この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
昨日の日曜は家族のバースデーと重なりまして
バッチリ非鉄な一日を過ごす事となりました。
あー、アレ撮りたいなぁとかソコに行きたいなぁと
皆様の鉄活をSNSで眺めつつ悶々としております。
で、一通り家族サービスという名のミッションが
終わりまして、ようやく自由な時間が
得られましたのは午後10時。
そこからシャワーを軽く浴びてカメラを抱え
夜の街ならぬ夜の駅へと繰り出したのでございます。
さて、今回の更新は昨夜、向日町を出発致しました
亀岡へ向かいます定尺チキの工臨を京都駅にて
撮影しておりますご報告となります。
実はこの列車を狙おうと最初に向かいましたのは
京都駅では無く、拙ブログの闇鉄記事では毎度
お馴染みとなります向日町駅でございました。
所が、現着してカメラをバッグから取り出そうと
しておりますと目の前を列車が通過していき
無惨にも見る鉄で終わってしまったのでございます。
どうやら時刻を見間違えてしまっていた様で
撮影出来ずに失意のまま駅を出札致しました。
車を停めたコインパーキングへと歩きながら
待てよ、今京都駅へ向かえば機回しをしている
列車の撮影が出来るのではないか、と思い至りまして
回れ右で京都駅へと向かう事にしたのでございます。
DD51 1191に牽引されて出発を待ちます
亀岡工臨でございます。
こちらは今回の撮影のクライマックス。
京都駅の0番ホーム山陰本線寄りの位置にて
出発を待つ工臨の姿を捉えました。
このホームは北陸方面へ向かう特急や朝晩に
草津線へ直通します列車が発着するのですが
瑞風や工臨が機回しをする際の
停車ホームでもあるのでございます。
京都駅へワタクシが到着した時には既に釜が
チキから離れ、機回しの真っ最中でございました。
尾灯を片側一灯だけ点灯させます入換え灯で
機回しを行い京都から方向を転換する必要が
ございます亀岡工臨。
無事に撮影に間に合い安堵しながら、まずは
機回し中のDD51を撮影致しました。
0番ホームの最も東京寄りに停車したチキへDD51が
連結されまして、係員が丁寧に状態を確認し
安全を確保致します。
釜のヘッドライトはこの時点でチキ側が点灯しており
正面には尾灯一つ、つまり入換え灯のみが点きます。
確認作業を終えた係員が合図を出し、機関士が
正面のヘッドライトを点灯させます。
この時点でもまだ入換え状態ですので、尾灯は
一つが点灯したままでございました。
やがて釜のエンジン音が回転数を上げ、高らかに
ディーゼルが構内へ響きます。
駅員の見守る中、ゆっくりと列車は出発位置へ
向けて移動を開始致しました。
動き始めました列車を低速SSでズーム流しを
試みております。
ハイビームが眩しいですがここまで画角を
広角に致しますと釜番も読めますね。
数十メートル進んだ所で列車は停止し、出発信号が
灯るのを静かに待ちます。
先ほどの撮影位置から列車を追い掛けて移動し
先ずはお尻から狙いました。
そして前へ移動致します。
今回の〆。
表題とほぼ同じカットでございます。
今回は元々流し撮りをする予定でしたので
三脚は持参しておりませんでした。
ですのでISO感度を上げて手持ち撮影を
試みております。
画質がザラザラなのはそうした理由でして
ご容赦いただければ幸いでございます。
初手の失敗を何とかリカバリー出来ました今回の
亀岡工臨、手持ち闇鉄故の粗さはさておき
撮影には満足のいく結果となりました。
この列車、返空は夜明け前となりますので
今の季節では撮影が難しく、
往路を狙いたかったのでございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!