も消されてしまい、結果として病原菌から

身体を守る一次防衛線が脆くなってしまいます。

 

お店に入る時と出る時、必ず念入りに手指を

アルコール殺菌する方を良く見かけますが

やり過ぎ注意ですよ~、と思わずには居られません。

 

 

さて、今回の更新はばい菌に関しての痛いお話…

では無く、名鉄線の撮影にまつわる第2回目の

ご報告となっております。

 

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2020-04-26 6500系6406f

仮面の様なマスクを窓回りに備えます前面が

特徴の6500系がやって来ました。

 

この6500系、1970年代から90年代までの

長期に渡ってマイナーチェンジを繰り返しながら

製造されました主力の6000系ファミリーに属します。

 

初期に製造された車両は貫通扉を持つお顔で

非貫通となったこちらは後期製造の形と

なっているそうでございます。

 

 

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2020-04-26 6500系6424f

続きまして、同じく6500系となります編成が

やって来ました。

 

6000系の中でも後期に位置する6500系ですが

コチラの編成では前面窓が広く設けられ前照灯

位置も異なるなど、同じ形式の車両とは思えない

差異を有しているのが興味深くあります。

 

尤も、ワタクシこの赤い電車を撮影していて

唐突に思い出した事がございました。

 

 

まだワタクシが小学校へ就学する以前、

5歳児くらいの頃でしょうか。

 

当時、母親の友人が名古屋近郊に住んでいて

母に連れられてこちらへ来た事が

あったのでございます。

 

当時の記憶はほとんど抜けていて、新幹線に

乗った事や母親の友人宅などは全く記憶に

無いのですが、地下の名鉄線乗り場から乗った

赤い電車と、担ぎ込まれた病院の光景が不意に

記憶の浅い部分へ浮上して参りました。

 

どうやらお子様だったワタクシ、汚いお手てで

性器を弄っていた際にばい菌が侵入したらしく

名古屋に着き、名鉄線に乗っているタイミングで

局部の猛烈な痛みを訴えて途中下車する事に。

 

その駅から病院へ搬送された

そうなのでございます。

 

赤い電車を見て唐突に幻痛の様な者を感じ

その後、幼き日の痛みと赤い電車の光景が

フラッシュバックして参りました。

 

あぁ、これがPTSDなのでしょうか。

 

そう申しますとこれまで幾度も名鉄線を

訪問する機会があったにも関わらず、この日まで

撮影してこなかったのは深層心理に忌避感が

働いていたからなのでしょうか…

 

もちろん、名鉄線には何の罪も無く、ワタクシが

小汚い手でち〇ちん弄りを楽しんだ結果なのですが。

 

過度な衛生意識は不要だと思いますが

適度に衛生的である事は大切ですよねー、と

赤い電車を撮影しながら自戒するのでした。

 

 

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2020-04-26 1800系1804f

続きましての普電は、特急車1000系に属する

増結用1800系の2連が充当されておりました。

 

区間運用で2連とは申しましても

ちょっぴり贅沢な普電の様に思えます。

 

 

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2020-04-26 1000系1114f

今回の〆。

 

最後になりますが、こちらは後部に

名鉄を代表するパノラマ車両を連結した

特急でございます。

 

出来ればパノラマsuperな車両の方を

撮影したかったのですが、それはまた

次の機会に持ち越しとなりました。

 

 

思わぬ過去の記憶を掘り起こす機会となりました

赤い電車の撮影。

 

忌避感も払拭し、これで晴れて堂々と?

名鉄線を撮影できると自負しております。

 

次の機会がありましたら、今度はガッツリと

撮影に取り組んでみたい所でございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!